2006年07月29日

フルーツバスケット 海外アニメサイト批評

元ネタ Anime on DVD  01/31/2003

一般の日本人では知らない人が多いと思いますが、海外のアニメ・マンガファンでフルーツバスケットを知らない人はほとんどいないと思います。マンガは現在、翻訳され新刊が発売されるたびに売上げランキングに顔をだす常連ですし、アニメは既に吹き替え版が販売されてから数年経っています。アニメは原作マンガとスタッフに恵まれてその出来のよさは、今でも海外アニメファンの間で愛され続けているほどです。僕もあまりの海外の評判の良さに後押しされてDVDを買ってみました。そして見事にやられました、良い意味で。特に8話の医者のはとりの過去話で号泣です、男泣きに泣きました。DVD特典の大地監督のインタビューで監督が8話が好きだと言ってるのを見たときは、1人嬉しくて何度もうなずいてしまいました。そんな思い入れのあるこのアニメ、海外の反応が知りたくて8話の入っているDVDの批評を探し、翻訳してみました。しかし、原文が長いので一部の抜粋です。しかもいつも以上に下手な翻訳になりました。申し訳ないです。

Fruits Basket Vol. #2: What Becomes of Snow? (of 4)
フルーツバスケット:雪が溶けると何になる? DVD第2巻(全4巻)


-- 採点 --
Content(内容): A Audio(音声・音楽・音響): B+ Video(映像): A
Packaging(外装): B Menus(操作メニュー): B+ Extras(おまけ特典): A

-- 批評 --
非常に内容の充実した1巻の後に引き続いて、ここまでのシリーズ屈指のエピソードを配し、これまで同様に充実した内容を維持している。
内容:(記事の一部にはネタばれが含まれるかもしれませんので気をつけて下さい。)
このDVDが届くや否や、出来る限りの速さで包装を剥がし、DVDプレーヤーにセットした。このアニメの最初の6話(北米版DVD1巻)で恋に落ちた私たちは、2巻がどんな仕上がりで、前作の勢いを維持しているのかどうかを観たくて仕方がなかったのだ。これで現在ちょうどシリーズの中間地点になる。私がたった一つ望む事は良い結末を迎えられる事、何故なら、この最初の半分は私たちを十分に満足させてくれたのだから。
2巻の6つのエピソードには、草摩家の背景事情の多さと同じくらい多種多様な物語がある。草摩家を構成する何人かの新しい登場人物の披露もされ、より愉快な十二支の変身が加わった。でも、彼らをいたる所で十二支の姿にパパッと変えたりせず、度を越さない程度の演出により上手く取り扱っている。私の最大の不安は、このアニメがらんま1/2(注:男が女に、人がパンダになったりする)になってしまうモゴモゴ?
(中略)
大地(注:アニメ監督)がインタビューで話したことの1つが、彼の大好きなエピソードのことで、その1つがこのDVDに入っている。その第8話(これは相馬家のある種悲観的な側面を題材にしている)は、本当に優れたエピソードで私は観ると胸がいっぱいになってしまう。草摩家の医者のはとりと、まるっきり女の子に見える少年紅葉らの二人の新しい人々によって、登場人物は増えていく。彼らは共に十二支のメンバーだが、そのことは物語の1つの方向を示すこと以外には、この時点ではたいして関与していない。
草摩家(特に感情の起伏が激しいのと同様に頻繁に起こる病の症状に制約を受けるアキト)の面倒をみているのは主にはとりだ。
はとりもまた特別な能力を持った草摩家のメンバーで、その能力は人の記憶を消すことだ。はとりは、透に悲しみを引き起こすだけなので彼女を草摩の家から離れるよう説得するつもりで、透に訪ねてくるよう誘った。しかし、その透は、彼がそうではなく単に記憶を消し去るのではと、より心配していた。それで透は、できるだけ彼女の傍にいて援護してくれるよう紅葉に確認する。だが彼女とはとりの会談は、全く彼女の予想外のものになった。

草摩一族は予想していたよりもはるかに大きいらしく、草摩家の者の全てが変身能力のことを知っているわけではないことも明らかになった。彼の執務室で今、透と一緒にいるはとりは、彼の過去の話をして何故彼女が出て行くべきなのか説明した。彼の過去そして過ぎ去った愛は、とても悲劇的な部分でたぶんこのシリーズの未来に大きな暗い影を落とすものだ。登場人物達にあれほどの感情を引き出させる、物語の展開の仕方は私を驚かせた。このエピソードのほとんど全ての間、私はただ座って物語に夢中になっていた。
(中略)
ここにきて登場人物が予想以上に増えたとはいえ、主な焦点は主要人物に強く当たり続ける。脇役たちは、主要人物たちに対する支援や励ましを与えるという点で非常にうまく使われているし、 また、彼らに見えるものに関して、主要人物では見えない「外部からの視点」を、自身でしまいこむのではなく、 遠慮なく伝えている点でも非常にうまく使われている。
このアニメは、ただそれに耳を傾けながらこの批評を書いている間でさえ、宝物であり続ける。その会話の部分が感情を強く呼び起こすので、時々何を見ているのかも忘れ、ただその全てに熱中してしまう。 

このアニメは言葉で表現するのは本当に難しく、私の心の底にある何かと共鳴し訴えかけてくる。飾りの無い音楽、キャラクターの外見、そして彼らの全ての感情が、私を物語へ引き込んでいく大きな役割を果たしている。私はますますフルーツバスケットに心を奪われて、さらにこのシリーズの中へ踏み込んで行く。

