2009年08月27日

「日本ではチップを渡してはダメだ」外国人チップ事情

元ネタ japantoday.com



まずは没ネタから。
海外アニメサイト JAPANATOR で記事になっていたものです。
タイトルには「ジェイソンがチェーンソーで澪を彫る」とありました。
その記事に載っていたYOUTUBE動画をどうぞ。


これはすごい
9分以上ある動画なのに最後まで釘付けにされちゃいました。
ベースがないのが画竜点睛を欠いたなと観ながら思ってたら
最後に出てくるんだもんなあ。しかも本物まで。
もう文句の付けようがないです。
コメントがまだほとんど付いてないのが残念。
けいおん!  秋山 澪 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)けいおん! 秋山 澪


それでは本題へ行きます。
お題は、記事タイトルのような感じ。
日本の話題を扱う英語サイト JAPANTODAY に閲覧者への質問コーナーがあり
そこで、チップに関してどう思ってるのかというスレッド立っていました。
話でしか聞いたことがないチップ事情を、実際にやりとりしてる彼らが
どんな風に感じてるのか知りたくなり取り上げてみました。
では、興味のある方は続きをどうぞ。:)


What do you think of the tipping system in restaurants, taxis, etc?
レストランやタクシーなどのチップ・システムをどう思う?

Tuesday 25th August 2009


tmarie
私はチップ方式が嫌いだわ。
もしも、受けたサービスがエクセレントだったなら、最高20%のチップ
を支払うことも厭わない。だけど、「私はウェイトレスよ。あなたは私に
チップを払わなきゃダメなの。たとえ私のサービスが悪くてもね。」
というのは良くないでしょ。
こういう事を言う人に限って、たいていはサービスや態度が最悪だったりするのよ。
私が、故郷に帰ったときは、その価値があると感じなければチップを払わない
ことにしてる。そうすると、誰かが " 君は払わないといけない " と言うわ。
いいえ。私は払わないし、今後もそうしていくわ。

smartacus
チップ方式は好きじゃないな。日本では絶対に導入しないようにして欲しい。

societymike
俺が日本を愛してるたくさんの理由の一つが、チップが必要ないことさ!

Apsara
チップシステムって何さ? 日本と俺の国では、レストランやタクシーで
チップを払う義務なんて全然ないんだけどね。

Farmboy
日本のシステムの方が俺は好きだな。
価格は高いかもしれないが、チップ代もそこに含まれてる。
アメリカのシステムは、サービス員が顧客からチップを貰わないと
生活できる賃金が得られない様な構造になってるんだ。
ウェイトレスとウェイターは、必ずしも最低賃金を得ている訳ではない。
そしてその責任は、雇い主ではなく顧客の上に圧し掛かってる。
もし、上等なホテルで働いたなら十分な収入を得られるのだろうが、
ローカルの小さなレストランで働いたなら、そこがよほど人気のある店で
ない限り、低収入に喘ぐことになる。
つまり、オーバーワークをせざるを得なくなっていくのさ。
そして、顧客はこの状況を知らないので、自然とチップをケチっている。
そんな訳なので、俺は日本でやってる方法がベターだと思う。
価格を上げ、サービス員にちゃんとした報酬を払い、チップを無くす。

bushlover
私が行ったことのある全ての国では、チップ方式なんてなかった。
アメリカとカナダは例外ですけどね。
その点に関して、この2つは本当に途上国だわ。
給仕に仕事をさせる為にお金を払う負担を、顧客にかけるべきではないのよ。
私は、料理を口に運んでるときに給仕がウロウロして、全て問題ないですか
と聞いてくるのが、凄くいやだわ。特にその料理が美味しくないときはね。
彼らは言外にチップを期待して言ってるのだから。
私は、北米よりも日本のサービスの方が断然気に入ってるわ。
しかも彼らは全くチップを受け取ってないのよ。

cleo
ここには、レストランやタクシーでチップを払う流儀がない。
これは本当に結構なことだよ。
概して、サービスの質は素晴らしいし、もしそうじゃなくても、特定の
レストランやタクシー会社を利用する必要が自分にはないんだから。
それと、最低賃金しか得てない人達が、それでは暮らしていけないのなら、
最低賃金の見直しが必要なんじゃないか。

