2008年10月11日

よつばと!英語版マンガ(YOTSUBA&!)の海外書評【米amazon顧客レビュー】

元ネタ amazon.com/YOTSUBA&! Volume 1


今回は、あずまんが大王でブレークしたあずまきよひこ氏のよつばと。
日本ではとっくに人気が確立していてたけど、amazonでダンボーが販売
されてるのを見た時はさすがに驚いた。
リボルテック ダンボー アマゾンボックスバージョン

アメリカでは英語版のYOTSUBA&!が、今現在5巻まで出てます。
今回は1巻の顧客レビューの一部とアナハイム公立図書館の方の書評も
取り上げました。ちょっと気になる事が書いてあったので。
では、興味のある方はどうぞ。=)


From School Library Journal
Scott La Counte, Anaheim Public Library, CA

5年生以上推奨 − このどこか馬鹿げたところもあるグラフィック・ノベルは、
日本版の「わんぱくデニス」のようだ。活発で緑色の髪をした幼い少女のよつばは、
おかしな冒険にお隣さんを巻き込んでは迷惑をかけている。
(この本の読者となる子供をもつ)ご両親には、時折10代の少女の前でもTシャツと
パンツ一丁で歩き回る独身の父親に対して懸念されるかもしれないが、これは
コメディー要素[comedic device]として使われているのであり、暗に何かを仄め
かしているのではない。本を通じて、この破天荒な少女が何処から来たのかという
手がかりもあり、最後には次回にはどんな事が起こるのだろうかと読者を完全に
ワクワクさせるくれる。
物語は、登場人物の掘り下げ・成長というよりも、挿話的な面白いエピソード
の連続になっている。愉快ではあるが、プロットは薄く、一部の読者は退屈
しそうだ。アートスタイルは、ユーモアに焦点を置いているので、精密では
なく興味深くもない。これは温かみのあるアートであり、この陽気なプロット
には非常に上手く合っている。



☆☆☆☆☆ 父親はいつもボクサーパンツ!ズボンを穿くのが嫌いだ!
2008年5月2日
By Michael Ward (Athens, Georgia)

小池一夫と小島剛夕の28巻にも及ぶ子連れ狼を読んだことを除けば、ここ5年で
俺が1冊の単行本になったマンガを読むというのは凄く珍しいことなんだ。
しかし、以前読んだショートマンガ連続作品のあずまんが大王の著者である
あずまきよひこの作品ということが、現在も連載中のよつばとの第1巻を俺に
手に取ってみようかという気にさせた。そして俺は言わなければならない。
これほど何度も大笑いさせられて、かつ読了後直ぐにまた最初から読み直した
ものは、マンガに限らずどんな本でさえも長い間お目にかかったことがないと。

よつばとの主役である5歳の少女よつばは、その父親である小岩井氏が評する
ように、「変」なだけでなく「どんなものからも幸せを見つけられる」ことが
でき、この物語の中で随所にその力を発揮しいてる。
牛乳、エアコン、ラーメンなどなど。全てのことが幼いよつばには驚きだ。
したがって、父親と新しい街へ引っ越したことが、彼女に多くの喜びと混乱を
もたらしたことは、何ら不思議ではない。
よつばには父親とその友人の巨大なジャンボがいて、彼女らは綾瀬三姉妹と
友達になる。綺麗な長女のあさぎ、「綺麗じゃない」次女の風香、そして
末っ子なのに一番真面目な恵那だ。

よつばは全てにものに目を見開いて、どこからでも冒険と魅力を見つけてくる。
よつばは正にリフレッシングだ。少なくともこの第1巻には、ドラマはなく、
悲しい運命の待つ恋愛もなく、青い髪の男が世界を滅ぼそうとしたりもしない。
その代わりに読者が与えられるものは、幼い子供の視点で見たこの世界だ。
それは、全ての葉っぱの下に今でも不思議が隠れ潜んでいる世界。
この続巻を読んで、あずまがこの登場人物たちにどう肉付けしていくのか、
よつばが日々どんな不思議を発見するのかを見るのが本当に楽しみで仕方ない。



☆☆☆☆☆ A green haired gal!
August 13, 2005
By Michael Valdivielso (Alexandria, VA USA)

彼女は正気じゃないのか?それとも外国人?
よつばが何者であろうと、彼女は道理が通じず止める事もできないほど
異常に活発な子供だ。彼女は私の2人の甥っ子を思い出させるよ。
ストーリーは、よつばと彼女の父親が街へ引っ越してくるところから始まる。
よつばは直ぐに友達を作り、ブランコに攻撃されてた。何故ならエアコンの敵
だからだ。そんな風に彼女は周りの者を酷く混乱させていく。
あずまんが大王の作者からのグレートな新作。
これはマストアイテムだ!
私は既に第2巻も手に入れたよ。



