僕、トーキョーの味方です―アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由を再読。
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。
面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、
慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を
聞かされたような、まったりした感じ。
きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。
普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を
ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。
大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京
の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、
自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。
ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ
にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^
日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね?
面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい
ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた
Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^
まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学
しているのが売りです。

スペースが埋まってきたので、そろそろ本題へ。
お題はタイトル通りですが、こんなイベントがあったんですね。知りませんでした。
アキバ総研によると、選出方法は、2007年10月20日から2008年1月15日まで行われた一般投票(応募用紙、web、携帯サイトなど)による一次選考及び選考委員会による二次選考を経て受賞者を決定するというシステムで行われた。という事らしいです。
自分はあまり声優に詳しくないので、スルーしようかと思ったんですが、元ネタの
スレッドをざっと目を通した時に何やらきな臭いものを感じたので、ちょっと採り
上げてみました。では、どうぞ。
2nd Annual Seiyuu Awards Winners
第2回声優アワード受賞者
Kaioshin_Sama
第2回声優アワードは、第1回とほぼ同様に角川関係のスター達が制して終わった。
(角川はこのイベントのメインスポンサーだ)
これは、ちょっと不誠実な感じがするね。
まあとにかく、これがその「winners(受賞者たち)」だ。
<原文:Best male>
主演男優賞:宮野真守(『機動戦士ガンダム00』刹那・F・セイエイ)[角川は
Newtype Magazineを発行している。俺は彼の刹那は好きだ。だがそれでも、フェア
ではないので賛同できない。]
<原文:Best Best female>
主演女優賞:平野綾(『らき☆すた』泉こなた)[らき☆すたは角川が作った。
角川が自らの作品に毎年彼女を配役できるのなら、これからしばらくの間この賞は
彼女が受賞し続けるのだろう。こなたは確かに主役だが、もっとこの賞にふさわしい
者がたくさんいたと思う]
<原文:Best supporting male>
サブキャラクター男優賞:神谷浩史(『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデ)
[また角川だよ]、小野大輔(『みなみけ』保坂)[これも角川だ。00でのヒロシの役は
好きだし、オノもそうだ。でもこれは・・・ほんと頼むよ]
<原文:Best supporting female>
サブキャラクター女優賞:釘宮理恵(『ハヤテのごとく!』三千院ナギ役)[ハッキリ
言って、彼女は今年のベスト女性声優だったはずだ。数多くの主役をこなした彼女に
匹敵するのはヒラノだけだろう。もし彼女が、角川の作品に出ていれば・・・・・
大体、三千院ナギは明らかに主役だろう。おそらく彼女は角川の主役には抜擢されない
と思う。だから、サブキャラ女優賞止まりなんだ]、斎賀みつき(『もやしもん』
