2007年01月15日

藤ねえがいなければ良いのに 米amazonカスタマーリビュー

元ネタ Fate/Stay Night - Advent of the Magi (Vol. 1)

Fate/Stay night DVD版
Fate/Stay night DVD版
2回連続でエロゲはどうかと思う今日この頃・・・。


こんにちは、最低な年越しのせいか未だに2007年になった実感の無い管理人です。
しかし、年が明けたのは紛れも無い事実。そんな訳で、今更ですが区切りとして2006年に印象に残ったアニメをこのブログに記録しておこうと思います。

2006年ベストアニメ 「涼宮ハルヒの憂鬱」
これは何か仕方ないんですよ。正直、ストーリー自体はたいして面白いと思わなかったんだけどとにかく観てて理屈抜きに面白かった。それだけです。京アニの本領発揮ということなんでしょうか。
涼宮ハルヒの憂鬱 1 通常版

2006年驚かされたアニメ 「桜蘭高校ホスト部」
こっちのハルヒも面白かったー。原作の少女マンガとか全然知らなかったので作品名から受ける印象だけで回避してたんだけど、海外フォーラムでの評判の良さに引かれて観てみたらハマりました。とにかくセンスとテンポとキャラが良い。詳しく知りませんがスタッフはかなり優秀な人がいたみたいですね。YOUTUBEの動画には今現在も新たにコメントが付くほどの人気振りです。他の人気アニメと比べてちょっと異常とも言えるコメント数の裏には、海外の腐女子の方々が透けて見えています。
このネタはその内このブログで取り上げるかもしれません。
桜蘭高校ホスト部 Vol.1

2006年最も期待外れだったアニメ 「Fate/Stay Night」
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
本当にね・・・一言で評価するなら、“もったいない”ですかね。
管理人は心の底から期待してたんですよこのアニメに。
原作の魅力をそのまま伝えるだけで、もの凄いアニメ作品になると思ってたし、海外でもアチラで大人気の「鋼の錬金術師」と同じかそれ以上の評判になると思ってましたよ。
それなのにね・・・もう本当にもったいないですよ。
それがあまりにも悔しくて悲しいのでココでちょっと自分の気に入らなかった部分を語らせてもらいます。てゆうかそれが目的で強引にFateの海外評を探して翻訳してたりします。

まず管理人が1番イライラしたのは、何と言っても士郎のキャラですよ。
彼はね主人公なのにバカみたいなんですよ。本当に。
バカはバカでも熱血馬鹿とか純情馬鹿とかなら、キャラとしてそれなりに説得力もあるし気に入る事もあるんですがアニメ版士郎の場合は、

ただのバカなんですよっ。

だから、観ていて非常にイライラするしつまらない。
他のセイバーや凛、アーチャーなどが出ている時は面白いのに、士郎が出てくるとイライラする。
主人公が出てくるとつまらなくなるアニメなんて面白い訳ないじゃない。
原作ゲームの彼は魔術師として日頃から訓練している描写が繰り返されているし、魔術師としての覚悟なども感じられて簡単に感情移入できるし、その生い立ちや理想を語る描写によって「正義の味方バカ」というキャラに納得できる。しかし、アニメでの士郎は彼に感情移入できるような描写が少なくしかも解り辛い。原作ゲームをやった自分でもそう思うのに、何も知らない視聴者は・・・・・。
物語や世界観、そしてその完成度自体は最高の部類なのに、その見せ方(演出?)が下手すぎると思う。宝具の使用によってセイバーの正体が士郎にも明らかになった時もその驚くべき正体にもっと盛り上がっていいはずなのに、何か士郎は淡々としていて盛り上がりに欠けた。なのに風呂に入ってるセイバーを目撃した士郎は大騒ぎ。ビックリする所が違うでしょ。もう本当にアホかと。そんなファンサービスする時間と金があるなら原作の雰囲気を出すのに使ってよ。5話辺りから結構グタグタな進行になって、それでもセイバーの宝具使用と14話でアーチャーが無茶したエピソードが秀逸で何とか視聴に堪えてたんだけど、
その直後にこれでは・・・・・

