管理人は普通の庶民ですから、子供の頃から色んな俗世間の流行・ブームに
遭遇してきました。古くはスーパーカー消しゴム、ルービックキューブ、
ローラースルーゴーゴーに始まり、近年ではハードゲイ、ホワイトバンド、
とかちつくちて、YOUTUBEなど色んなブームを体験してきました。
それらの全てはテレビや雑誌などのメディアで間接的に、そして自分の周り
にいる人たちから直接見聞きしましたし、自分自身もそのブームに乗ったりと
まさに実体験として記憶に残っています。
ところが一つだけ、メディアでは五月蝿いほど騒いでいるのに自分の周り
からは全く見聞きできず、まるで蜃気楼の様なブームがありました。
そう、韓流です。
その当時、テレビでは韓流韓流と壊れたレコードの様に繰り返し、
本屋には韓国関連の本が平積みされていました。
ところが、仕事でもプライベートでも韓流ドラマや韓国の芸能人の
ことが全く話題にならない。本屋でも韓国関連の本を集めて平積みされた
一帯だけ人が寄り付かず誰も手にとって見ようとしない。
仕掛け人の意図がある程度解っていても、その現実のギャップには
何か気持ち悪いものを感じずにはいられませんでした。
ネットをしていると、日本のメディアは公平さというかバランスに
欠けていると思い知らされますよね。日本に住んでいる一部の層にだけ
受けている韓国のものを大袈裟に持ち上げるのに、韓国全体に浸透している
日本のものはほとんど報道しようとしない。
それに、韓国に限らず外国を紹介する時にその国の良い面だけを報道して
悪い面は全く見せないなんて事があるけど、それは良くないんじゃないかな。
パリ症候群とかココナッツアイランド症候群の要因になってる気がする。
日本のメディアは、外国と比べて日本のいい所を紹介したりとか、
外国に対してもっと健全な批判があっても良いと思う。
そんな訳で今回は、日本のメディアが報道しない韓国で日本の文化が大人気
という記事を紹介します。以前にも似た記事を紹介した通り、韓国では
日本の小説が馬鹿売れしていて、版権争いが激化しているようです。
アニメ・漫画・ドラマなどは以前から人気があります。
ほとんどの日本人にとって韓流はたくさんあるブームの中の一つであって、
現在は既に陳腐化しておりその内に忘れられると思いますが、韓国においての
日流は既に生活・文化の一部になっていて消える事は無いでしょう。
この画像は最近韓国でヒットした日本原作のドラマや映画だそうです。
From left, posters for the film “Secret of The Beauty” and
dramas“White Tower”, “Lover” and “Alone in Love.”
「白い巨塔」意外は何やらさっぱりです。誰か教えて・・・・・・。
Korea Can’t Keep Siphoning Off Japanese Culture
韓国はいつまでも日本の文化を流用し続けることはできない。
新たな日本のポップカルチャーの襲撃が起こっている。
音楽から、コミック、アニメ、映画、TVドラマ、小説まで、翻訳または脚色された
日本の作品は爆発的な売上げを見せている。人気ドラマ“ White Tower ”は、
日本のTVドラマを基に作られているし、昨年後半に660万人をも引き込んだ映画
“ Secret of The Beauty ”は、日本のマンガを基に作られたものだ。
今年だけでも、8つの映画が日本の作品を基に作られる予定だ。
韓国ドラマ製作会社は、日本の小説やマンガの版権を確保する
為に競い合っている。
10代から20代の韓国人の間では、“ Il-d tribe<イルディー種族?>”と
呼ばれる新しい造語が生まれている。“ Il ”はイルボン(日本)で、
“ d ”はドラマのことだ。
文学においても同様に日本の襲撃は明らかに起こっている。
今週のキョボ・ブックセンターにおける売上げトップ10の中に、
日本の小説が6冊も入っているのだ。村上春樹、吉本ばなな、江國香織、
奥田英朗のような作家によって書かれた小説は、あっという間に売り切れる
集金マシーンとなっている。版権争いが激化していくにつれ、ライセンス料は
以前の10倍近くに値上がりした。
読者と視聴者によって構成される市場に従って、現代文化は動いている。
読者と視聴者に特定の製品がより多く望まれた時、それはさらに製作され
売られる。“ 冬のソナタ ”のような韓国TVドラマと韓国映画が日本で成功
したのは、この市場原理によるものだ。
そして、日本の製品が韓国で人気があるのも、この市場原理のためだ。
我々の文化だけが海外で売り出されるべきであるというルールはないし、
その逆もありはしない。
しかし、日本文化の襲撃は我が国の文化の脆弱性を露呈させた。
日本人は高級文学と大衆文学の間にいる、ある程度教養のある読者たちを
取り込む方法を知っている。そのジャンルは韓国には存在しないものだ。
高級文学は読者を振り返らずに我が道を突き進んでいく。
対照的に、大衆文学は読者がそれを読んでいるのを認めることが、しばしば
とても恥ずかしい事であると解っていない。かくして読者は、その二つの
ジャンルの狭間に落ちていくという訳だ。
韓国文学に慰めを見出せない読者たちは、韓国での日本文学復興を煽った。
その上、韓国の娯楽産業の急成長はコンテンツ不足に繋がった。
簡単な解決方法 :
韓国の消費者が共感しやすい日本の作品に目を向けるのだ。
これは文化コンテンツの世界だ。コンテンツが生死を分ける。
豊富なコンテンツを持っている側が最後に笑うのだ。
もし韓流が継続するのなら、韓国の文化産業はハッキリと目を覚まし
コンテンツの重要性に気付かなければならない。
三つ編みメガネには思い出があるのでどうしても反応してしまう。
この漫画の内容は全く知らないけど・・・・・。
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