結城蛍)[彼女の事は何も知らないんだ。でも、明らかにこのカテゴリーは埋め合わせ
の一つだよ]
<原文:Best new male>
新人男優賞:羽多野渉(『地球へ・・・』サム・ヒューストン)、代永翼(『おお
きく振りかぶって』三橋廉)[この二人に関しては何も知らない]
<原文:Best new female>
新人女優賞:小林ゆう (『さよなら絶望先生』木村カエレ)、加藤英美里(『らき
☆すた』柊かがみ)[後者はまたもや角川だ。だが、前者は自身の力でこの賞を勝ち
取ったみたいだな]
<原文:Best singer>
歌唱賞:『もってけ!セーラーふく』らき☆すた・ガールズ
[あれは歌ってると言えるのか!? またも角川の既得権が発動された。もう驚かないよ。他の人達は本当に気の毒だ。君たちは良くやったよ、次は角川の作品に出るか、さもなければ祈るしかない]
<原文:Best personality>
パーソナリティ賞:鈴村健一 [ハハハハハハ! シン・アスカがベストパーソナリ
ティだってよ。こいつらは俺をからかってるに決まってる]
<原文:Synergy Award>
シナジー賞:「仮面ライダー電王」(関俊彦・遊佐浩二・てらそままさき・鈴村
健一)[この賞自体の意味が分らないのでコメントしようがない]
<原文:Tomiyama Kei award>
富山敬賞:古谷徹 [これは声優コミュニティへの関心を集める事に最も多大な
貢献をした者に贈られる。彼もまた、角川のガンダムOOの中で最も有名な声優だ。
俺はトウルが大好きだし、これが彼の努力の成果だという事を願ってる。角川の
為なんかじゃなくてね]
<原文:Service Award>
功労賞:野沢那智、羽佐間道夫、来宮良子 [これは生涯功労賞みたいなものだ]
<原文:Special Service Award>
特別功労賞:城達也 [名誉賞]
そういう訳で、何て酷い結果だ! ていうのが俺の感想だ。
角川が絡んでいる限り、これが自由で公正な決定だと言う事はできない。
受賞者が得る名声から利益を得る者たちが、密室で全てを決めるというのは、
候補者たちに投票した人々への最大の裏切りだ。
dodgethis_sg
三千院ナギがサブキャラクターだと認識されてるの見た時、俺は飲んでる
コーヒー吹いちゃったよ。<原文:I spat out my coffee >
まあ、あれが小学館の主役をやった代償だと考えるしかないな。
スポンサーの圧力がある選定の中で、サブキャラとはいえ受賞できた事の方が
驚きだよ。
cicido
おいおい・・・・・・少なくとも、まともな公式イベントだと思われるように
もうちょっと努力しろよ。
Phantasmagoria
えっ? 釘宮理恵が・・・? サブキャラクター女優賞?
主演女優賞が正しいに決まってるだろ!
それに、もってけ!セーラーふくがベスト・シンガー?
これって冗談なんだよな?
主演女優賞 − 平野綾
ヘイ、これが俺には信じられないよ。
qtipbrit92
>えっ? 釘宮理恵が・・・? サブキャラクター女優賞?
>主演女優賞が正しいに決まってるだろ!
ハハハハハハ!
サブキャラクター女優賞か。そうだな、角川はきっとこう言ったんだと思うよ。
ハヤテの女性主人公は*ハーマイオニーだってね。
<* ハヤテが女装した綾崎ハーマイオニーのこと。念の為、ハーマイオニーは
ハリポタに出てくる↓の様なキュートな女の子です>

KholdStare
ケッ、もしナギが脇役だって言うんなら、誰が女の主役なんだ? マリアか?
それとも女装したハヤテだとでも? 奴らが、らきすたの声優の一人が受賞できる
ようにする為に、アニメの正しくない情報をあえて流す事までしたのだから、今は
釘宮理恵の件は忘れよう。
俺が平野綾を好きなのと同じくらい、ちょっとこれは・・・・・・・オカシイ。
humbug23
オー、何てこった。一体、選考で何が起こったんだよ?
前回の時は、真剣に検討するだけの情報が俺には無かった。でも今は、全てがクリア
になったよ。俺はクギミヤの演技には特に惹かれなかったが、ハヤテのごとくでの
彼女を脇役とするのは、ありえない不正じゃいないか?
俺は、古谷徹の現在の仕事を特に重要視したい。彼はこの業界に世界中からの関心を
得る為に、他の誰よりも飛び回ってる。マレーシアや中国に行く事まで厭わない者が
彼意外にいたかい?
シナジー賞に関しては、通常のキャラに声をあてたり、ラジオの出演したりという仕事
以外で声優に許された新たな分野での貢献が考慮されたものだと思う。
それが、今年の場合は特撮だった訳だ。
そして、この受賞に俺は強く賛同せざるを得ないな。
Ore, sanjou! <原文ママ:俺、参上!> は、革新的だったと言うほかない。

Julius Firefocht
俺の意見は多くの人が言ってる事と同じだよ。主演女優賞は釘宮理恵に与えられる
べきだったんだ。それに、ナギが脇役だって? 茶番にもほどがある!