☆☆☆☆☆ Meet Yotsuba-chan, thanks to Azuma-san!
June 17, 2005
By Daniel J. Hamlow (Chikusei City, Japan)

俺はあずまきよひこのコメディー作品、あずまんが大王全4巻を楽しんだ。
その彼女の新作よつばと(Yotsuba &)も、前作と同じぐらい愉快で
クレイジーだったよ。これは、4つのおさげがある小学生ぐらいの少女で
自分の世界に没頭してるように見えるよつばに焦点を当てた作品だ。
だけど彼女は、父親と一緒に街へ引っ越す車中でドアから人々に手を振る
シーンに見られるように、とても可愛い。彼女のキャラデザは、あずまんが
大王の天才学生でよつばよりおさげが2つ少ないちよちゃんにそっくりだ。
だけどまあ、ちよちゃんが電信柱に登って「zree zree」と泣き真似して
ふざけるなんてことをするとは俺には思えないけどね。
隣に住む綾瀬風香が、驚いて彼女に何をしてるのか訊ねたら、よつばは言った。
「セミ [I'm a cicada]。」
風香は、あずまんが大王の神楽に似てるかな。彼女から競争心とおてんばな
資質をマイナスした感じだ。
よつばは、エアコンの事を全く知らなくて、エアコンと地球温暖化の関係を
聞くと、自分の父親を世界を壊す悪人だと結論付けたりするんだよ。

一番面白かった場面は、よつばと風香の妹の恵那がジャンボ(凄く大きな
男でよつばと父親の引越しを手伝う)とセミ取りに出かけて、捕まえた
セミをよつばが風香の家で逃がすところだね。そんな事をしたら大騒ぎになる
なんて全く考えの及ばないよつばは、単に「WOW」と言って笑っていたよ。
そして一つのセミを指差して、「これよつばが捕まえた」と言うんだ。

日本語でよつばは、クローバーの「four leaf」という意味。
よつばには、4つのおさげがあって表紙では緑色の髪をしていたから、
ピッタリと合っているよね。
シリーズの続巻が出るのが待ちきれないよ。
それにもし、これがアニメ化されたら俺は間違いなく狂喜するね。
その時が来たら、よつば役は是非ちよちゃんをやった金田朋子で頼む。



☆☆☆☆☆ Puts a tickle in your heart!
November 1, 2005
By Graciela Sholander(Fort Collins, CO United States)

私の9年生<中学3年>になる娘がマンガ・マニアなの。
ある日、彼女が学校から帰ってくるなり私の手にこのマンガを押し込んで
こう言ったの。「これはママの宿題よ。読んでね。きっと好きになるわ。」

このマンガを読む時間を作るのに1週間ほどかかったわ。
だけど、一度「よつばと」を読み始めたら、この本を読み終わるまで置くこと
ができなかったの!
私は自分の仕事を脇へ押しやって、一心不乱に読み続けたわ。
この本は、愉快で温かくて陽気なの。私がこれを読み終わったときは、
とても素晴らしい気分になったわ。
主人公で緑色の髪をした少女のよつばは、完全に自分の世界に住んでいる。
彼女はまるで、昔の白黒だった「I Love Lucy」ショーに出てくるルーシーの
ミニチュア版みたいだわ。
無垢で楽しい事が大好き。電柱に登ってセミの真似をしたり、誰が出てくるか
見るためだけにドアベルを鳴らしたり、父親がカーテンを買ってる間に
デパートに展示してあるベッドに潜り込んで寝入ったりするのよ。
彼女はキュートで元気で、そして何をしでかすか予測不可能なの。

私が読み終わった後に、7年生<中1>の息子にこれは読まなきゃダメよと
言ってこの本を渡したわ。彼は最初の数ページを読んだだけでハマッたわよ。
そして、彼も1日で読み終えてた。
今では私たち3人(娘と息子と私)は、このマンガのセリフを使ってるの。
まるで秘密の合言葉みたいに!

もしあなたが、心温まる明るいマンガを探してるなら、これがそうよ。
是非楽しんでね!