Kronos
俺はチップ方式が好きになれないな。どうしてもチップを払えというなら、
料金に上乗せしてあとで従業員に振り分けてくれ。
俺は常にチップを求められ、ほとんど義務化してる場所(日本ではない)を、
たくさん見てきたよ。だけど、そうなったらもうそれはチップとは言えない。
単なる手数料だ
しかし、うーん・・・・・・・・チップがたくさん貰えないと生活がなりたたない
というのは、最初にその賃金システムを知ってたのなら、その仕事を選んだ人の
自己責任なんじゃないか?

morriconelover
↑ Kronos へ。 アメリカの清掃員やウェイトレスは本当に少ない賃金で
働いてるわ。2つの仕事を持ってる人でもまともな生活を維持することが
できないでいる。子供がいたりしたらもっと大変になるわね。
その事に関しては、多くの本や研究、記事が出ているわ。
あなたは、そんな低賃金の仕事に就く人達の自己責任だと言うけど、
もし、他に仕事がなくて彼女らは理想の仕事に就けてないのならどうかしら。

アメリカのある女性ジャーナリストは、2-3ヶ月の間、生活をチェンジし清掃員
となり、現実をリサーチすることにした。そしてどれだけ生活が苦しくなったか、
どれだけ全ての物事がハードになったかを体験しショックを受けてたわ。
そして、チップが賃金の一部としてどれだけ重要かを悟ったのよ。
本来、チップはボーナスであるべきで、生活を支える何かであってはならないのに。

私の故郷であるデンマークでは、チップは全く一般的なことではないわ。
なぜなら、賃金がとても高いから。とたえどんな仕事であろうともね。
新聞配達の少年でさえ、アメリカのマックの店員よりも高い賃金を得てるわ。
その賃金の差は衝撃的ですらあるのよ。
しかし、チップのことになると、その国によるわね。
違う場所では違うやり方がある。
私は、日本やデンマークでチップに悩ませされないことを嬉しく思ってる。

bdaniel08
フランスでは、チップはシステムではなくなったね。
レストランやコーヒーショップは、既にチップ代を料金に上乗せしてるから。
だから、チップの2度払いをすることなんてないからね!
タクシーは、利用する君が思ったようにすればいい。
しかし、ドライバーはチップを貰えるものと期待してるよ!
それでも住みたいフランスそれでも住みたいフランス

bushlover
アメリカのサービス産業には、組合が必要だと思うの。
この業界こそ、組合が人々を助けられる場所だわ。
そして、 " 最低賃金 " が、生活困窮ラインを下回ってるようなら、
最低賃金を引き上げるべきね。

Farmboy
アメリカでは、チップというものが動かしようのないシステムになってるんだ。
もし、チップを払う余裕がないのなら、サービスを受ける余裕がないということ
なのさ。人が給仕係の仕事に就くとき、当然チップが渡されるものと期待している。
素晴らしいサービスをしたときは、チップをはずんで貰えると思ってるんだよ。
それが嫌いなら好きなだけ嫌えばいい。だが、これはもうそういうシステムに
なってるんだ。俺だってこのシステムは好きじゃないさ。だけどチップを置くよ。
ここの所が理解できない者は、頼むからアメリカのレストランに行かないでくれ。

AK619
チップというものを勘違いしてるよ。
チップはシステムじゃないし、はなから貰えるものと誰かが期待するものでもない。
客がサービス員にチップを払うのは、サービス員の人柄とサービスがその客に
とって極めて優れていたからに他ならない。
もしウェイターのサービスが悪ければ、彼はチップをもらえない。
チップは、その客がウェイターのサービスにどれだけ感心したかに依存するもの。
そのサービスに対するチップをはなから請求するなんて、泥棒に等しい行為だ。
素晴らしかったサービスに対して、人はお金をギフトとして贈る。
これは、ストリートミュージシャンや大道芸人と一緒だよ。
彼らの無料パフォーマンスが気に入ったら、人は心ばかりのお金を渡すものさ。

cryogyny
俺は日本にある一般的なチップへの反感に賛同しておくよ。
必要のない追加料金を支払おうとしてるアメリカ人観光客を見かけたら
非難してやってくれ。頼んだよ。
だが、日本人のサービス員の大部分が、恥としてそのお金を丁重に断って
いるかどうかは疑わしいと俺は思ってる。

telecasterplayer
俺は一度ウッカリして、 " ノーチップ " 体制をタクシーの中で
忘れてしまったことがある。そして、俺が京都タクシーのドライバーに
チップを渡そうとすると、彼は笑いながら手を振って断ったよ。
あれはワンダフルな体験だったね。
正直な価格設定こそが、ベストなシステムだよ。

