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2006年12月28日

'06セルティック観戦記#18 ダンディーU戦

「 シビレタ 」


naka-scores2.jpg


SPL第21節、ホームでのダンディーユナイテッド戦。
3日前の試合に勝ちはしたが終了間際にPKを外したり、キャプテンのレノンが退場したりと後味の悪さだけが目立っただけに今年最後のホームゲームを大勝で飾りスッキリサッパリしたいところ。対するダンディーUは前回アウェーでの対戦で俊輔がハットトリックを決めたチーム。久しぶりに俊輔の得点かアシストが観たいと試合前は期待していた。


naka2.jpg
Scottish Premierleague
Tuesday, December 26, 2006
Celtic Park, Glasgow

CELTIC… 2
(O’Dea 78, Nakamura 80)
DUNDEE UNITED… 2
(Robertson 17, Samuel 58)

試合結果は2−2、ホームでまさかのドロー。
前半15分までは完璧なセルティックペースだったのに、テルファーの精度の低い前線へのパスでヤロシクがDFと交錯して負傷。その治療中1人少ないセルはサイドからのアーリークロスをテルファーが何もできずに目の前でヘディングシュートされて失点。これでリズムが狂ったセルは何度かチャンスを作るが得点できず、逆に後半に追加点を奪われ2点差にされる。リーグ戦ホーム無敗記録が途切れてしまうのかとホームスタジアムが静まりかえる中、俊輔が強引なドリブルを仕掛けファールで倒される。このFKをゴール前のオデイにピンポイントで合わせてアシストを決めると、その2分後には華麗なループシュートで同点ゴール。これで完全にセルが試合を支配していたけど、ライオダンの決定的なシュートがポストに弾かれるなどの不運もあって逆転には至らなかった。しかし前節とは逆に勝てはしなかったけど観た者に感動を与えてくれる様な試合だった。

では試合で感じた事をつらつらと・・・
もうこの試合は俊輔に尽きるでしょ。
現地ファンからは残り20分になった後のNAKAは凄かったなんて感想もあったけど、俺に言わせれば序盤から凄かったよ。何度も左サイドのエイダンにピンポイントのロングパスを決めてチャンスを演出してた。そのチャンスをことごとくエイダンが潰してたけど。いつも通りにチームの舵取り役をこなし、セルティックに攻撃リズムを作り上手くバランスを保っていた。しかし、セルは前線での最後の詰めが甘く得点できいなし、頼りないDFのお陰で失点を繰り返し2点ビハインド。残り20分、敗戦必至のこの状況でついに俊輔は監督の許しを得て「チームバランス」という心の鎖を解き放つ
その後の俊輔は本能が命ずるままに行きたい場所に行き、やりたいプレーを怪我の事なんか考えずにがむしゃらにプレーしてる様だった。観てて本当にワクワクしたし、ループシュートがGKの必死に伸ばす手を越えてゴールに吸い込まれて行った時は息も出来かったよ。まさに神掛かってた。

posted by はる at 12:44 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | セルティック

2006年12月24日

'06セルティック観戦記#17 フォルカーク戦

「ヤロシク落ち着けばポストも出来るじゃん。」


naka-falkirk2.jpg


SPL第20節、ホームでのフォルカーク戦。
前節の宿敵レンジャーズとの決戦では終了間際に追いつかれドロー。
勝ち点差を考えればアウェーでドローは御の字だが、心理的には後味の悪い試合だった。セルとしてはCLを含めると4試合ぶりのホームとなるこの試合でサポータから熱い声援を貰ってスッキリ勝ちたいところ。対するフォルカークはリーグ得点王のストークスを擁し明らかに2部リーグから昇格してきた昨年よりチーム力が上がっている。弱すぎず強すぎずで今のセルには格好の敵で面白い試合を期待していた。


gravesen.jpg
Scottish Premierleague
Saturday, December 23, 2006
Celtic Park, Glasgow

CELTIC…1
(Gravesen 24)
FALKIRK…0

試合結果は前半のグラベセンらしい豪快なゴールが決勝点になり1−0でセルの勝利。
何故か観客が少なくて全体的には盛り上がりに欠ける試合だったが、セルティックにとっては色んな意味のある内容だった。まあ、まずは何といってもレノンがPK貰ったのによく解らない理由で退場。更にミラーがそのPKを外しちゃってまたまた後味の悪い試合になってしまったことだね。俊輔を中心に中盤と前線は支配できていただけにPKを含めいくつかの決定機を確実に決めて大勝したかった。勝ったけど本当に残念な試合。