親子でよつばとにハマるアメリカのファミリー発見。
こういうの良いわあ。
何かほっこりとするというか和む。^^

今回のamazonレビューでの結果では、とにかく高評価でした。
今現在27人がレビューしていて、その内25人が最高評価の5つ星
正直もうちょっと退屈だったとか、自分には合わないとかいう外国人が
いるかなと思ってたので嬉しい誤算だったり。
どうやらあのよつばワールドは世界でも共感されてる様子です。
よつばと リボルテック DX 夏休みセットよつばと 綾瀬風香 水着Versionよつばと 綾瀬恵那
(なぜ一番好きなあさぎのフィギュアがないのか・・・・・・虎も・・・)

個人的に気になったのはやはり、ライブラリージャーナルの方の書評に
あった、父親がパンツ一丁なのは別に変な意味はないですよというくだり。
あれはコメディーだからなんていうフォローまでしてたのが興味深かった。
本当にそう思ってるのかなあ。
日本じゃ家で父親があういう格好でブラブラしてるのはそんなに珍しいこと
でもないのに・・・・・・・あれ?そうですよね・・・・・・
まあそれはさておき、アメリカでは父親が家で下着姿で歩き回る、ましてや
娘の前でなんてのはあり得ない状況なのかも。そして少なくない人に性的虐待
のようなものを連想させるのかもしれません。たぶんですが。^^
確かにアメリカのドラマやカートゥーンでも、そういう登場人物は見ない。
あのシンプソンズのダメ親父ホーマーですら、家でもちゃんとズボンを
いつも穿いてたような気がします。家で銃をぶっ放したりはするのにね。
でも、この辺の文化的な違いが面白かったり。

全ての葉っぱの下に今でも不思議が隠れ潜んでいる世界。という外人さんの
意見に凄くうなづかされました。そんな子供視点のドキワクを描いて、世界中
から称賛を受けるあずまさんは本当に凄いなあ。
後はアニメ化を待つだけなんだけど、当のあずまさんが反対してるとか
してないとか・・・・・・あずまんがの時に何があったのだろう。
ちなみに自分も英語版よつばとを持ってたりします。
おやっと思ったいくつかの翻訳を紹介しようと考えてたんですが、
時間とスペースの都合でまた今度やらせて頂きます。ではまた次回で。

banner2.gif←管理人の元気が出るツボ、一突きして下さい。=)


何やら暗い世相ですね。
自分の周りも遅ればせながら低調モード。
だけどよつばと読んでちょっと元気出た。
よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)
よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)あずま きよひこ
おすすめ平均
starsとーちゃんがカッコイイ!
stars毎日世界は輝いている!
starsこ、これはもはや「美術」だ!
stars伏線ではないけど繋がってる。
starsなんかいい
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posted by えいち at 22:58 | 東京 ☀ | Comment(96) | TrackBack(0) | MANGA(漫画)
この記事へのコメント
  1. たしかにパンツ一丁はコメディーだけど「よつばと」作品自体は萌えの臭いが完全に無いわけじゃないと思う。

    個人的にはクレヨンしんちゃん読んでるような感覚でみてる
    Posted by at 2008年10月11日 23:06
  2. 絶賛されてるな
    Posted by   at 2008年10月11日 23:11
  3. オリジナル版の単行本も持ってますよね?
    Posted by at 2008年10月11日 23:30
  4. まえによつばと!をリクエストしたものです。
    自分のリクエストで取り上げて頂けたのか、もしかしたら違うのかもしれませんが、ありがとうございました。

    あの暖かさと面白さと、そして親心は世界共通ですねー良かった!
    Posted by at 2008年10月11日 23:39
  5. ほっこりしました
    Posted by at 2008年10月11日 23:54
  6. あずまを女性と勘違いしてる…
    Posted by at 2008年10月12日 00:03
  7. 最後に「こ」がつくからかな
    Posted by at 2008年10月12日 00:29
  8. よつばとは2chじゃ鬱漫画扱いなんだぜ!
    よくある日常を描いた癒し系漫画として見てると絶対にこんな幸せにはなれない現実が見えてくるからなんだぜ!
    Posted by n at 2008年10月12日 00:41
  9. 俺が生きている間にアニメ化してくれるんだろうか・・・
    Posted by   at 2008年10月12日 00:41
  10. ※欄を見てずっと「あずまき ひよこ」
    だと思ってたことを思い出した
    Posted by   at 2008年10月12日 00:45
  11. 海外におけるあずま株が上がった所で
    淫魔の乱舞投下ですね わかります
    Posted by at 2008年10月12日 00:46
  12. 英語版は翻訳家、こんにゃく屋のくだりがぐちゃぐちゃだと聞いた事がある

    翻訳家をよつばがこんにゃくやと言ったのを向こうでは同じように言葉遊びで似たような単語の違う言葉に置き換えてたところまではいいとして
    数話後に作者がスーパーの買い物のシーンでこんにゃく屋をまた引っ張り出してきたもんだから英語版では父ちゃんの職業がワケわからんことになってしまったとか


    まあこれに関しては訳者は予想できるわけないし責められないかな
    もちろん日本語の微妙なニュアンスとらえそこねた訳もあるけど
    Posted by at 2008年10月12日 00:54
  13. >鬱漫画
    マンガ夜話でも夏目が、よつばとの世界は「楽園」って言ってたな

