2006年09月01日

遊戯王世界ゲーム選手権 海外記事

元ネタ northjersey.com August 2, 2006

本題に入る前に、管理人のお詫びを少し・・・

先日の「 TokyoPop vs VIZ 」で書いた内容が(やはり)間違っていたようです。訂正のコメントをガンダムさんに頂いたのでそちらを参照して下さい。
しかしそうなると、VIZは一時まんまとTokyoPopに出し抜かれていた事になるのかな。情けない、一体何をやってたんだ!と思った方、本当の事がちゃんと知りたいという方は、これをどうぞ↓
萌えるアメリカ.jpg
萌えるアメリカ
米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか

単行本: 272ページ
出版社: 日経BP社 (2006/8/14)
ASIN: 4822245284
Amazon.co.jp ランキング: 本で3,589位
VIZの中の人が書かれた本です。これもガンダムさんにコメント頂きました。
本当にありがとうございます。コメント欄にて返事ができなくて申し訳ないです。
この本、むちゃくちゃ面白そうです。激しく読みたい。
しかし、1680円ですか・・・丸々2日分の食費ですよ・・・。
僕は図書館で借りる事にします。
でも、お金に余裕があって何よりこの手の話題が大好きな人は是非。

あれ?お詫びがいつの間にか宣伝に!ミラクゥォ!
・・・・・・長くなるので本題に戻ります。

遊戯王(正確には、遊☆戯☆王?)を知ってますか?
マンガやアニメに興味がなくてお子さんがいない方には、ほとんど無縁のものだと思います。僕もこのマンガは読んだ事ないし、アニメも3代目ぐらい(妙にOPのノリが良いやつ)のをたまたま観た事があるぐらいです。そして、アメリカでは遊戯王アニメがポケモンに迫る人気があってそのカードゲームも、やはりポケモンカードと同じくらい人気があるという記事を、数年前に読んだ事もありました。でもさすがに今はもう下火になって、遊戯王カードで遊んでいるアメリカの子供はかなり減っただろうと思ってました。

ところが、いつもの様にネタを求めてネットを彷徨っている僕の目に、
Yu-Gi-Oh! world gaming championship 』という文字が飛び込んできました。
遊戯王世界ゲーム選手権!? えっ世界って何?どうゆうこと?
驚きつつ、その記事を読んでみると、遊戯王ゲームは未だアメリカで楽しまれており、国内大会で勝ち残った16人の勇者が、東京で開かれる世界選手権に無料で招待された、しかも、その中の1人がわずか13歳の少年だと言うのです。

世界選手権と銘打つからには、本当に世界中から選手を集めるんでしょう。
それは、このゲームが世界中で遊ばれていて、運営組織も機能している証拠ですよね。そして、それだけの選手を無料で招待することのできるコナミは、かなり遊戯王カードで利益を出しているという事で、それも遊戯王カードの人気健在ぶりの証左でしょうか。

実はこの世界選手権、8月6日に行われて既に終了しています。
少し検索してみたんですが、元記事の13歳の少年ブランドン君がどんな成績だったのか、全く分かりませんでした。日本のマスコミもこういう企画をもっと特集して欲しいものです。せっかく、世界中の子供達が日本のカードゲームに興味を持ち、国内予選を勝ち抜いて聖地日本での世界大会に来たというのに・・・。

Teen wins trip to compete in Yu-Gi-Oh! world gaming championship
10代の若者が、遊戯王カードゲーム世界選手権への参加旅行を勝ち取る
By ERIC HSU


フェアローン<注:米国ニュージャージー州の地名>

彼の母親は、それが宿題をやる時間を侵食しているのではといった考えが頭を離れず心配していた。ブランドンは、それは数学の助けになる生産的な趣味なんだと言った。

いずれにせよ、ブランドン・シャーマンの持つ遊戯王(日本の人気アニメを基にしたトレーディング・カードゲーム)の才能は、今週末に行われれる『 Yu-Gi-Oh!世界選手権 』トーナメントへ出場する為の東京旅行を勝ち取るには十分なものだった。

もしあなたが僕をnerd(オタク)と呼びたいのなら、どうぞ、僕はそれを賞賛として受け取るから。」と、ランドルフの母親の家とフェアローンの父親の家とで時間を分けて過ごす13歳の少年は言った。

ブランドンは、6月23日にサンディエゴで行われた国内選手権で上位4位に入り、世界選手権トーナメントへ進む為の予選を通過した。彼は、コナミ(このゲームのメーカー)のスポンサーによる国内遊戯王知識テストで、16人のハイスコアの中の1人になった後で、サンディエゴへ空輸されてきていた。
(中略)
「何か凄いことだよね、13歳の息子が私を旅行へ連れて行くなんてね。」
と彼の父親のジェフ・シャーマンは言った。

遊戯王は、1990年代後期から人気のある日本のアニメだ。大部分の大人には理解しがたい事だが、トレーディングカードやビデオゲーム、そして映画までもが子供達に支持されて、数百万ドルのお金に姿を変えた。