では試合で感じた事をつらつらと・・・
プレーに関しては何といってもヤロシクのポストプレー
今まで散々彼のポストプレーを批判してきたけどこの試合のヤロシクは何度も効果的なポストプレーを成功させていた。前節のレンジャーズ戦でもその兆候はあったよね。何が変わったかというと単純な理由だけど前線でパスを受ける時に落ち着いていたのが大きいと思う。酷い時のヤロシクは簡単なパスなのに焦ってトラップをミスしたり、せっかくの大きな体の使い方が下手でブロックが出来ずにボールを奪われたり、何よりトラップ時に体を反転させて強引に抜きに行こうとして失敗する事が多々あった。でもこの試合のヤロシクはまず確実にトラップしてプレスをかけてくるDFをブロックしながらボールをキープしてフォローに来た味方にパスを出していた。ポストプレーヤーとして期待されて前線に起用された選手にとっては当たり前のプレーなんだけど、今までことごとく失敗してきただけにやっとやってくれたよ感が大きかったし、実際チームの攻撃にかなり貢献していた。まあ決定的なシュートを吹かしたりしてたので諸手を上げて賛成という訳じゃないけど、あれぐらいのパフォーマンスをしてくれるなら前線に置いてもOKだと思う。守備にもよく走ってたしね。

エイダン・マクギィディーだけど前節のレンジャーズ戦では前半は周りが見えててチームにフィットしてたのに後半にネイラーが削られた頃からオカシクなり必要のないタックルでイエローを貰った後は完全にドリブル小僧に戻っちゃった。だから心配してたんだけど、この試合はチームプレーをやってたね。なのに、77分にライオダンと交代。確かに目立った活躍をしてなかったけどこの交代は不味い。好き勝手にセルフィッシュなドリブルをしてボールを奪われチームを危機にさらしていた前回は交代されずに、地味だけどチームプレーをしていたこの試合に交代させられたらエイダンがどう感じるか・・・。この辺のストラカン采配が俺には納得できない。マロニーとエイダンの使い方とかもね。

猛獣グラベセンは連続ゴールでご満悦だったね。ポジショニングの問題とかあるけど、俺は今のセルには彼が必要だと思う。中盤や前線での潰しやプレス、そして強くて明るいあの性格がチームに必要。俊輔たちとの中盤のバランスは試合をこなしながら築き上げていけば良い。何故か現地サポの評価が低いのが気になるけど。

またまたウィルソンの怪我で先発出場を果たしたテルファー。でもかなり良かった。サッカーの技術ではあきらかにウィルソンが上だけど、セルティックの戦術や俊輔にフィットするのはテルファー。まあこれまで何十試合と俊輔と一緒にやってきたもんね。

途中出場のライオダンはヤバイね。彼は昨シーズンまでのヒブスでの3シーズン、いつも得点王争いの上位にいた選手。なのにその片鱗を見せれなかった。あの実績から言えばもうちょっと何か持ってる選手だと思ったのに全然だったよ。後2、3回試して駄目だともうチャンスはないかな。ひっそりと俺の好きなFWのBT(ビーティー)が控えに復帰してたしね。

あとはミラーが・・・・・・。
彼はシュートまでの持って行き方は素晴らしいんだけどそのシュートがね。挙句にはPKまで外しちゃうし・・・。先発したズラに比べたら明らかにミラーの方が能力は上なのにゴールという結果は真逆。でもチームには前線で1人で勝負できるミラーが必要だし、実際に6アシストと俊輔と並んでチームのアシスト王という働きもしてる。ホント彼に欠けてるのはゴールという結果だけ。でもそれこそがFWの彼には致命的なんだよなあ。俺は彼のプレースタイルが好きだから何とか頑張って欲しい。
posted by はる at 16:10 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | セルティック

2006年12月12日

'06セルティック観戦記#16 ダンファムリン戦ハイライト動画+

「レノンをめようと思ったのに・・・」


lennon2.jpg

SPL第18節、アウェーでのダンファムリン戦。
ミッドウィークにCL6節コペンハーゲン戦を1−3と惨敗し、疲労と失望が残ったままの首位セルティック。対するダンファムリンはリーグ最下位というアンダードッグ。セルにとっては格好のかませ犬になるはず。大勝して勢いを取り戻したいところ。

まずは、YOUTUBEのハイライト動画。

Scottish Premierleague
Sunday, December 10, 2006
East End Park, Dunfermline

DUNFERMLINE…1
(Simmons 90)
CELTIC…2
(McGeady 49, Zurawski 68)