    俺もこれ読んでると、たまに泣きたくなる
    Posted by at 2008年10月12日 01:08
  14. >(なぜ一番好きなあさぎのフィギュアがないのか・・・・・・虎も・・・)
    虎"も"じゃない!虎"が"ないんだ。。。(´・ω・`)

    アニメ化の話は、マンガ版が終わってからアニメ制作を許可するつもりらしいよ
    人づての噂だから真相は解りませんが
    Posted by ててて at 2008年10月12日 01:33
  15. 萌えの匂いなんてあろうがなかろうがいいな。そういうの気にならないし先入観とか邪魔だから。素直ないいレビューだなあ。日本のレビューもすごくいいのが多いけど、何か作品を下卑た言葉で見下すのが生き甲斐みたいのも多いから…哀しくなるよ。
    Posted by at 2008年10月12日 01:51
  16. よつばとの空気感は外国住まいには理解は難しいだろうなぁ・・・
    それでも伝わるおもしろさってのは凄いね。
    Posted by M at 2008年10月12日 02:08
  17. >パンツ一丁で歩き回る独身の父親に対して懸念されるかもしれないが 〜 暗に何かを仄めかしているのではない。

    やっぱり「だらしないとーちゃん」という記号化は通じないのか・・・?
    Posted by M at 2008年10月12日 02:10
  18. よつばは読んでいるうちに、思い出の中に入りこんでくるんですよne

    育児経験者、テイマイの面倒見経験者なら洋の東西を問わず(?)

    あと淫魔ゆうなw

    記事とは関係ないんすけど、最近、ようつべコメントやアマゾンレビューの外国語を(以前と比べたら)粘って読むようになりました。影響ばっちり受けてますw
    競馬しか知らぬ私に、あたらしい楽しみが増えました。
    ありがとうございました。
    Posted by 犬彦うがや at 2008年10月12日 02:44
  19. 普段漫画を読まない母親もよつばとは好きですね。
    あと似た路線としてバカ姉弟も好きみたいです。
    Posted by at 2008年10月12日 02:57
  20. 「よつばと」は1話読んで言葉にしがたい嫌な感じを受けてから二度と読んでないなぁ
    Posted by at 2008年10月12日 03:07
  21. 大好きな漫画だけど、現実によつばみたいなのがいたら躾のなってないうぜーガキだなって思うねきっと
    Posted by at 2008年10月12日 03:18
  22. すごい田舎暮らしだったから、ちょうどこの漫画みたいな子供時代を過ごしたよ。
    他人の家の庭で遊んでも怒られないような場所で、無茶しても皆笑ってたな…
    懐かしい。
    Posted by at 2008年10月12日 03:21
  23. まあマンガだから楽しめるってのはあるよね。逆にいえばマンガならではの力というか。これ実写ドラマや映画にしたらウザくて耐えられないだろう。
    Posted by   at 2008年10月12日 03:27
  24. よつばとは俺が今まで読んだ漫画で一番面白いと思ってる。
    子供の頃、毎日川でザリガニ取ったり、神社でセミ取った記憶が蘇ってくる。
    Posted by   at 2008年10月12日 03:34
  25. 興味あったけど読みたくなった
    今度買ってみる

    日本人の名前の最後に「こ」がついたら女ってのはよく外人が間違えるよね
    「ひこ」だけは例外なんだよって教えようとして漢字がとっさにでなかったのは苦い思い出
    Posted by    at 2008年10月12日 03:35
  26. >>パンツ一丁で歩き回る独身の父親に対して懸念されるかもしれないが

    たしかアメリカじゃあ片親が男性の場合家政婦を雇わないといけないんじゃなかったっけ
    娘と一緒に風呂に入っただけで逮捕されたとかなんとか
    Posted by 都市伝説? at 2008年10月12日 03:39
  27. よつばと!は面白いし早く次が読みたくなる作品の一つではあるが、
    よつばの躾だけは凄く不安にさせる・・・
    他の事はわんぱくで済むかもしれないし、ちゃんと躾をしているシーンがあるにも関わらず、
    隣家とはいえ「こんにちは」の一つも言わずに平気で上がりこむのはどうかと思うぞ
    そして隣家のかーちゃんもそれについては言及しない
    なんか今後を考えると凄い不安になって来るんだよなあ・・・
    Posted by   at 2008年10月12日 03:46
  28. マンガの現場だっけ?(タイトル失念)で金朋がよつばの声を当てていたがちょっと合わなかったな。
    Posted by   at 2008年10月12日 04:03
  29. デビルアネモネだー!
    Posted by at 2008年10月12日 05:03
  30. ※27
    よつばとの世界は善人しかいない世界で構成されてるんだよ
    Posted by at 2008年10月12日 05:30
  31. 1話だけあった4コマがすげーつまんなかった気がする
    Posted by   at 2008年10月12日 07:01
  32. 2巻の「よつばこ」は英語版では「Yotsubox」になるのだろうか?
    Posted by at 2008年10月12日 08:06
  33. 髪の色にこだわるねー
    外人は・・・
    Posted by at 2008年10月12日 08:23
  34. 外国人のプレゼンで読みたくなったわw
    Posted by   at 2008年10月12日 08:31
  35. で、あずまんが大王のアニメに作者が納得しなかった理由って何なの?
    Posted by at 2008年10月12日 10:34
  36. 連載開始と同時に読み始めなかったので
    どうもタイミングを逃しちゃってね・・・

