2006年07月25日

ラルク・アン・シエル Live In USA #2

元ネタ Anime on DVD ライブレポート

前回からの続きです。

By Lauren Goodnight and Karyn Waller(共に女性で以下、LGとKW

LG: "Ready Steady Go"への反応は予想通り正気の沙汰ではなかった。観衆が鋼の錬金術師の上映で火を付けられた後に、私はこうなるだろうと期待してたの、ズバリだったわね。ステージ脇の巨大スクリーンはこの曲の時だけ使われていて、鋼の錬金術師から様々なアクションシーンが映されてたわ。誰もそのスクリーンに注意を向ける人がいなかった事は言うまでもないわね。

KW: 今、私達のライブリポートは、アンコールの作法についてもう一度説明を試みる所まで到達したわ。バンドが演奏を終えた時、場内照明は点いていなかった・・・・・・行っちゃだめよ。彼らは帰ってくるから。場内照明が点いたら、その時は出て行ってもいい。その前は駄目なの。もちろん、これは聞き入れられなかったことになるわね、私が見たところでは大体25%の人が場内を去ったみたいだから。(管理人注:DVDを見た限りではほとんどの観客が残っている。25%はありえない。)私はその人達に別の予定があったとしても、出て行って欲しくなかったわ。多分、素晴らしいコンサートでは、誰も帰ったりしないというのが私の意識の中にこびり付いていたのね。
・・・・・・わからないものだわ。

LG: 違うわ、ほとんどのレコーディングスター達でも、とてもよくある事なのよ。場内照明が点かなければ、あなたは席を立たない。その反面、私がコンサートの前後に聞いて回ったところ、たくさんの参加者が初めてのコンサートだったの。あなたの様に詳しくないのよ。

KW: 良いのよ何も言ってくれなくて。15分が過ぎた頃、バンドが姿を見せた。えーと、ハイドがいない、テツとユキヒロが来た。そしてケンが来たのイルカのお面を被って、笛を持ってる。

ケン:僕が誰か知ってる?
観衆:ケン!!!
ケン:NO! 僕が誰か知ってる?
観衆:”まばたき” ケン?
ケン:No! 僕はイルカ!!!
観衆:O_O (←目が皿)
ケン:僕はボルチモア水族館から来たんだ!
観衆:”大爆笑”

LG: 何が起こっているのか、皆んなが理解するのにしばらくかかったわ、でも理解してみるとそれは恒例の遊びだった。ケンは観衆を遊びに参加させ続けようとして、僕はイルカでケンじゃないよと説明する前に、黙ったり笛をかき鳴らしておどけた態度を見せていた。そのケンの努力はあまり効果がなかったけれど、観衆の注意を引付けていて、その間にアンコールの準備が整いつつあった。アンコールは過去のアルバムの曲が多く含まれていたわ。

KW: アンコールの最初は"Honey"、私のお気に入りなの。おそらくこれまでの彼らの曲で最も”ポップ”な曲よね。ハイドは大きなスピーカーの上によじ登って私たちに歌いかけたの、何故か分らないけどね。実のところ、彼はライブの間中それをかなりやってくれてたのよね。ラルクは私が見てきた中でも、観衆を巻き込んでいける非常に数少ないバンドの1つね。これは素晴らしいことよ。
"Blurry Eyes"がその次の曲ね。そのイントロは歓声で迎えられたわ。 ほぼ間違いなく、アニメファンが知ってる彼らの曲では最も人気のある曲(とにかく"Ready Steady Go" が出るまではね。)で、この場所は熱狂と化したわ。みんなが曲に合わせて歌って、踊っていたわ、そして突然、曲が止まったの。

テツ:俺のバナナが欲しいかー?!
観衆:”まばたき”静寂
テツ:”バナナを取り出して振ってみせる”
観衆: ギャー!!!!! ”手を突き出す”
テツ:”群集にバナナを放り投げる”
最前列で争奪戦が起こる、残りの人達は大爆笑。

