2008年01月11日

クロアチアにも村上隆がいるようです。 CCTV

元ネタ China Central Television


小ネタで申し訳ないですが、クロアチアで漫画にインスパイアされたポップアート
という妙なミスマッチがツボにきたので記事にしてみました。
これがアメリカとかフランス、イタリア、ドイツというOTAKU先進国なら、「フーン」
で終わってたんですが、漫画どころか日本自体に縁が薄そうなクロアチアだったので。
しかも、このニュースを伝えているのが中国のメディアなんですよね。^^;

さて本題が小ネタの為にスペースが余りまくるので、その前に穴埋めネタを一つ。
ある海外サイトで、ハルヒのフィギュアが記事になっていました。
どんな風に紹介されていたかと言うと、最初の言葉が「Jaw meet floor.」でした。
これを直訳すると、アゴが床に出会う。
つまり、アゴが外れて床に着いちゃうほどビックリ仰天したって事ですよね。
その外人記者を驚愕させたハルヒ・フィギュアがこれです・・・・・・

Q-joy 涼宮ハルヒの憂鬱 (BOX)
Q-joy 涼宮ハルヒの憂鬱 (BOX)

一見、とても大手玩具メーカーのバンダイが作った商品には見えない出来栄えに
外人さん達から以下の様な感想が漏れてきました。

「首が怖い。」
「Wow, こいつは酷い。」
「これなら俺でも作れる。」
「ヒザが変だよ。」
「え?これって商品なの?個人が作ったものじゃなくて?」
「俺のハルヒが何てことに・・・・・」
「ハルヒっていつネコ娘のコスプレやったんだ・・・・・漫画でか?
それともライトノベルでか?アニメではやらなかったよな・・・・・・」

ま、当然不評でした。
外人さんが言ってる様に、首やヒザなどのジョイント部が可愛くないから見た目が
重視されるフィギュアとしてはダメダメですよね。
いくら可動式の為とはいえ、上手く隠せばいいのにと思うのは自分だけ?
ほんとバンダイは何を考えてるんだろうと思いamazonの商品紹介を読んでみると・・・

商品紹介
球体ジョイント(Q)でカスタマイズも楽しめる(JOY)可動フィギュアの新シリーズ「Q-joy」シリーズの第1弾!あの「涼宮ハルヒの憂鬱」から人気の4名をラインナップ。【ラインナップ】涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、長門有希、鶴屋さん 全4種、1BOX=8個入り。※1BOXで全種類揃わない場合があります。


何と、みくるや長門、鶴屋さんまで作ってるとは!

でも探しても見つからなかった・・・・・もしかして企画倒れ?(;^ω^)マテ
可動式じゃないバンダイ製のハルヒシリーズ・フィギュアは普通に可愛いのに。
メタモフィギュア 涼宮ハルヒの憂鬱 鶴屋さん ネコVer.メタモフィギュア 涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 (ネコVer.)メタモフィギュア 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ (バニーVer.) 1.5



まあこのアルター製の長門には敵わないけど。
涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 水着ver (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 水着ver (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

よし、随分スペースが埋まってきたので、そろそろ本題に行きましょう。
では、漫画アートを自分の絵画に取り入れたクロアチアの女性画家の記事をどうぞ。


Japanese inspired art with a twist from Croatia
クロアチア生まれの日本風アート


Source: CCTV.com
01-04-2008 10:03

ザグレブに拠点を置くある芸術家は、日本の漫画アートを再発明している。
Nikolina Ivezicは、日本の芸術形式と極めてクロアチア的なイメージを融合させる
事でクロアチア中からファンを獲得している。

101830_1199425873404.jpg

伝統的な日本漫画が、古典的な訓練を受けた37歳の画家Nikolina Ivezicによって
作り変えられている。

ここ数年、彼女の日本に影響を受けたポップアート作品は彼女の故国のアートファン
の注意を引きつけてきた。

「私の作品は日本スタイルの絵とクロアチアのアイデンティティーの融合です。」
とIvezicは言う。

101830_1199425873211.jpg

「私は、日本の線画とクロアチアの伝統という“ 混じりあわないもの ”を
あえて融合させてみたかったのです。」と画家のNikolina Ivezicは言う。

ザグレブにある小さなギャラリーは、Ivezicの絵画に占領された状態だ。
Ivezicは自らの作品を“ Cro-Mangas(クロ・マンガス) ”と呼んでいる。
それらの作品のまるでコミックブックから抜け出た様な若い美女たちには、
クロアチアの名前が与えられている。

地元のギャラリー経営者のAna Schaubは、さまざまな階層・職業の人たちが
Ivezicの作品を買いに来ると言う。

「彼女のお客様のほとんどが変わった物語を持っています。ある紳士は義母に一枚、
そして秘書にも一枚買っていかれました。ニーナの作品の周りではいつもこんな事
が起こっています。」

“ Cro-Mangas ”シリーズは、Ivezicにとってちょっとした新境地だ。
彼女の絵画は通常、顔の無い人物像で特徴付けられている。
彼女は、宗教の商業化とマスメディアの悪影響を批難することでも有名だ。

コレクターでIvezicの絵画の熱心なファンの一人がPredrag Vojnovicだ。
彼は彼女の作品を20点以上も購入している。

「私のお気に入りは、最新作でコミックヒーローのZagorの肖像画です。
これを買うのを本当に長い間待っていましたから、今は凄くハッピーです。」

101830_1199426272218.jpg

Ivezicの絵画をひと目見たいという人に最適な場所は、ザグレブで人気のクラブ
“ Tvornica ”だ。ここにはアーティストの作品を飾る大きなブースが3つあり、
著名芸術家や有名なカートゥーンにインスパイアされた彼女の代表的な作品も
展示されいる。