    面白いであろう事は分かってるので
    アニメ化されたらその時点で全部まとめ読みするわ
    Posted by at 2008年10月12日 10:36
  37. >パンツ1丁


    名古屋じゃ上半身裸、半ズボンで街中を自転車で走る外人を何回か見たが・・・
    Posted by at 2008年10月12日 11:53
  38. 関係ないが「ヒコ」は漢字伝来前からの伝統的な男子名なんだぜ。女の子は「ヒメ」な。
    Posted by at 2008年10月12日 12:46
  39. これをそのままアニメ化してもおもしろくないだろう
    なんでそんなにアニメで見たいのか分からん
    Posted by . at 2008年10月12日 12:52
  40. でもあの夏描写はちょっとアニメで見てみたい気がする
    大人になった今は夏なんて暑かったり紫外線が気になったりして、どちらかというと
    嫌な季節だけど
    よつばとを読んでると夏が好きだった子供のころを思い出せる

    ダ・ヴィンチのよつばと特集で
    あずまさんは「よつばとはまったりといつまでも続ける。よつばが嫁に行くまで続けるのもいい」とか
    そんなことを言ってたような。
    Posted by at 2008年10月12日 13:22
  41. アニメ化ねー…たぶん見るんだろうけどあんまりして欲しくないな

    何となくだがアニメがどんなにいい作品に仕上がっても原作読者には叩かれそうな気がする
    この作品ってコマ一つ一つの構図、視点がすごい上手いから、あの感覚が動画で味わえるのか…うーん
    Posted by at 2008年10月12日 14:26
  42. 「十代の」ってあるから、風香と父ちゃんの恋愛漫画じゃないと言ってるだけだろ。性的虐待についての示唆ではないはず。
    …たぶん

    よつばと すきだ!
    Posted by いやいや at 2008年10月12日 14:37
  43. >>26
    確かとなりのトトロでも
    親子で入浴するシーンについて
    「他国の文化を尊重しましょう」とか
    わざわざ説明したりしたんじゃなかったっけ
    Posted by at 2008年10月12日 14:37
  44. 本当に外人はいちいち説明がないと
    セクハラだの虐待だの思い込むのだろうか?
    雰囲気で察する能力が無いの?
    マサイ族が年中セクハラしてるとは思わないと思うけど
    基準がわからん
    Posted by at 2008年10月12日 16:16
  45. ttp://jp.youtube.com/watch?v=ZQtlQEQQO0U

    アメリカのファンがよつばとを実写化!
    よつば役の子供かわいすぎ!
    Posted by よつばあんど! at 2008年10月12日 16:19
  46. あずまんが大王のアニメって叩いてるのは原作信者じゃないの? 野川さくらという声優を売り出すために、かおりんという脇役を目立たせすぎとか、当時騒いでた連中がいたな。
    Posted by at 2008年10月12日 18:41
  47. >35
    なんだかのインタビューで「自分の思ってたのとは違った」というようなことを言っただけ。
    それを「アニメの出来に落胆して、もう自分の漫画はアニメ化させないと言った」とか勝手に言いふらす連中が何故かいる。
    Posted by    at 2008年10月12日 19:10
  48. 世界を滅ぼそうとする青い髪の男って誰だ
    Posted by at 2008年10月12日 19:34
  49. 雰囲気も何も、アメリカ人としての「雰囲気」なら間違いなくマナー違反だぞ。
    Posted by at 2008年10月12日 20:27
  50. 以前よつばと!の書評訳をリクエストしたものです。
    ありがとうございます。絶賛されてるなあ。
    よつばとは60代の母親が嵌って、そこから
    地元の老人連中、及びその孫にも伝播しているらしいw
    >よつばとの空気感は外国住まいには理解は難しいだろうなぁ・・・
    それが不思議なことにアメリカの人も子供時代を思い出させる、って感想を書いてたりする。