エイダンの先制ゴールとズラの2試合連続ゴールの追加点、終了間際に失点するも2−1でセルの勝利。
試合後のピッチでレノンとエイダンが喧嘩して試合内容がすっかり霞んじゃいましたが、怪我のマクマナスに代わってDFオデイが初先発、エイダンのフリーロール、レノンが90分集中!、バルデがパスミス0、レノンとオデイのダブルKO、CKが蹴れないほどの強風など、地味ながらも見所がたくさんあって興味深い試合だった。悪天候で足元が悪い為パスミスなどから反撃を食らったけど、常時セルが試合を支配していた。最下位相手とはいえアウェーでこんなサッカーをしたのは久しぶり。それだけに終了間際の失点とレノン、エイダン、ボルツの争いが悔やまれる。

では試合で感じた事をつらつらと・・・
まずこの試合、序盤からボールを支配して中盤や前線でパスが回りチャンスを何度も作っていた。その1番大きな要因はエイダン・マッギィディーのフリーロールだったと思う。左サイドの彼が中央や右サイドにまで来てボールに絡んでいた。エイダンがここまで自由にポジションを取ったのは今シーズン始めてだよね。監督の指示なのかそれともエイダンの考えなのか解らないがこれは正解だった。俊輔と近い位置でプレーする事で中盤、前線が上手く機能していた。俊輔→エイダン→ミラーシュートのゴールがオフサイドで取り消されなければ最高だったのに。
ポジション取りだけでなく効果的なドリブルも目立ったよね。敵PA内、PA付近で彼にドリブルされると敵は絶対イヤなんだから、あの位置でのドリブルをもっとやって欲しいね。中盤じゃなくてさ。左45度のシュートもまた決まったし、NEWエイダンが確立していきそうな雰囲気。彼は未熟なとこも多いけど、やっぱ先発で使って欲しいね。90分走りきる体力もあるし。俺的には彼がMOTM(マンオブザマッチ)。次戦がすごい楽しみ。レノンと早く和解しろ。

先発した19歳のDFオデイもボール支配に貢献していた。彼は明らかにマクマナスより足元が上手い。だから最終ラインでボールを持っても余裕があり、パスの出し先を十分に確認するまでボールをキープできるうえに正確なパスが出せる。ホント素晴らしい。35分に俊輔へピッタリのロングパスを出した時は感動すら覚えた。是非これからも試合に出して経験を積ませて欲しい。

レノンも今日は気合が入ってた。気の抜けたプレーをしなかったし、ミラーへ優しい絶妙のパスも出してた。ズラへのアシストも決めてたしね。90分通して戦っているレノンを見たのはホント久しぶりだよ。パスミスもほとんど無かった。この調子で頼む。あとケンカは控えめになー。

バルデは何か可愛かったねw
パスミスしないように恐る恐る丁寧にインサイドキックで蹴ってた。よっぽどストラカンに注意されたんだと思うよあれは。でもそのお陰で明らかなパスミスが0!これは凄いよ。いつもバルデ、マクマナス、テルファーが前線にポンポンと下手糞なパスを出してボールを奪われてたのに、この試合はバルデが丁寧に中盤の俊輔とかに繋ぐし、オデイはパスが上手いし、テルファーはいないしで、敵にボールをプレゼントする選手がいなかった。だからあれだけボールを支配できたんだよね。てゆうか今までが酷すぎでプロならDFでもあのぐらいのパス精度は当たり前。あとはバルデがこれから先も同じ様なパス精度を維持できるかだね。そうなればかなり頼りになる。

ミラーとズラのFWコンビはわりと機能していた。
やはり中盤や前線でパスが回るとミラーの飛び出しやスピードや上手さ、ズラのゴール前での落ち着きが生きるね。高さの無い彼らにハイボールを出しても仕方ないんだから。
zurawski1.jpg

俊輔は何かもう伝説の域に達してる。
雨と強風、ぬかるんで滑るピッチとテクニシャンの俊輔には悪条件が揃って
いたのにしっかりとゲームを作ってチームを先導していた。あとは俊輔とプレーイメージをもっと共有できるように他の選手が育つか、補強するかすればもっと輝きを増すはず。ペトロフがいれば・・・

長くなったんで今回はこの辺で終了。
そういえば結局コペンハーゲン戦の感想はやらなかったなあ。俊輔をスタメンから外すなんて予想もしなかったからショック大きかったし、負けちゃうしで。ストラ癌が俊輔を外した理由を自分なりに妄想した記事を下記URLにUPしました。興味あったらどうぞ。
http://goyaku.seesaa.net/article/29216108.html


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posted by はる at 22:18 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | セルティック