AMAZON 購入した人の感想が読めます
フルーツバスケット 3(DVD)世界中(?)で涙を誘う8話が入っています。
フルーツバスケット 3.jpg
漫画 フルーツバスケット (1)男性からの感想もありますね。ほっとしました。
英訳漫画 Fruits Basket Vol. 1#1 most requested Manga in the U.S.! Inspired the Hit Anime
posted by のぶ at 06:17 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | ANIME(アニメ)

2006年07月28日

英訳漫画 ラブロマ(1) 海外書評

元ネタ Animeboredom イギリスのアニメ・マンガサイトの書評

ラブロマという漫画を知ってますか?
一部では有名らしいのですが、僕は知りませんでした。たまたま海外のANIME・MANGAサイトを見ている時に、少し古いキャラクターデザインなのに何故かとても新鮮に感じるラブロマ1巻の表紙が目に留まりました。そこで、その記事を読んでみると今の漫画の主流から外れているが新しい発見だ。というような論調だったので、試しに1巻を買ってみました。そしたらこれが自分的には大当たり。直ぐに全五巻とその時出ていた英訳版3巻までを集めました。これ本当に良いです、まあ僕の感想は置いとくとしてまずはイギリス人の方(たぶん)の書評を読んでみてください。

Manga Reviews  Love Roma Vol. 1  19th Feb 06
漫画批評 ラブロマ 1巻


ああっ、愛。多くの側面を持った性質、様々な装いの下で進行し、女神を提供している大勢の見当違いの詩人が周囲に満ちる。そして--もし映画ならおおむね信用されるが--大勢の殺人マシーンが彼らをひざまずかせ世界を征服するほどの力。

しかしながら、私達のその他の部分で、それが吐きたくなる様な感覚と考え違い、理解できない反応の連続になると私達は知っている。

また、愛が多くのマンガの脚本の根幹になることも私達は知っていいる。それ無しでは、無数の恋愛物語はずっと進まずにいることだろう。

それ故、トヨダ・ミノルはペンとインクを取り、ハイスクールロマンスという難かしい課題に取り組んでいき、新たな叙情詩を書き上げる事に決めた。

おい待て、ちょっと待ってくれ。バミューダでの休日をキャンセルするんだ。<ラブロマ>は普通の恋愛よりも際立たせている、ちょっとだけ特別な何かを持っている。

たなびく緑色の髪、2ページにまたがり繊細な少女達が気が遠くなるほど咲き乱れる花、傷のある少年などといったマンガの大きな主流から離れて、この小さな世界に入り込むと、そこには、飾りの無い、誠実で素朴な何かがあります。

私にとってその絵柄は、作者が主題を取り扱う手法を雄弁に語っている気がします。力強く安定した線、注意深く形作られ顔は複雑さを必要とせずに感情を伝えます。
主役の星野は彼の恋愛対象に「君は理解しやすい」と言う。それこそがこの第1巻全体の精神(テーマ)だ。もし、あなたがこれまでにダン・クローズに遭遇しているなら、これは日本のダン・クローズになるだろう。

とにかく、あなたは多分ストーリーについてもう少し知りたいのでしょう。

舞台は普通の日本の高校、ストーリーは星野が根岸をデートに誘う所から始まる。前触れも無く率直に。彼女は彼の名前すらまだ知らない。

これは、即座に私にとって窓から漂ってくる新鮮な空気になった。気まずい沈黙が少なくとも6巻まで続くような優柔不断さや、その他とは彼らは無縁だ。それどころか、その少年は勇気を振り絞りまっすぐに彼女にとどめを刺しに行き、NOとは言わさせない。最初に断られたのにも関わらず、 根岸は星野と付き合うことを認め、彼のしつこさは最終的には報われる。

物語は若いカップルがお互いの関係をどうやって築き上げていくのかという話で作りあげられています。しかし、物語を上手く前へ進ませる力は、星野の正直さです。
誰かに正直になるというのは難しい事です。時には自分自身にさえも。しかし、ミノル(作者)はそれをココで完璧に描いています。星野自信の正直さだけでなく、彼のずうずうしい性格に対しての他の登場人物達の反応も。

結局は、このマンガシリーズはあなたの世界を輝かせる物ではありません。それは20冊以上続く事はありませんが、その一方で私はそんなに続いて欲しくない。この作品をダメにしてしまうだろうから。作者自信もコメントしている、一冊でも単行本にするのに十分な題材あるのかどうか定かではなかったと。

それで、私が誰かにこのマンガを薦められるかって?難しい質問だ。これはだんだんと好きになるタイプで、フルーツバスケットのファンでさえ両手を広げて歓迎してくれる事はなさそうだと私は感じている。(だけど、もし万に一つの偶然でスコット・プリグラムのファンがこの記事をよんでいたら、私は直ぐに買いに行けとためらい無く言うだろう。)

それは、高い緊張感でもサスペンスでも陰謀、大爆発、正義でもない。それは圧倒的な人間性。そして、私は正にこれが他と同様に、ある世界に飛び込むのに重要な要素だと思います。

AMAZON 購入した人の感想が読めます
ラブロマ (1)ほぼ全員が5つ星評価。オススメです。
ラブロマ 1.jpgLOVE ROMA 01.jpg
英訳漫画 LOVE ROME 1 英語版の1巻です。出版してくれたDel Rey社に感謝。こうゆう素朴な絵柄で優しく暖かい漫画が世界に広まって欲しいものです。
posted by のぶ at 03:48 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | MANGA(漫画)
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