    よつばとの書評ならこの辺を訳してホスイ…
    http://comics.ign.com/articles/638/638360p1.html
    http://www.animenewsnetwork.com/right-turn-only/2007-11-27
    Posted by at 2008年10月12日 21:01
  51. >>45
    いいね。
    Posted by at 2008年10月12日 21:21
  52. ※44
     雰囲気なんてアヤフヤなもん、四六時中も後生大事に抱えてんのは日本人くらいのもんじゃね? いや異論は認めるけど。
     ただ、そういう……雰囲気? とかさ……
     文化の違いでカタチを変えるもんを取りざたして、顔真っ赤ってのはどうかと思うぜ?
     向こうじゃ、現実に則した「そういう認識」が一般的ってぇ話だろうにさ、まるでそれを欠損かなにかみてぇによ。
     異文化を笑うおまえこそ、南方の裸族に服を着ろよ言う痴れ者だろうが。
    Posted by      at 2008年10月12日 21:31
  53. hahaha...千代田のお掘りにダイブしたガイジンいたねlol
    Posted by 犬彦うがや at 2008年10月12日 22:30
  54. だが、あずまんがには劣る
    大阪1人で太刀打ちできる
    というか、あずまんがをもっと書いて欲しかった
    Posted by   at 2008年10月12日 23:21
  55. >父親パンツ
    ※42も書いてるけど「10代の少女」は風香とかのことだから「いい歳した独身男性が10代の女の子の前でシャツとパンツだけなシーンがあるけど単にコメディ要素です。別に「その10代の少女との性的関係をほのめかしてる」わけじゃないですよ」ってことですね。虐待とかじゃなくて。

    「the single father who, at times, walks around in nothing except a T-shirt and boxers in front of teenage girls, but it's used as a comedic device with no innuendo implied.」

    読者が日本の風俗を細かいとこまで熟知してると限らない以上、ほのめかしかそういう文化なのか判断付かない人も出るでしょうし、適切なフォローかと。
    Posted by   at 2008年10月12日 23:31
  56. 52は落ち着け。44のコメントにマサイ族への侮辱的な意図は無い。

    過剰に反応して人格攻撃をするのはいかがなものか。
    Posted by at 2008年10月13日 00:54
  57. 俺も子供時代はこんな感じだったな
    毎日、隣人と夕飯食ってたなぁ
    Posted by   at 2008年10月13日 02:30
  58. 49と52は
    同一人物の煽りだと思うけど
    なんで顔真っ赤にして怒ってんの?
    Posted by   at 2008年10月13日 02:41
  59. リボルテックダンボーは俺が始めて買ったフィギュア
    なぜ買ったのかはいまだにわからない
    Posted by at 2008年10月13日 03:27
  60. >>20
    なんとなく分かる。
    俺も最初感じた。読み返すうちに気にならなくなって、
    今では普通に楽しんで読んでるけどね。

    偽善で作られたウソの世界って感じなんだよね。
    マトリックスの世界で機械に騙されてる様な違和感とでも言おうか。
    Posted by at 2008年10月13日 03:51
  61. >>26
    完全にアウト
    だから紅の真九朗と紫の銭湯シーンはもっとやばい事になる
    しかも言う事聞かない紫にゲンコツしてるし虐待とも言われるな
    >>35
    作品としては認めるけど自分が見たいのはそういう作品じゃないという評価らしい
    Posted by at 2008年10月13日 07:12
  62. そういう>>58貴方は>>44と同一人物だね。
    もっと落ち着けよ(笑)
    Posted by at 2008年10月13日 09:04
  63. 北米文化圏では共同体的なご近所付き合いは理解されがたいと思ってたけど
    悪意のないギャグと、あずま画のパワーは絶大だね。
    Posted by   at 2008年10月13日 09:19
  64. 雰囲気で「犯罪か犯罪でないか」を分けてたら堪らないよねw
    Posted by at 2008年10月13日 10:06
  65. >62
    もっと落ち着けよ(笑)
    Posted by at 2008年10月13日 10:41
  66. なんだ?
    このテレビショッピングみたいな
    薦め方は・・・?
    Posted by at 2008年10月13日 13:25
  67. ダンボーてガッシュにも出てたw

    紅の問題点はキャラデザが漫画と全然違うとこ
    わざとなのかしらん
    Posted by 犬彦うがや at 2008年10月13日 13:29
  68. 序ノ口譲二
    Posted by at 2008年10月13日 14:17
  69. 序ノ口譲二
    Posted by at 2008年10月13日 14:17
  70. まさかこんな内容のエントリで喧嘩する奴が出るとは思わなんだ。
    Posted by at 2008年10月13日 14:31
  71. >66
    訳がテレビショッピング風なだけだ
    Posted by at 2008年10月13日 18:26
  72. たまたま大王立ち読みしてて
    よつばのブランコのシーンみて
    以後単行本買うようになったな
    あずまんがもよつばの後にしった
    Posted by at 2008年10月13日 19:01
  73. 理想は・・・

    18:00ちびまる子ちゃん
    18:30サザエさん
    19:00よつばと!

