2006年10月27日

中村の価値が分らない人はサッカーを観るべきではない byストラカン EveningTimes記事

元ネタ EveningTimes online 24/10/06 

またまた俊輔の記事です。
何か止まらないですよ。でも仕方ないんです、現地記事を読んでて今1番楽しいのは中村俊輔の記事なんですから。

この元記事、タイトルだけ見るとテルファーを褒める記事の筈なんですが、記事の途中で俊輔大好きのストラカン監督のコメントが出てくると、もう駄目です。最初はテルファー擁護の発言をしてるのですが、いつのまにか俊輔賛辞の発言に切り替わっています。本当この監督は面白過ぎです。

これではあまりにもテルファーが可哀相なので、僕が彼についての意見を言っておきます。まず昨シーズンのテルファーですが、はっきり言ってお荷物でした。彼はストラカンが監督就任時に連れて来た選手で、実力は平均かそれ以下でした。しかし、ストラカンは彼を使い続ける事に固執しそれが分っているテルファーはチームの為に自分を犠牲にする様なプレーは全くしませんでした。だって彼には試合で良いプレーをしてスタメンを確保する必要がないのだから。彼はDFですが昨シーズン貰ったイエローカードが1枚だけです。その1枚も相手選手との口喧嘩が原因で、敵をイエロー覚悟の危険なタックルで止めて貰った警告は一度も無いのです。こんな選手、特にDFは他にいないと思います。守備をしないと批判される俊輔ですらタックルでイエローを貰ってますからね。

そして今シーズン、ネイラーという左サイドバックを獲得して以来、右サイドバックにテルファーではなくウィルソンが入り、彼はスタメン落ちしました。セルサポからも以前から彼のプレーには批判が多かったのでこれでテルファーも終わりかと思われましたが、ウィルソンが怪我をしてまた彼に出番が回ってきました。マンU戦でテルファーが途中出場CLデビューするのを観た時、何の冗談なんだと思った方も多かった筈です。実際、その試合の彼は酷かったですしね。ところが、その後の国内リーグ戦では昨シーズンとは全く違うテルファーがピッチにいました。敵をタックルで止め、味方のカバーリングに走り、敵にパスするのを止めました。そして昨シーズンの唯一の褒め所の俊輔とのコンビネーションも健在でした。これには管理人もビックリです。

しかし、勘違いしないで下さい。僕は今のテルファーを賞賛しているのではありません。彼はセルティックのディフェンダーとしてやるべき事を及第点レベルでやっているだけなのですから。これで賞賛していたら、他の選手も毎試合絶賛しなければいけなくなります。でも、今のテルファーなら俊輔の相方として王者セルティックの右サイドバックとして許せるかなと勝手に考えています。

Unsung hero Telfer deserves applause not chorus of boos
陰のヒーロー、テルファーにはブーイングの合唱ではなく拍手喝さいが相応しい。

by Alison McConnell 24/10/06

伝統あるセルティック・サポーターを幸せにし続けるのは、気高くも移ろいやすい仕事です。そしてゴードン・ストラカンがその仕事を本当に味わう機会を得ぬ間に、先週は終始笑顔のままという結果に見えた。

3つの勝利、リーグ首位、そして多くの賞賛。

その一方で多くの人が気付いた様に、セルティックサポーターの前でプレーするということは、厳しいプレッシャーと終わりの無い監視を与えられるとういことです。そして、ポール・テルファーはカップ戦決勝の宿敵レンジャーズ戦でハットトリック決めたとしても、彼の応援歌を十分に聞くことはできないのかもしれない。

このディフェンダーはオールド・トラフォード<マンチェスター・ユナイテッドのホームグランド>でマーク・ウィルソンが足を負傷して以来、セルティックのスターティクング・イレブンに戻ってきており、ストラカンはこの選手がパークヘッドではある種の身代わりとして叩かれていて、その貢献度に値する認知を得ていないと考えています。

テルファーは火曜の夜のベンフィカ戦で良いプレーをしましたし、その週末の試合でも彼のオーバーラップは中村俊輔と完璧に合っていました。

「ポールの周囲で起こっていることには、人々が彼を槍玉にあげる誰かに選らんでいる状況から開放してくれるまでは様子をみるつもりだ。何故なら、彼らはいつでも誰か1人を叩かずにはいられないんだから。」ストラカンは言った。「でも彼は先週、我々の為に素晴らしい働きをしたし、マザウェル戦では我々のベストプレイヤーだった。」