遊戯王ゲームにおいて、プレイヤーは呪文やモンスターの描かれているカードを互いに戦わせる。ブランドンは任天堂ゲームボーイ用に作られたゲームで競い合っている。通常このゲームはカードで遊ぶものなのだが。
彼はオンライン対戦も時々やっていて、その際ユーザIDを" Beaverteeth92 "で通している。彼が選んだ名前の理由は、「だって、僕の前歯はピアノの鍵盤みたいだったんだ。」

ブランドン(モリス郡ランドルフのヘブライ学園で8年生になる)は、5年前から遊戯王で遊び始めた。それ以来、彼は2000枚以上の遊戯王カードを集め、彼の母親(彼の学校で働いている)が驚くほど、しばしば1日に何時間も遊んでいた。

「とにかくもの凄い執着ぶりで、それが彼の人生を奪っていくんじゃないかと思っていたわ、」と母親のアン・ブシュウェルは言う。「でも、彼が何か(興味を持って上手くやる事ができるもの)を見つけたという事実は、素晴らしい事よね。」

ジョー・ディーツ(デンビルにあるDark Tower Gamesのオーナー)は、ブランドンが彼の店に立ち寄る者のなかで『 最も真剣な 』遊戯王プレイヤーだと語った。13歳のブランドンは、世界選手権に出場する他のアメリカ代表
(17歳〜24歳)のなかで最年少になる。

遊戯王ゲームは、『 ポケモン 』や『Magic: The Gathering 』のような人気のトレーディング・カードゲームのカテゴリーに属しており、時としてカードをもっと売るのが主な目的の手段になっていると批判を受けてきた。しかし、遊戯王ゲームはポイントの計算やルールの熟知を要するので、プレイヤーの頭脳の訓練にもなるとディーツは語る。

「彼らは、戦略を学び、数学を学び、どうように思考すべきかを学んでいるんだよ。」

フェアローンに住むブランドンの祖父ローランド・シャーマンは、孫がゲームで遊んでいる時の言葉がさっぱり分らないと言うが、こう続けた「ブランドンが何かに専念した時、あの子は卓越している。」

AMAZON 本 検索ワード 『 遊戯王 』
posted by のぶ at 12:01 | 東京 ☀ | Comment(6) | TrackBack(0) | Culture(文化)
   
この記事へのコメント
  1. tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20060829.mp3

    興味深いのを発見しました。アメリカでのモーニング娘人気の実態のラジオなんですが、ブライアン・キャンプなる、モー娘オタクのブログの翻訳希望します。
    Posted by たま at 2006年09月01日 18:01
  2. http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20060829.mp3

    興味深いのを発見しました。アメリカでのモーニング娘人気の実態のラジオなんですが、ブライアン・キャンプなる、モー娘オタクのブログの翻訳希望します。
    Posted by たま at 2006年09月01日 18:01
  3. ttp://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20060829.mp3

    興味深いのを発見しました。アメリカでのモーニング娘人気の実態のラジオなんですが、ブライアン・キャンプなる、モー娘オタクのブログの翻訳希望します。
    Posted by たま at 2006年09月01日 18:01
  4. あちらでは、こういった趣味にのめりこむ子供を取り上げたレポートには、大体心配する親のコメントが出てきます。
    日本では、『一芸に秀でる』ことを良しとする文化がありますよね。
    日本のモノ作り、クリエイターの力はこの文化から生み出されていると思う次第です。
    翻訳ご苦労様です。
    Posted by 猫子猫 at 2006年09月02日 00:49
  5. ダムドビートか
    それともライトロード?
    今人気のキャットシンクロ
    この3つのデッキのいずれかだな
    Posted by at 2008年08月14日 04:19
  6. 遊戯王欧米版(yu-gi-oh! TCG)はコナミではなく、アッパーデック社が販売に関する権利と収益を握っています。

    アッパーデックはコナミ以上に金儲けのやり方がせこいという噂を耳にします。
    オリジナルの遊戯王OCGとyu-gi-oh! TCGは殆どのカードが対応しており、日本のカードに欧米のカードを混ぜて遊ぶことが可能なのですが、アッパーデックは何と日本版のカードを欧米の公式大会で使うことを禁止してしまいました。日本と韓国の公式大会では、どの言語で書かれたカードも(対応する同じカードが国内で出ていれば)使っていいことになっているのに、です。
    他にもレアカードの封入率をあり得ないくらい下げる(そのせいでダムドや神宣なんかのガチカードが一枚ン十万するんだぜ)、パチモンの蔓延を放置する、見かねたコナミが販売権を取り上げようとしたのを突っぱねる、等々
    お子様にとってとても優しくない仕様になっているそうです。向こうには「TCGは大人がやるもの」という観念があるから、というのも一因だそうです。

    >>5
    グラディアルビーストかもしれん
    Posted by at 2009年02月23日 02:40
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
amazon内容紹介 : イラクと日本で何があったのか!最も危険をともなう撤収は、いかに行われたか?なぜ、一人の殉職者も出さずにすんだのか?10次、5500人にわたる自衛隊史上最大の任務―その人間ドラマと緊迫のドキュメント。
当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。