    深夜は嫌だな、CX口説き落とせ!
    Posted by at 2008年10月13日 21:30
  74. 「よつばと!」の、あの雰囲気を
    映像化するには相当難しいと思うなぁ〜。
    アニメ化も見てみたいけど、漫画だからこそ
    面白さが味わえる作品だと思ったね。
    Posted by at 2008年10月13日 22:10
  75. >50
    スタンドバイミーみたいなものかも?
    子供の世界観が徐々に広がっていくのは万国共通かもね。
    大人にやって改めてMOTHERやったら、なぜか泣けてきたし。
    Posted by at 2008年10月14日 00:02
  76. よつばとの制作会社もかなり重要になってくるなw
    あずまんがは上手いことやってたとおもうが。
    つうかリンクされてる「痛い院生のアニメブログ」普通におもしろいなw
    http://ameblo.jp/kyou-is-my-wife/
    Posted by at 2008年10月14日 12:48
  77. >>35,47
    アニメ版って間の表現が凄くもどかしくなかった? 緩急がないっていうか
    らき☆すた見た時にあずまんががこうだったら、なんて思ったもので
    Posted by at 2008年10月14日 14:29
  78. 以前TVでやってたあずまんがしか知らないんだけど、
    原作者のあずまきよひこって、米倉けんごみたいに
    女性だったんだ?
    Posted by at 2008年10月14日 15:02
  79. あずまきよひこはオッサンですよ
    Posted by at 2008年10月15日 21:38
  80. よつばとくらいの折檻であればアメリカでも普通にあるように思えるんだけど、アメリカのドラマ(ミレニアム)では子供にあざがあるだけで、暴力を振るったんではないかと子供を保護して、親を逮捕してたシーンがある。よつばへの折檻はアメリカでどのように捉えられてるんだろ?
    Posted by at 2008年10月16日 09:16
  81. >あずまきよひこはオッサンですよ
    じゃぁ、"その彼女の新作よつばと"ってのは誤訳?
    Posted by at 2008年10月17日 19:02
  82. >アートスタイルは、ユーモアに焦点を置いているので、精密ではなく興味深くもない。

    ここがよく解らん。

    7巻の話〜牧場
    http://azumakiyohiko.com/archives/2007/10.php
    >7巻で目立つところと言えば牧場です。その辺の話を少し。

    「よつばと!」8巻の最後の方にある稲刈りシーンがリアル過ぎて農家の俺でも吹いた。
    http://2ch.xn--o9j0bk.gaasuu.com/entry/14689

    ほんの些細な描写でも相当に取材してるのはこれで明らかだし、ンなこと知らなくてもアレを「精密」でも「興味深く」もないって言う記者の真意は何。
    Posted by at 2008年10月17日 23:07
  83. ※80
    無断で「よつばと!」を英訳−公開してる海外サイトがある。
    そこは各ページごとにコメント付けられるようになってるんだが、

    「Yotsubaはマジ馬鹿だな!オヤジ引っ叩いてやれよ!」

    てな書き込みがそこそこあるよ。

    …ただなあ、そこ、閲覧者の年齢が押し並べて低そうなんだよね。

    「Yandaはいいやつ!わるいやつはTorako!だってこどもぎらいだから!」

    おまいこそよつばと大差ねえ、みたいな。
    Posted by at 2008年10月17日 23:29
  84. 父ちゃんがパンツ一丁で家の中歩いているだけで、性的虐待を連想するような世界は異常だと思う。狂気の沙汰だ。
    日本が地上で唯一正常な世界なんだ。優しい人間の住む世界は地上にここしかない。
    Posted by   at 2008年10月18日 11:30
  85. 昔どこぞで聞いた説で、プライベート空間が…
    日本は玄関で区切られる。
    海外は自室のドアで区切られる。
    というやつがあるな。
    共用空間に対する考え方から家族とのつきあい具合まで違うのかの。