LG: もちろん、私達もテツのバナナが欲しかったわよ!コンサートのこの時点で、彼はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのバナナTシャツを着ていた。アンディ・ウォーホールとヴェルヴェット・アンダーグラウンドは、今日本で人気復活中なの、そう、まさに彼らがココでスタートした自身の"15分の名声"のように、彼らの非常な滑稽さはアメリカへその全てを持って帰ってきたと私は感じた。それと、対のバナナの性的なほのめかしもね。

KW: それからバンドは気ままに振舞っていて、私達はみんな笑っていた、そして最後に、私はケンかハイドのどちらかが「俺達の歌の続きが聴きたいか?」と言っているんじゃないかなと思ったので、叫び声をあげた。そうすると彼らは続きを演奏してくれたの。私は死にかけてた。私がたくさんのコンサート旅行で見てきた中で、これは1番素敵な観衆を掴むやり方だったわ。
何故彼らが、"Blurry Eyes"を中断するのかという裏話はこうよ、このバンドがHeavenlyコンサートの録画をしていた時、"Blurry Eyes"の曲の間に、ケンはステージを演奏しながら歩いて渡っていた、そして彼はつまづいた。激しく。それ以来、このバンドはいつも、この曲を止めて上記のバナナパフォーマンスのような馬鹿げたことをするようになったの。(ありがとうサム、この件をハッキリさせてくれて)
この後、ハイドはもう一度私たちに、最後に何が起こるのか話してくれた。

ハイド:俺は今夜、素晴らしい時間を過ごしてるよ!俺達はお前らを愛してる。ありがとうアメリカ。ありがとうボルチモア。愛してるぜ!!!次の曲は・・・・・・最後の曲・・・・・・"Pieces."

KW: そして"Pieces" が始まったの、私はまた泣き始めちゃった。この曲の間ずっと観客は携帯やライトスティックを取り出して、光を点けてから会場全体で曲に合わせて左右に揺らしていたの。それは・・・・・・信じられない光景だった。ずっと多くの人がそうしていたのよ、私はそうならないと思ってたのに。
ラルク・アン・シエルは驚くべき公演をしました。彼らひとりひとりの出番でも。ハイドの美しい声から、ユキヒロの強く叩きつけるドラム、ケンの狂気のようなギタープレイ、テツの見事なファンキーベースの旋律まで、バンドは素晴らしく仕上がっていた。オタコンとトーフレコードは、悪夢の様な設備運営をさばききるという極上の仕事をした。どうかこのバンドをサポートして彼らの商品をトーフから買って下さい、お願いします!
今ここで望む事はこのライブが、ここUSAでの数多くの最初のライブになるってこと。乾杯!

LG: 私は自分の光り輝くスティック・コレクションに手を突っ込んでこなかった事に、叫んで自分自身を呪った。カーリンの言ったように、私達の多くが携帯を持っていて、直ぐにそれ取り出して振り回した。群集はひとつの大きな生命の様にバンドの前で愛を込めてを動いていた。崇拝する音楽に愛を込めて。
コンサートが終わった時、皆は列をなして離れていきました、コスプレイヤー、ロリータ、ゴシック、小さくて残念そうにしている日本人の少女達、大きくて怖いファンボーイ達、そして普通の人々、それら全てが一体になりそのバンド、その音楽、そしてその体験について語り合うのを見るのは素晴らしかった。確かに私達の多くはほとんど圧倒されていた・・・とても。でもそれは、このライブの精神とラルクの精神が、感情を揺り動かし、ポストモダン日本ロックの情熱を私達に見せることで、私達全てを虜にしたからだと思うの。

この夢の実現に尽力されたオタコンにお礼申し上げます。特に、カーリンと私はバンドと観衆を両方とも見渡せるプレスエリアでの取材を許していただいた事を、トーフレコードとソニーに感謝します。彼らの招待客同様に私達出席者を扱ってくれたトーフは本当に眩しく輝いていました。ありがとう。

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posted by のぶ at 02:26 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | Music(ミュージック)
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