2006年10月26日

僕にはもっと得点が必要 by中村俊輔 EveningTimes記事

元ネタ EveningTimes online 23/10/06

また俊輔の記事です。
前回記事のランキング応援は少なかったんですが、こりずにまた書いちゃいました。
そうしてしまうほど、今の中村俊輔には魅力を感じています。

CELTIC01.jpg
↑クリックでセルティック日本語公式サイトに飛びます。

昨シーズン、俊輔はストラカン監督の掲げるパスサッカーをセルティックに浸透させチームの優勝にも貢献しました。しかし、アウェーなどで敵のプレッシャーが厳しい時には上手くパスが回らず攻撃の組み立てもままならないなんて事もありました。それを踏まえて試合が膠着した状態の時、自分ひとりで打開できるドリブルやシュートを俊輔は今シーズンの課題にを挙げていました。

そして正に今、その努力が実を結び始めたと管理人は感じています。
最近の俊輔はほとんど全ての得点へ絡んでいますし、攻撃の組み立ても完全に俊輔中心になっています。新加入選手のヤロシクやネイラー、グラベセン、ミラーも実力を認めて素直に俊輔にボールを渡す様になりました。コンビネーションがイマイチだったウィルソンとたまに暴走するグラベセンがいない今、俊輔は伸び伸びとプレーしている様に見えます。

そんな絶好調とも言えそうな俊輔が、現地記者に更に頼もしい事を言ってくれていたので取り上げてみました。もっと得点取るぞ宣言も嬉しいんですが、ストラカン監督との蜜月も続いている様で安心しました。この二人は相思相愛の上、利害関係も一致しているので、俊輔にとっては最高の監督だと思います。

俊輔を象徴としたストラカン政権下のセルティックは今、史上初めてのCL決勝トーナメント出場という歴史を刻もうとしています。そしてもしかしたら、俊輔がセルティックの伝説になろうとしているのかもしれません。それを見届ける為にもこれからもワクワクしながらセルティック観戦を続けていきます。

I need to score more, says Naka
僕にはもっと得点が必要、と中村は言う

by Alison McConnell
SHUNSUKE NAKAMURA today thanked Gordon Strachan for the faith he has shown in him.
中村俊輔は今日、ゴードン・ストラカンが示す彼への信頼に感謝した。

セルティックを8ポイント差の首位に押し上げた土曜日の2-1で勝利したマザウェル戦において、この日本人ミッドフィルダーは2点ともゴールのおぜん立てをしました。

チャンピオンズリーグ、ベンフィカ戦での果敢なプレーに加えて、先週のダンディーユナイテッド戦におけるハットトリックの達成。それは中村にとって実りの多い期間でした。

ストラカンはこのプレイメーカーに対する賞賛を隠そうとしません。そして中村は(この夏の延長契約にサインをした)その賛辞に報いたくてたまらないのだ。

「監督は僕にああしろこうしろとか多くは言わないんだ。」中村は言った。
「彼は僕のする事に2,3意見を言うだけなんだ。僕を信じてくれる監督につけるというのは嬉しいよね。」

マザウェル戦では、中村はゴールスコアラーからゴールクリエイター(彼の試合での重要な要素)に変わっていた。しかし、彼はもっと自ら得点しなければならないと考えている。

中村のセットプレーでの優れた能力は評判になっている。もしタナダイス<ダンディーUのホームスタジアム>で何か驚くことがあったとしたら、それは彼の3つのゴールが流れの中のプレーから生まれたということだろう。

だが、流れの中からのゴールの味を知った中村は、それをもっと味わっていたいと思っている。

「良いパスを出すのが好きだし、チームのストライカー達に良いパスを出すのはいつも僕の喜びだよ。」彼は言った。「それが僕の長所だと思う。だけど、僕はもっと自分で得点する必要があるとも感じてるんだ。」

「監督が言ったように、僕達はダンディU戦とCLのベンフィカ戦で良いパフォーマンスを見せた。でも、もしマザウェル戦で僕達が下手なプレーをしてたとしたら、意味が無くなってしまうんだよね。僕達は上手くやれるって事をマザウェル戦で確認しなければならなかったんだから。」
(中略)
セルティックのチームメートの何人かが、祖国の代表戦に駆り出されていた時、中村には一週間の休暇があった。しかし、この選手は彼の国の代表試合に関わっていないにもかかわらず、非常に疲れる里帰りの旅に出ていた事を明らかにした。

「まとまった休みがあったから、2-3日日本に帰ってたんだ。とにかく、家族に会いたかったんだよね。」

他のチームメートと同様に、中村は次の日曜日のラグビーパーク<キルマーノックのホームグランド>への遠征に備えている。そしてこのミッドフィルダーはキリー戦では素晴らしい記録を残している、これまでの対戦で1試合を除き全て得点しているのだ。

セルティックはパークヘッド<セルのホームグランド>での開幕戦でジム・ジェフリー<キルマーノックの監督>のチームを叩きのめした。しかし、中村はキリー戦ではいつも彼に幸運が訪れるという見方には否定的だ。

「得点することはいつも嬉しいことだし、あなたが僕がキリー戦で良い記録を残してるというのなら、それはたぶんそうなんでしょう。でも僕は今、そういうことは考えてないです。」

「できれば僕達はまた良い結果を出して、今僕達がいる順位を維持したいね。」

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posted by えいち at 00:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | Persons(注目の人物)
この記事へのコメント
  1. 俊輔記事歓迎です!
    内容的には、ナツメグのような掲示板の方が面白かったかな
    Posted by 猫子猫 at 2006年10月27日 00:15
  2. 面白いブログですね。がんばってください。
    そして俊輔の進化には目を見張りますね、まさに目が離せない。日本人サッカーファンとして頼もしい。でもそれを分からない自称サッカー通も多い。いやあ勿体ない。
    そんな時にストラカン監督のコメント「俊輔のプレイを高く評価できない人は問題でサッカーを見に来ない方がいい」http://www.nikkansports.com/soccer/world/p-sc-tp3-20061026-108562.html
    この元ネタをリクエストします。
    Posted by mac at 2006年10月27日 07:53
  3. コメントありがとうございます。

    現地掲示板は本当に面白いです。生のファンの声が分りますから。でも、管理人の英語レベルでは彼らが日常で使うくだけた表現やスラングがほとんど理解できないので、紹介したくても中々上手く行きません。でもこりずにまたやってみるつもりですので気長に待っていただけると嬉しいです。

    >ストラカン監督のコメント「俊輔のプレイを高く評価できない人は問題でサッカーを見に来ない方がいい」

    正にその翻訳を昨日から頑張ってました。やっと終わったのでのUPします。楽しんで頂ければ幸いです。
    Posted by えいち at 2006年10月27日 17:08
  4. http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=81883

    神業っていうレベルじゃねえぞ。中村俊輔の芸術的フリーキック、チャンピオンリーグ
    Posted by at 2006年11月25日 09:11
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
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当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。