アヤは良かった。彼女のこなた役は賞賛させて貰う。だが、今年一年のリエ-ちゃんの
活躍を考慮すれば、彼女の為に憤慨せざるを得ないよ。
これはハルヒスト達の出来レースだ。
来年はもっとマシな選考になることを望む。
Toua
自分自身を上手く売り渡した人間が賞を獲得したんだよ。オスカーと一緒さ。
平野綾は、その為にxxxだってできるさ。
Miko Miko
田村ゆかりがいない・・・・・・彼女はアメージングなのに。
うーん、平野綾は受賞に値すると思うよ。
Sheba
圧力があったにしろ無かったにしろ、綾が演じた泉こなたのパフォーマンスは
みんな認めてあげなきゃいけないよ。
Pellissier
ナギが脇役ってのにはマジで笑った。このイベントがだれだけ疑わしいかを現してる
よな。彼らは、どうしても平野にこの賞をあげたかったみたいだ。
俺の意見だと、2007年の主演女優賞は完全に釘宮理恵のものだった。
念のため言っておくと、その対抗馬は中原麻衣だ。実際、俺は平野綾が好きだけど、
彼女が2007年にやった素晴らしい主演はこなただけだ。それがいくら大きな役でも
たった一つの好演より、素晴らしいパフォーマンスをいくつも演じた人を俺は
大事にしたいね。
俺が最も気の毒だと感じるのは、伊藤静の名前がどのリストにも無いことだ。
2007年は彼女のキャリアの中でベストな年だったのにね。
Westlo
俺は宮野真守の大ファンだけど、正直に言うと彼の受賞には平野の受賞よりも納得が
いってないんだ。保志のキラのように、真守の刹那は必ずしも彼の才能が活かされる
役ではなかった。まあ、保志のように自分の責任ではなく、役柄と筋書きのせいだけ
どね。真守が演じた夜神月と桜蘭の環は、00の刹那よりも彼の声優としての才能が
存分に発揮された好例だ。
俺は、神谷浩史を選んで欲しかったよ。
彼の演じた絶望先生の糸色望は素晴らしかったからね。
とにかく、第3回声優アワードは平野と福山潤で決まりだな。第2期のハルヒとギアス
があるからね。今ごろはもう、発表されてるんじゃないか。
角川はすっかり悪役になってます。
まあこの結果を見たらそう言いたくなる気持ちは分からんでもない。
特に歌唱賞のもってけセーラー服は自分も最初「ええー?」と思った。
でも、彼らはちょっと勘違いしてるような気がする。
スレッドを立てた人の書き込みを見ると、受賞者の横に書かれた配役でその賞を
勝ち取ったかのように見えるが、実際に声優アワードの公式サイトを見ると、それだ
けでなく、2007年に演じたキャラ全てを加味した上での選考の模様。
そんな訳で、釘宮理恵がサブキャラクター女優賞なのは変だという外人さんの意見は
少し的外れかもしれない。彼女の主役意外のキャラが評価されたのかもしれないのだ
から。その証拠に彼女の受賞理由を公式サイトから引用してみると・・・・・・
知れぬ表現力で様々なキャラクターを作り上げた。「ハヤテのごとく!」三千院ナギ役や、「杓眼のシャナ」シャナ役など多くの人気作品に出演し幅広い活躍をみせる。
あれ・・・・・・・・・???
ナギとシャナって思いっきり主役じゃないの!?
〜など多くの作品にって言ってるけど、サブキャラ賞を贈るんなら実際にどの
サブキャラを評価したのか書いてくれないと訳分らんですよ。
これは、密室での角川パワー炸裂はマジかもしれませんね。^^
それに、揚げ足取りみたいで悪いが・・・・・・
「杓眼のシャナ」
これは一文字違いだけど、受ける印象が天と地ほど違いますよ。
そんなシャナは見たくないです。
いくら角川の作品じゃないからって扱いが・・・・・・・(;^ω^)ジャスイ
後はパーソナリティ賞というのも誤解されてそう。
公式でのこの賞の定義は、声優自らの名前もしくは演じている役名でラジオ、webラジオ、TV、その他の 番組でパーソナリティとして活躍されている方という事なんだけど、これを「Best personality」と訳しても英語ネイティブには、上のような意味に取らないと思うんですよね。たぶん性格や人格がベストな人とかに思ってそうな気がする。だから、あのシン・アスカがBest personalityだって?という反応をしてるんでしょうね。たぶん。
他にはやっぱり「Best singer」かな。
これは声優アワードなんで、声優自身か声優が演じてる役で歌唱を発表してるもの
だけが受賞対象なのを分ってくれてればいいけど。まあ、それが分ったうえで、他に
いくらでもマシなのがあるだろと言われたら返す言葉がないなあ。^^

関連リンク:声優アワード
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