「彼はボールをキープして、良いパスを出していた。彼は良い雰囲気でプレーしていて、いくつかの素晴らしいクロスをあげていたし、私達が彼にそこで敵のパスを奪う必要があると感じた時、彼はそこにいた。」

「私に関する限りでは彼はただの犠牲者なんだ。だって私が彼をいくつかのクラブへずっと一緒に連れて行ってたんだから。それだけのことだよ。」

「ナカとテルファーはマザウェル戦で、実際に勝つ為の原動力を私達に与えてくれていた。左サイドからは上手く攻める事ができていなかったからな。少しプレッシャーをかけられてもいたが、彼らは上手くやっていたと思う。」

中村も、またいつもの様にストラカンの賛辞の受取人だ。そしてそのセルティックのボスは、この日本人ミッドフィルダーの才能を正等に評価できない者はお金を払ってサッカーの試合を観るべきではないと確信している。

「もし中村を過小評価する人がいるのなら、それは本当に問題だよ。そんな人はサッカーを観に行くべきではないと私は思う。」ストラカンは言った。「彼はボールを操ることに関しては天才だ。彼には他の誰にも思いつかないパスコースが見えている、そしてそこへパスを出す事が出来るんだ。」

「私は彼の様な選手をあまり見たことが無いといつも言ってるだろ。彼の展開力とボールタッチはファンタスティックだよ」

「もし中村の出る試合で私が心配する事があるとしたら、それは我達が彼に頼り過ぎてるかもしれないということだな。我達は他の選手にもゴールの演出をして欲しいと感じている、だが努力してそうなるだろう。」

セルティックが確立した8ポイント差を付けてのSPL首位という成績が彼らのパフォーマンスを如実に物語っているのですが、実は更に昨シーズンのこの時点よりも2ポイント上乗せしている。

12ヶ月前ハーツはリーグ首位に立っており、まだ一度も負けていなかったが、彼らはその成績を持続させる事ができませんでした。

ポール・ルグエンの監督就任はレンジャーズに弾みをつけると期待されていました。そして逆にストラカンのチームは概して見限られていました。偉大なセルティックの監督は平然としていましたが。

「私は様々な意見に我慢しなければならないし、その事については問題ない。」彼は言った。「昨年、私がこの仕事に就くのはあり得ない事だったのに、私達は差をつけてリーグ優勝をした。昨シーズン、多くの人が色んな意見を言っていたが、私は聞き入れなかったしその事に不満も言わなかった。」

「私はただやるべき事をやっただけ。そしてそれを私達は再びやっているんだ。」

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中村俊輔 スコットランドからの喝采
中村俊輔 スコットランドからの喝采東本 貢司

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stars俊輔のいたスコットランド
stars非常に勉強になる
stars日本人向けではないです。。。

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posted by のぶ at 16:36 | Comment(8) | TrackBack(0) | Persons(注目の人物)
   
この記事へのコメント
  1. 監督の俊輔賞賛をスポーツ新聞で見る度に、日本向け記事だからだろうと思っていたもんですが、本当にべったりみたいですね。
    Posted by 猫子猫 at 2006年10月27日 23:46
  2. ストラカンは点入ったときの喜び方もかわいい
    Posted by Kaj at 2006年10月28日 02:05
  3. もう一生ストラカンのもとでプレーしてもらいたい・・・
    ここまでいってくれる人なかなかいません。
    Posted by jp at 2006年10月29日 15:43
  4. 訳UP!ありがとうございます。
    しかし想像以上にハッキリと俊輔のサッカーそのものを賞賛していますね。たいしたもんだ、ストラカンも俊輔も。二人とも芯の強い人間だと思う。

    ストラカンは俊輔よりずっと低い身長でプレミアでも活躍したんだから精神的によほど強いものを持っているんですね。今の俊輔は良き師から学んでいる結果が出ているのかも。
    Posted by Mac at 2006年10月29日 16:23
  5. はじめまして!
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    俊輔は最近好調ですね♪
    海外で活躍されている日本人には本当に
    いい結果を残してもらいたいです^^

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    Posted by 無料先生(英語) at 2006年11月01日 10:45
  6. はじめまして!
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  7. http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=81883

    神業っていうレベルじゃねえぞ。中村俊輔の芸術的フリーキック、チャンピオンリーグ
    Posted by at 2006年11月25日 08:49
  8. 現役時代のストラカンと自分のプレースタイルが似てる、って俊輔がインタビューに答えてたね。そういや。
    今や監督となった自分のイマジネーションをグラウンド上で実現してくれるプレーヤーって、嬉しいのかもね。
    Posted by at 2008年11月10日 03:02
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
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今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
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当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。