2006年07月28日

英訳漫画 ラブロマ(1) 海外書評

元ネタ Animeboredom イギリスのアニメ・マンガサイトの書評

ラブロマという漫画を知ってますか?
一部では有名らしいのですが、僕は知りませんでした。たまたま海外のANIME・MANGAサイトを見ている時に、少し古いキャラクターデザインなのに何故かとても新鮮に感じるラブロマ1巻の表紙が目に留まりました。そこで、その記事を読んでみると今の漫画の主流から外れているが新しい発見だ。というような論調だったので、試しに1巻を買ってみました。そしたらこれが自分的には大当たり。直ぐに全五巻とその時出ていた英訳版3巻までを集めました。これ本当に良いです、まあ僕の感想は置いとくとしてまずはイギリス人の方(たぶん)の書評を読んでみてください。

Manga Reviews  Love Roma Vol. 1  19th Feb 06
漫画批評 ラブロマ 1巻


ああっ、愛。多くの側面を持った性質、様々な装いの下で進行し、女神を提供している大勢の見当違いの詩人が周囲に満ちる。そして--もし映画ならおおむね信用されるが--大勢の殺人マシーンが彼らをひざまずかせ世界を征服するほどの力。

しかしながら、私達のその他の部分で、それが吐きたくなる様な感覚と考え違い、理解できない反応の連続になると私達は知っている。

また、愛が多くのマンガの脚本の根幹になることも私達は知っていいる。それ無しでは、無数の恋愛物語はずっと進まずにいることだろう。

それ故、トヨダ・ミノルはペンとインクを取り、ハイスクールロマンスという難かしい課題に取り組んでいき、新たな叙情詩を書き上げる事に決めた。

おい待て、ちょっと待ってくれ。バミューダでの休日をキャンセルするんだ。<ラブロマ>は普通の恋愛よりも際立たせている、ちょっとだけ特別な何かを持っている。

たなびく緑色の髪、2ページにまたがり繊細な少女達が気が遠くなるほど咲き乱れる花、傷のある少年などといったマンガの大きな主流から離れて、この小さな世界に入り込むと、そこには、飾りの無い、誠実で素朴な何かがあります。

私にとってその絵柄は、作者が主題を取り扱う手法を雄弁に語っている気がします。力強く安定した線、注意深く形作られ顔は複雑さを必要とせずに感情を伝えます。
主役の星野は彼の恋愛対象に「君は理解しやすい」と言う。それこそがこの第1巻全体の精神(テーマ)だ。もし、あなたがこれまでにダン・クローズに遭遇しているなら、これは日本のダン・クローズになるだろう。

とにかく、あなたは多分ストーリーについてもう少し知りたいのでしょう。

舞台は普通の日本の高校、ストーリーは星野が根岸をデートに誘う所から始まる。前触れも無く率直に。彼女は彼の名前すらまだ知らない。

これは、即座に私にとって窓から漂ってくる新鮮な空気になった。気まずい沈黙が少なくとも6巻まで続くような優柔不断さや、その他とは彼らは無縁だ。それどころか、その少年は勇気を振り絞りまっすぐに彼女にとどめを刺しに行き、NOとは言わさせない。最初に断られたのにも関わらず、 根岸は星野と付き合うことを認め、彼のしつこさは最終的には報われる。

物語は若いカップルがお互いの関係をどうやって築き上げていくのかという話で作りあげられています。しかし、物語を上手く前へ進ませる力は、星野の正直さです。
誰かに正直になるというのは難しい事です。時には自分自身にさえも。しかし、ミノル(作者)はそれをココで完璧に描いています。星野自信の正直さだけでなく、彼のずうずうしい性格に対しての他の登場人物達の反応も。

結局は、このマンガシリーズはあなたの世界を輝かせる物ではありません。それは20冊以上続く事はありませんが、その一方で私はそんなに続いて欲しくない。この作品をダメにしてしまうだろうから。作者自信もコメントしている、一冊でも単行本にするのに十分な題材あるのかどうか定かではなかったと。

それで、私が誰かにこのマンガを薦められるかって?難しい質問だ。これはだんだんと好きになるタイプで、フルーツバスケットのファンでさえ両手を広げて歓迎してくれる事はなさそうだと私は感じている。(だけど、もし万に一つの偶然でスコット・プリグラムのファンがこの記事をよんでいたら、私は直ぐに買いに行けとためらい無く言うだろう。)

それは、高い緊張感でもサスペンスでも陰謀、大爆発、正義でもない。それは圧倒的な人間性。そして、私は正にこれが他と同様に、ある世界に飛び込むのに重要な要素だと思います。

AMAZON 購入した人の感想が読めます
ラブロマ (1)ほぼ全員が5つ星評価。オススメです。
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英訳漫画 LOVE ROME 1 英語版の1巻です。出版してくれたDel Rey社に感謝。こうゆう素朴な絵柄で優しく暖かい漫画が世界に広まって欲しいものです。
posted by のぶ at 03:48 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | MANGA(漫画)
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