    風呂上がりに下着姿でうろつく娘みて噴く親父とか
    その逆とか、むこうでは無いんだろうなあ
    Posted by ほ。 at 2008年10月20日 16:17
  86. >>58
    >>49ですが、私は>>52ではないですよ。
    どうして顔を真っ赤にしてるだなんて、いい加減なことを言うんですか?
    Posted by 49 at 2008年10月27日 15:16
  87. 淫魔とは何のことですか
    Posted by at 2008年10月29日 16:49
  88. 淫魔ってのは…いや、私も詳しくは知らないんですが、あずまきよひこは昔、えっちな漫画を描いていたので、『あずまんが大王』や『よつばと!』が大好きな外人さん達がその事を知ったらビックリするだろうなぁ、という、ちょっとイジワルっぽい冗談ではないかと思われます。多分。
    Posted by どこかのだれか at 2008年10月29日 18:45
  89. 「淫魔〜」は陰惨な話や女側がやられっぱなしで絶望Endな話が確か無かったと思うので、ポルノ作品での上下位置も男女同尺でなくてはならないと噂のアメリカ辺りでは、年齢制限さえ明記しておけば、案外受け入れられやすいんじゃないだろうか。
    ぶっちゃけその分野の漫画としてはエロさ控えめw
    画力その他の向上もあるんだろうが、服着てる風香の方が色気が出てる気がするもんなぁ。
    Posted by at 2008年11月14日 19:01
  90. よつばとをアニメ化しない理由についてですが、あずまきよひこさん本人が自身のHPで語ってましたよ。興味のある方は一度見に行って見てはいかがですか?
    Posted by bandou at 2009年02月20日 00:52
  91. 正直、英訳はひどい。いや、だいたいはいいんだけど、日本語が分かってないというよりは、マンガの読み方がわかってないとか、ストーリーがわかってない間違いがたびたびある。しゃべってる人間が変わったりとか。
    3巻の最後は特にひどすぎる。よつばが恵那に向かって「(その場にはいない)あさぎとふーかも見てるな!?」と言って、恵那が「見てるよ」と答えるシーンで、英語だと、よつばの恵那への呼びかけとして「あさぎ、ふーか、お前たちもみてるな」と言って、恵那が「私は見てるよ」と答えている。キャラの名前と顔が一致してないような、作品に愛のない訳者をこらしめてやりたい。

    外国の人にも、もっとちゃんとした訳で読んで欲しい。
    Posted by at 2009年05月14日 13:04
  92. マトリックスな違和感てのは、偽善/ウソの世界を描いているからではないと思うよ。

    1巻の冒頭、よつばが車から飛び降りて、両手でドアを強く閉めて、ジャンボに挨拶。
    この場面にフツーは3、4コマ割いたりしない。
    要は、物語の進行=大人の都合 で進めるとコボレ落ちてしまう、子供の生理をあえて材料にして作品を構成している漫画なワケで。

    大人は通勤する道すがら、自分のすぐ横を通り過ぎてる車の色すら認識していない。「既に知っている〜だ」と自分の概念に置き換えて、現実に目の前にあるアレコレを認識するのを止めてしまう。見てる気になって、実は見えてない、なんてことが当たり前になる。
    ゴール(=職場)へ着くための過程(=通勤路)、大人は認識を止め、物語では省略される。自分の意思ではなく歩かされているような倦怠感・無意味感があるから。
    その状態を脱するには、子供のように、眼前の刺激を受けとめる(まるで哲学、現象学みたい)。大人になるまで脳内にこさえた概念と、外界の刺激を置き換えるのを止める。
    色、明るさ、形をちゃんと認識して、その先に意味が生まれてくる。そうすると、世界が生き生きと鮮やかに見えてくる。
    大人と幼児じゃ、そもそも世界の見え方が違うんだよね。
    Posted by at 2009年05月16日 19:44
  93. あ。amazonでダンボーのフィギュア買ったよー。主、紹介ありがとう。
    Posted by at 2009年05月16日 19:48
  94. どこにでも、性の臭いをほのめかしてくるのはいるので
    先に注意してるだけだと
    日本だっているじゃないか

    ドイツ人の先生が、ドイツにセミはいないといっていた
    日本以外ではよくいる虫じゃないらしいが
    ホントかね
    だとしたらセミのモノマネとかピンとこないのかな
    Posted by at 2009年07月07日 23:55
  95. そもそも父親が家族の前で裸で即、性的なことをイメージする外人がおかしんだよ
    よほどタブーな黒歴史でもあるんじゃないのか
    Posted by ん at 2009年09月07日 04:09
  96. 白人は女が凄いんだよな
    5歳を超えた娘と父親が一緒に風呂に入るなんて信じられない〜。
    私だったら絶対許さない!!!とかヒス起こしてる女の書き込み読んだ事あるぞ
    Posted by at 2015年12月21日 09:53
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
amazon内容紹介 : イラクと日本で何があったのか!最も危険をともなう撤収は、いかに行われたか?なぜ、一人の殉職者も出さずにすんだのか?10次、5500人にわたる自衛隊史上最大の任務―その人間ドラマと緊迫のドキュメント。
当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。