彼女の人気の高まりにも関わらず、Ivezicは自分の気に入った作品は手放す事が
できないと言う。彼女は自身のためにそれらを手元に置いている。



Cro-Mangas(クロ・マンガス)で吹きました。

それに写真を見る限り、日本の漫画といよりもアメコミに近いような気がする。
ちょっと気になって記事内の「Zagor」をwikiで調べてみたら・・・・・・

イタリアン・コミックだよ!
zagor1.jpg

インタビューでも日本の漫画家の誰が好きとか、どの漫画に刺激を受けたかという
具体的な発言が無いんで、単に世界的に広がって有名になった漫画の名を借りて
Cro-Mangas(クロ・マンガス)と言いたいだけだったりして。(;^ω^)ジャスイ
モナリザやピカソっぽい絵といい、彼女には胡散臭さしか感じない自分は芸術的
センスがきっと欠けてるんでしょうね。:p

この元記事を読んで個人的には、アニメ・漫画をベースにしたポップアートで大成功した村上隆さんの様な人を目指す新進のアーティストがこれから世界中にどんどん現れるんじゃないかと思ってたりします。Ivezicの様に自国の伝統形式との融合というのもそうですけどもっとアニメ・漫画そのものをアートに仕立て上げる形式で。
いや、それが悪いと言ってるんじゃなくてどんな面白アートが飛び出してくるのか
楽しみだなあと思ってるだけです。O_o
そんな訳で、そういうニュースを見つけたらまた記事にしますね。

banner2.gifMangaに複数形のsを付けるのは邪道


オタク・イン・USAは面白かった。オススメです。
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史パトリック・マシアス

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posted by えいち at 04:38 | 東京 ☀ | Comment(18) | TrackBack(0) | Culture(文化)
この記事へのコメント
  1. この人はよく知らないけどとりあえず村上隆は氏
    Posted by   at 2008年01月11日 04:58
  2. まあ村上骼≠ノ関してはギャラリーフェイクのあの話が
    言いたい事を言ってくれている
    Posted by at 2008年01月11日 08:08
  3. これのどこがマンガの影響受けてるんだよ、、、
    作者が何も言わなかったら誰もマンガに影響されてるとさえ気付かないのでは
    Posted by at 2008年01月11日 09:23
  4. 芸大に進学希望の漫画好き学生がデッサンすると、こんな感じの絵になりますよ。
    Posted by at 2008年01月11日 09:58
  5. 漫画っぽいといわれればそうかもって感じですねw
    Posted by at 2008年01月11日 10:51
  6. 芸術は言った物勝ちだからな
    日本のアルチザンとアーティストは決してまじわらないからな。
    Posted by at 2008年01月11日 11:39
  7. なんでCCTVがクロアチアまで行って、このニュースを取り上げたのかわからん。
    Posted by   at 2008年01月11日 12:53
  8. クロアチアといえば、「ザグレブ国際アニメーション映画祭」が、世界四大アニメーション映画祭の一つとされているようです。

    残りの三つは、アヌシー、広島、オタワ。中でもアヌシーは有名ですね。
    Posted by at 2008年01月11日 13:18
  9. まあとりあえずクロアチアには
    節穴しかいないということがわかった
    Posted by at 2008年01月11日 20:23
  10. こんな色ものフィギュアを作ってたのか・・・・
    バンダイ始まってたんだな
    Posted by at 2008年01月11日 22:01
  11. どっかの中国人みたいにトレースでもしたのかと思ったが違ったか。
    Posted by at 2008年01月11日 23:59
  12. どうせならローゼンメイデンでやればいいのにね球体関節
    Posted by at 2008年01月12日 05:29
  13. 漫画的な絵が最近引く手数多に取引されてるのは、
    見た目の分かりやすさ、斬新であり先進的、漫画の市場が大きくなっているため買い手が増え需要が見込めるって所にあるんだろうね。
    今買っておけばゆくゆく価値が上がる可能性が高いってのが大きい。
    現代アートは株と一緒。最近中国アートが人気なのも中国の経済成長を見込んでの先物買い。

    村上の弟子↓もわかってやってるんだろうなぁ。大っ嫌いだが。本気で芸術と思ってやってたら史ね。
    http://www.kaikaikiki.co.jp/
    Posted by at 2008年01月12日 23:42
  14. オタク絵を捨てて青年誌向けに
    絵柄を変えちまった細野不二彦に
    村上を非難する資格はないよ( ´,_ゝ`)プッ
    Posted by   at 2008年01月12日 23:54
  15. 村上なんて糞なのになんでありがたがるんだろあんなもん
    Posted by   at 2008年01月13日 01:30
  16. 向こうって、大きい声出した者勝ちみたいな大雑把なとこあるからね。時代が進んで感覚が日本のオタに近くなってきたら、村上も扱き下ろされる様になるかもね。
    Posted by   at 2008年01月16日 18:58
  17. クロアチア美術とマンガの融合
    面白いし味わい深い
    素敵な作品だと私は感じました。
    Posted by at 2008年05月20日 18:19
  18. スーパーフラットだっけ?
    むしろご本人はオタクをアートにではなく
    浮世絵なんかの後継のつもりとかナントカ

    超平面的な表現…ねぇ
    Posted by at 2009年05月06日 18:11
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
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外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
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今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
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これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
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当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。
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