TSRnow
ここの多くはチップに反対みたいだが、チップにも良い面はあるんだ。
日本では、チップ代が料金に含まれてるので、一定水準レベルのサービスを
期待できる。だけど、俺が言ったことのあるいくつかの場所(言うのは残念だが
ほとんどが南ヨーロッパだ)は、チップを払わなかったら、店員が怠けて
仕事をしないところが容易に想像できてしまうんだよ・・・・・・・・

Kronos
↑ チップがないと怠けて働かないなんて、俺にはもう賄賂に思えてしまうよ。

Rugbyfan
俺はニュージーランドの者だけど、ここにはチップ制度がないんだ。
観光とサービス産業に勤めるニュージーランド人は、本物の親切さと優良な
サービスに対して誇りを持ってるんだ。
俺は何度かアメリカに行った事があるけど、チップを期待されることが
本当に好きになれない。そのウェイターが親切な“ フリ ”をしてるのが
バレバレなときは特にそうだよ。ユナイテッドのようなアメリカの航空会社
でも、それは同じ事が言えるね。実際俺は、裏表のある客室乗務員に出くわし
ちゃったよ。おっと、勘違いしないでくれよ。これは別に反アメリカのコメント
じゃなくて、単にチップ方式への愚痴なんだから。
アメリカを旅して出合った地元民、特に北カリフォルニアとケンタッキー
の人達は凄く親切でフレンドリーだったよ。

TheGeneral
↑ これで君は、客室乗務員がチップを貰わないと働かないことに
やっと気付いたって訳だ。そうだろ?

Farmboy
俺は今、日本にいるので、アメリカの給仕係の賃金を再確認してみた。
そして最初に見つけたのがこれだ。
3.63ドル + チップ。 
約350円にチップを加えたものが1時間の賃金になるね。

n3312
もし私が間違ってなければ、日本でチップボックスを見かけたのは、
日本にあるコールドストーンクリーマリーの支店だけ。
フィリピンでは、サービスに対してのボーナスとしてチップを渡してる。
特にタクシーが多い。チップに関して、フィリピンのレストランは奇妙なところが
ある。フォルダーやトレイ、果ては請求書にまで " NO SERVICE CHARGE " と
でっかく大文字で書かれているのだ。
「だからチップをよこせ!」
と叫ばれてるような気がする。しかし、それでも私は、サービスや料理によって
しかチップを払ったりしない。もし請求書にサービス料が含まれているのなら、
それはもうチップではない。チップとは要求するものであってはいけないのだから。
もしそうなってしまったら、それはチップではなくただの料金になるでしょうね。

Kwaabish
俺は日本で時折、「お釣りはいいよ」と言うことで、変則的にタクシーで
チップを渡すことがある。もちろん、温泉旅館で「心付け [ kokorozuke ] 」
としてスタッフに手渡すこともあるよ。
しかし、素晴らしいのは、日本の高いサービスを受けれるホテルだ。
スタッフは断固としてチップを断ろうとするからね。
その反面、アメリカに行くと働いてる人たちが、その価値がなくても自動的に
チップが貰えるものと考えいてガッカリする。

Disillusioned
俺は数年前に東京のあるバーでウェイトレスに500円のチップをあげたことがある。
すると彼女は、そのお金を店長に渡したんだ。
そしたら今度は、その店長がチップを店員全員に振り分けたんだよ。
恐らく1人あたり15円ぐらいになってしまったことだろう・・・・・・・