フェイトのアレ.jpg

この後は最終回まで特に語ることは無いですね。惰性で観てるだけでした。
まあでも最終回のラストシーンは泣けました。
あーいう演出ができるなら、どうしてこれまでと言いたくなりましたが。
是非リメイクかUBWのアニメ化を希望します。
ハリウッドも「銃夢」じゃなくてフェイトを映画化すればいいのに。
よっぽど凄い映画ができると思うけどなあ。

ちなみに管理人が1番好きなキャラは、セイバーでも凛でもなくライダー姐さんです。
Fate/stay night キャラクターイメージソングシリーズVI:ライダー(浅川悠)

前振りが長くなりましたが、そんなフェイトのアニメDVD第1巻が昨年末に目出度く北米でも販売されました。米amazonに購入者のリビュー(批評)がUPされていたので紹介します。

★★★★☆ BATTLING FOR THE HOLY GRAIL, January 3, 2007
聖杯を巡る戦闘

Reviewer: byron72 "lost child" (Houston, TX United States)

16歳で高校生のシロウは、冬木市で起こった火災で両親を失いその残骸の中で発見された後、強力な神秘主義者によって育てられる。シロウは彼の養父から少し魔術を教わるがたいして身に着かなかった。彼が唯一レッスンから習得したものは、物体に触るとそれの何処が悪いか判別できるというものだ。これでは本当に先が思いやられるよ。そう思うだろ?

彼の日常はとても平穏だった。彼が放課後に人外な戦士達の闘いを目撃するまでは。そして視界に現れた戦士の1人を操っているのは彼のクラスメートの美女、リンだった。リンは7人の「マスター」と「サーバント」達で争う「聖杯戦争」と呼ばれる勝ち抜き戦に身を投じていたのだ。マスター達は聖杯(そう、あの聖杯のことだ)によって20年ごとに選ばれ、どんな願望も叶うというその力を手に入れる為に闘い合う。サーバントは、歴史上の偉大な戦士達の魂の化身だ。彼らはマスターの戦士として使役される。そしてこのゲームに最後まで勝ち残った者が聖杯を制御する権利が与えられるのだ。
そして不運な事にシロウは目を付けられてしまった。何故ならこの闘いを目撃してしまった者は速やかに抹殺されねばならないからだ!

フェイト/ステイナイトは似たような他の多くのアニメとはハッキリと区別しなければならない。このアニメはどうしてもエンジェリックレイヤーや鋼鉄天使くるみを思い出させる。セイバーと呼ばれるシロウのサーバントが重装メイドの格好で登場した時は特にそうだ。しかし、素晴らしい所はシロウとセイバーの関係が弱虫オタクが強い女性ロボットか女戦士と出会うタイプのアニメでは一般的な弱々しいものではないという事だ。セイバーは凛とした迫力がありシロウはサーバントである自分を単に道具として使うべきと考えている。だが彼女は直ぐに思い知る、シロウが典型的なマスターとは全く違っている事に。とりわけ彼には何が起こっているか全然解っていないのだと悟った以降は。

私は彼らの関係がどのように進展して行くのかを見たくてたまらなくなった。この第1巻のアニメーションと声優の演技は最高で実際に標準以下の物語を補っている。
と言うのも、もし聖杯にキリストの血が入っているというのなら、イエスが人々を時には死ぬまで激しく戦うように強要しているという事になるのだろうか?聖杯が人々を争わせる理由、そこがこの物語の少し弱い部分だ。
力こそ正義だとみなす事は全てのキリスト教徒に反するのでは?
もちろん、日本人は我々の宗教を宗教的な見地からは考えていない、もっと非宗教的なものだ。だから、フェイトのクリエイター達は聖杯を単にカッコ良さそうで神秘的なギミックとして見ている。もしあなたが宗教的な矛盾に目を瞑る事が出来るのなら、これは平均以上の素質を秘めた平均的なアニメになるだろう。