2006年12月06日

'06セルティック観戦記#15 アバディーン戦ハイライト動画+

「俊輔をトップ下(真ん中)に置け!」

zurawski-goal.jpg

SPL第17節、ホームでのABERDEEN戦。
ミッドウィークにCL6節コペンハーゲン戦を控え、良い形で勝ちたいセルティック。しかし選手の疲労を考えるとスタメンが難しい。対するアバディーンはリーグ戦好調でなんと現在2位!予想外にも首位攻防戦になったこの試合、興味深い好カードです。

まずは、YOUTUBEのハイライト動画。


ズラウスキーの決勝ゴールで1−0セルの勝利。
勝ちはしたけど、最近の試合での課題が全く修正できてないと感じたのは俺だけだろうか?ストラカン改革の目玉だったパスサッカーが熟成どころか衰退していると感じるのも俺だけだろうか?特にこの試合の前半は酷かったし、その原因もハッキリしている。ハッキリしているからこそ、どうして改善しないんだ!と腹が立つし観ててイライラする。後半でその原因を少し修正するとパスが回り決定的なチャンスもいくつか生まれた。つまり問題と解答が書かれた様な試合展開。これまでにも何度かこういう試合があった。それなのに解答通りに修正しようとしないストラカン。あんた本当に馬鹿なのかと思わされる、そんな試合だった。

では試合で感じた事をつらつらと・・・
何度試せばストラカンは気づくんだろうか?ヤロシクがFWではお荷物になる事に。彼のポストプレーがハートソン軍曹並みに下手糞でほとんどボールを奪われてしまうのに、ただ大きいからという理由で前線中央に置くのは愚策の極みだよ。今のセルティックの弱点はハッキリし過ぎてる。中央の選手に足元が上手い選手がいないんだよね。DFのマクマナス&バルデorコルドウェル、MFのレノン、FWヤロシク、彼らは首位のチームとしては下手と言ってもいいぐらい。その他のグラベセン、スノ、ズラも上手いとは言い難い。だから右に俊輔、左にマロニーorエイダンと抜群に上手い選手がいても真ん中でパスリズムが崩れるわ、ボールを奪われるわでチームが上手く機能してない。

この試合でもことごとく前線中央のヤロシクがボールを失い、まだ前半30分だというのに優しいセルサポからブーイングまで飛んでた。それだけ頻繁にミスをしてたんだよね。俺もヤロシクのプレーには怒りを通り越して呆れてたから。本当に彼はあのチェルシーの選手だったんだろうか?ちょっと信じられない。これまで何度もココで書いて来たけどヤロシクはポストプレーが下手糞なんだから、前線で使ったらパスが回らないしボールを失うだけ。かといってボランチでの評価も微妙なので、非常に使いづらい選手になってきた。

そのボランチのレノンだけど、この試合はまた駄目なレノンになってる様に感じた。グラベセンとのコンビだったのにこれでは単にやる気が無いだけなのか集中力が切れてる場面が多過ぎる。サッカーでの実力が劣る彼が精神的にも劣っていたら使う意味が無い。もうグラベセンとヤロシクorスノのボランチコンビを試そうよ。ミーティングでチームに喝を入れるだけならコーチになればいいじゃん選手辞めてさ。

そして頼りのグラベセンだけど、この試合はいつもの元気が無かったね。良くも悪くもなくで後半早くにズラと途中交代。これでやっと前線の癌だったヤロシクがボランチに下がって少しセルらしさを見せだした。だけど本当にパスで崩す場面を見せ始めたのは俊輔が中央にポジションを移した頃からだった。結局はそういう事なんだよね。中央にゲームを作れる選手がいない。ペトロフが去った穴を完璧に埋められていないんだよ。補強で獲って来た選手は大物かもしれないが足元に不安があり、俊輔やマロニーとは別タイプの選手。これじゃあ連携やパスが噛み合わないよ。この前対戦したヒブスの様に小粒でも同タイプの選手が揃っている方が連携やパスが噛み合って組織プレーで敵を崩せるんだよ。ミラーやネイラーといった安くてもパスサッカーにフィットする獲得の方が成功だったよね。ヤンはともかくグラとヤロシクは・・・明らかにパスサッカーに合いそうなライオダンは干されっぱなしだし。この試合もミラー&ヤロシクじゃなく、ミラー&ライオダンならもっと簡単に勝てた気がするよ。

まあでも俺が1番観てみたいのは、ミラー&俊輔トップ下の前線だけどね。右にはエイダンかライオダン、左にはマロニー、若しくは以前書いた様にエイダンをFWで使うかだね。これなら少なくともFWヤロシクよりはずっと試す価値があると思うけどね。

どっちにしろ、ストラカンはそろそろ何がしたいのかハッキリさせてくれ。今の不可解なスタメンでピンチに陥れて交代選手に救われるといった自作自演の采配は勘弁してくれよ。

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