日本ではチップを渡してはダメだ。

彼らはチップをどうすれば良いか全く理解してないんだから。
それから、アメリカに旅行した日本人の話を2-3聞いたことがあるよ。
何でも、チップを払わなかったり、払い過ぎたりしてトラブルになってるそうだ。


ああ〜、この人の話はちょっと耳が痛いけど、
日本人としては、あるあるとうなずいてしまうなあ。
500円のチップを律儀に店長に渡すウェイトレス、それをまた店員全てに
平等に分け与えた店長。日本人なら思わずええ話やとホロリと来るところですが、
外国人にしてみれば「君ら何しとんねん!」と突っ込みたくなることでしょう。
誰一人としてふざけてないのに、コメディーになってしまうこのカルチャー
ギャップ
が堪らんですね。本当に興味深い。
「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート
(外国人から見た日本の不思議が分ります)

さて、今回の " 外国人はチップをどう思ってるのか? " の結果ですが、
チップ否定派がかなり多かったですね。
生まれた時からチップに慣れ親しんでるアメリカ人などは、それが当たり前で
何とも思ってない人が主流かと想像してたんですが、嫌ってる人の方が明らかに
多そうな印象でしたよ。嫌われてる理由は、その価値もないのにチップを要求
されることにあるようでした。本来は、お客がサービスに心うたれたときにのみ
渡すものだったはずなのに、義務化されてしまいその精神が形骸化していること
がご不満な模様。もうそれはチップではなく単なる手数料じゃないかと。
まあ確かにその通りですよね。

ところで、意見が違う人たちも口を揃えて言ってたのが、日本の料金は
チップ代が含まれてる
という意見。意見というよりもそれが純然たる事実として
語られてました。これってどうなんでしょうねえ。
そんなこと考えたことすらなかったから、少し呆気に取られてしまいました。
日本では、給仕係がチップを貰わなくても食べていけるぐらいの収入を得てる
から、その料金にはチップ代が含まれてるはずだという考えなんでしょうか?
何だかスッキリしませんが、チップ代が料金に含まれてると外国人が考えてる
ことが分かっただけでも、面白かったですよ。
「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む (生活人新書)「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む
(上の日本社会入門と同じ著者がアメリカで見た意外な素顔とは・・・)

アメリカだけでなく各国のチップ事情も出てきました。
南ヨーロッパは、あの話が本当なら酷いですね。
チップやらないと怠けてサボりまくりそうなやる気しかないとは。
旅行に行かれる方は、その辺を入念にチェックしたほうがいいかも。
それに比べて、やる気満々みたいなのが、ニュージーランド。
仕事に誇りを持ってるからチップなどいらぬという素晴らしさ。
少し前に起きた差別による暴行事件で下がった好感度が戻ってきましたよ。
我ながらテキトーで申し訳ないですが。
そして別次元っぽいのが、デンマーク。
チップの風習がほとんどなく、どんな仕事であっても高収入、新聞配達の少年で
さえ、アメリカのマック店員を遥かに凌ぐバイト料を貰ってるとか。
これは何気にスゴイことじゃないですかぁ。

個人的に気になったのは、アメリカ人などが日本でチップを渡そうとすると
ほとんどの場合が断られるという件。そういう光景に出くわしたことがない
ので、ピンと来ないんですよね。日本ではチップが必要ないのは、外国人旅行客
も当然知ってるでしょうから、それでも渡そうとするのは、よほど日本のサービス
を気に入ってくれたのか、それとも習慣でそうしてしまうのか。
受け取らない側も、お店の方針なのか、それとも仕事への矜持で断ってるのか。
うーん、自分の知らない世界なんで興味あるなあ。
どなたか経験者がいましたらコメントお願いします。

他にも、彼らの書き込みに突っ込みたいところがあるんですが、長くなったので
この辺にしときます。何にせよ、チップがなくとも一定水準のサービスが受けら
れる日本の社会が、外国人たち好評なのは間違いないです。
自分もチップなんて習慣があったらたまの外食すらしにくくなりそう。
欧米のやり方をたくさん取り入れようとしたことがある日本だけど、なぜか
チップ方式は取り入られなかったことに大感謝です。

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posted by のぶ at 21:51 | Comment(344) | TrackBack(2) | Culture(文化)
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