★★★★★ Not the best show in all of existence, but still lives up to the standard of TYPE-MOON anime., December 16, 2006
現存する作品の中のベストショウではないが、TYPE-MOONアニメの標準には達している。

Reviewer: Porcupine

僕は個人的にちょっとしたタイプムーン(アニメの原作になったPCゲームの製作会社)のファンなんだ。だからこんな事は滅多にしないんだけどこのアニメには星5個をあげちゃうよ。でも僕は完全なタイプムーン信者って訳じゃないよ。僕は日本語が出来ないからFate/Stay Nightも月姫もプレイした事ないからね。だからこそ、このアニメを既に良く知ってる人もそうでない人もそのほとんどが楽しめるだろうと思ってるよ。僕がこれまでに観たのはこの第1巻の4話(全24話)だけで全部じゃない。だからこのリビューは僕が観たものだけをベースにしてるからね。

ストーリーに関して言えば、フェイト/ステイナイトは5点満点中で5点だよ。
完璧な5点満点ではないし、歴代最高の名作の1つという訳じゃない。
だけどかなり面白いし、興味をそそられるというタイプムーンを有名にしたのと同じやり方を踏襲し、まず間違いなく発展させてもいるよ。演出は恐らくこのアニメの最大の弱点で、星3つか4つだね。それでもまだかなり良いんだけど、全てを間抜けな瞬間にしてしまう茶髪のショートヘアーが出てくると僕を最も不愉快にさせちゃうんだよ。彼女の名前は忘れちゃった。<注:藤ねえの事だね。タイガー哀れ・・・>それに彼女の出番の時を観てても物語の本筋やバトルに彼女が重要なキャラだとは思えないしね。彼女がいなければ良いのに。彼女が雰囲気をぶち壊すたびに僕は彼女を責めてるよ。彼女が出てこない時のフェイト/ステイナイトは程よくシリアスで、僕がこのタイプのアニメに好む基調にフィットしてる。

作画スタイルには5点満点中5点以上をあげちゃうよ。多くの人達が言ってる様に、リン・トウサカはこれまでのベストキャラクターデザインの1人だよね。作画の一貫性については4話しか観てないのでまだ何とも言えないけど、これまでの所はかなり良いよ。でも5話の予告には作画崩れが少し見られたなあ。アニメーション品質はギリギリ星5つ。フェイト/ステイナイトの予告宣伝(Geneonの他のDVDで観られる)を観た人の為に言うと、このアニメの標準的なアニメ品質は予告宣伝のファイトシーンのレベルにはまだ達していないよ。だけど、もっと酷いという訳でもないけどね。今のところ動画の節約といった兆候はほとんど見られないけど、予告宣伝のファイトシーンの様に超豪華って訳じゃないということだよ。背景作画は星4つ。かなり良いけど、僕が観た中では最高の部類じゃないな。音楽は星4つかな。とても有名なアニメ作曲家ケンジ・カワイがやってる。でもほんの2、3曲が本当に印象的なだけだね。同じ作曲家が過度に起用されると、それぞれのアニメにたくさん良い曲を提供できないのは仕方ないよ。オープニング曲とエンディング曲が良くはないという以前の批評に僕も同意だね。それらはケンジ・カワイの作品じゃない、BGMで良い曲だけが彼の作品だよ。

このアニメのジャンルに関して言うと、フェイト/ステイナイトは一種独特だよね。
これって戦闘アクションと恋愛シミュレーションのブレンドでしょ、でもこれこそがタイプムーン作品のトレードマークなんだよ。それにこのアニメは両方のジャンルのファンにアピールするのに十分な出来だと思うよ。それに興味深い歴史的な雰囲気も併せ持っている。このアニメのほとんどの戦闘要員は古代神話などのヘラクレスやメデューサ、ササキ・コジローといった歴史上の人物なんだ。最初の4話では彼らの2人の正体が判明するよ。
中にはセイバーの正体を知ったら激怒する人達がいるかもしれないね。ハハハ。
僕はいつ彼女の正体が明らかになるのか知らないけど。

最後は、このショウではなくDVDディスク自体の批評だよ。
これは、僕がこれまで観たGeneonからリリースされたDVDの中で最もいい加減な代物だね。メニュー画面は最低、面白みというものが完全に欠けている。ほとんどの画面で音楽が鳴らずにただ静寂。
(中略)
おまけ特典は基本的に無し。予告宣伝は他の古い作品の焼き増しのみ。
1つ良い所をあげると、英語吹き替えがかなり素晴らしいことだね。
だから、日本語音声に英語字幕で観るのと同様に英語吹き替えで観る事もオススメするよ。

banner2.gif オウエン タノム


18歳未満の方やエロゲはちょっとという方はPS2版をどうぞ。
realta_nua_top_b.jpg
Fate/stay night ライダー (彩色済み完成フィギュア)
Fate/stay night ライダー (彩色済み完成フィギュア)
posted by のぶ at 12:54 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | ANIME(アニメ)
   
この記事へのコメント
  1. fate/stay nightはノベルゲームというフォーマットに書き下ろされた物語ですから、
    アニメに変換するのは元々無理がありますよやっぱり。
    TYPE-MOONはアニメ化に恵まれていないと言われますけど、結局はそういうことなんでしょう。

    藤ねえは、ユーザーにとっては長期戦になるストーリーの中での息抜きですからね。
    原作者自身もそういう存在であることと「日常の象徴」であることも言明してたりします。
    Posted by at 2007年01月15日 21:15
  2. 流石にエロゲの話しは本当にやめてくれ
    普通に拒否反応がでる
    つーか、精神的ブラクラだよコレ

    それにコレ系は大量の「信者」が湧き出るからなぁ…
    これのアニメだって全部アニメ製作会社にして
    そっちを叩きまくる奴が大量生産されてて
    すごく気持ち悪かったし…
    Posted by   at 2007年01月16日 23:18
  3. アニメは観ましたが、ゲームはやってません。
    ですので、純粋にアニメだけの評となりますが、「どちらかといえば面白かった」あるいは「つまらなくはなかった」印象です。
    いろいろ良い素材がそろっているのに、今一つ盛り上がりに欠けた気がします。確かに「もったいない」ですね。タマの取り合いなんですから、もっとケレン風味が欲しいところです。
    どこまで原作通りかは知りませんが、スタッフが原作を意識し過ぎたのかな?

    ちなみに、「月姫」の方はゲームをやっておりますので、TYPE-MOONの面白さは理解しております。
    Posted by さとー at 2007年01月17日 18:34
  4. >他の人気アニメと比べてちょっと異常とも言えるコメント数の裏には、海外の腐女子の方々が透けて見えています。

    むしろこっちの方を訳して欲しかった……
    Posted by   at 2007年01月18日 23:44
  5. フェイト見て見ました。
    感想はそうだなー 作画は他のダメな奴よりはかなりいい、けどブラックラグーン
    みたいな最高ではない。
    やっぱ演出がダメってのは同意ですね。
    なんか原作はやってないから分からないけど、喜怒哀楽の演出全部微妙。
    そのせいでストーリーが味気ない感じになってる。印象に残るかといえば、たぶん一ヶ月で内容ほとんど忘れるなww
    Posted by ESPmen at 2007年01月27日 01:55
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
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今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
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これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
amazon内容紹介 : イラクと日本で何があったのか!最も危険をともなう撤収は、いかに行われたか?なぜ、一人の殉職者も出さずにすんだのか?10次、5500人にわたる自衛隊史上最大の任務―その人間ドラマと緊迫のドキュメント。
当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。