2006年09月09日

ブリーチ英語声優インタビュー 海外アニメサイト

元ネタ Anime News Network Sep 7 2006

Bleach(ブリーチ)という人気漫画がアニメ化されかなり人気があるようです。
アニメは既に原作漫画に追いついてしまったのに、その人気の為か終わるわけにはいかず、オリジナル脚本でいまだ放送され続けています(もう100話ぐらいになるかも)。ナルトと同じ状況という事でしょうか。

僕は、かなり前に原作を漫画喫茶で一度ざっと読んだ後は、最近スカパーでアニメの最初の頃のエピソードを数話観たぐらいです。正直漫画の方はほとんど印象に残ってなかったのですが、アニメは普通に面白いなと思いました。何か観ていて飽きさせないんですよね。ストーリー展開は決して速くは無いんですが、テンポが良いんです。ホロウや死神達との戦いというシリアスで熱い物語をベースに愉快な脇役達のギャグが挟まれていて、週刊ジャンプの作品では王道の構成という感じです。

そしてこのブリーチのアニメは、ナルト同様に海外でも人気があります。
最近ラインセンス契約されて、カートゥーンネットワークの深夜枠アダルトスイムでの放送が決定しました。アメリカで放送となると当然英語に吹き替え(dub)されるのですが、以前にも記事にした様に海外のコアなファンはdubを毛嫌いする傾向があって、英語の声優さん達に異常に厳しい事で有名です。ブリーチは新作の目玉商品ですから、アダルトスイムでも番組開始の宣伝を流していたのですが、それを観て英語声優の声を聞いたファンが早速、罵詈雑言を浴びせていたようです。

youtubeにその宣伝がUPされていて、そのコメント欄にも罵倒コメントがたくさん見られました。

http://www.youtube.com/watch?v=65lg2h58Qe8
何か英語声優さんは可哀想ですね。

さてその渦中のブリーチ主人公イチゴの英語声優ジョニー・ヤング・ボッシュ氏が、北米大手アニメサイトANNのインタビューに答えていましたのでその内容を紹介します。これを読むとやっぱりアニメの英語声優さんは、自分の役者魂とファンの要求(オリジナルに似せろ)の板ばさみに悩まされるみたいですね。
話はそれますが、ボッシュ氏が回答の中に「プライスレス(価値が付けられないほど素晴らしい)」という日本でも某コマーシャルで有名な言葉を使っています。僕はこの言葉を最近まで、プライス(値段)レス(無し)、つまり0円、ただの事だと思ってました・・・、僕だけですかね・・・。

Bleach English Dub Preview
by Zac Bertschy

ボッシュ.jpgジョニー・ヤング・ボッシュは声優業界のベテランだ。彼はトライガンのヴァッシュやWolf's Rainのカネダとキバの様な古典アニメの主人公を演じてきた。数え切れないほどのコンベンションへの出演と大衆への友好的な態度は、彼をファンの人気者にしている。

ANN: あなたはどのようにこのプロジェクトに関わったのですか?オーディションを受けたのですか?それとも、監督が既にあなたの事を頭に入れていたのでしょうか?

BOSCH: 僕は数回オーディションを受けたよ。数回とも違うシーンのイチゴで。これは、VizとStudiopolisの仕事では始めての主役になるんだ。だから、僕にとって新しい経験になるね、そして誇りなる様な仕事にしたいと思っているよ。

ブリーチの様な際立ったシリーズに関わる事になって、あなたはどのくらい興奮しましたか?確実にヒットしてテレビ主演が増えるって分ってる事は、あなたにとって特定の興味や刺激があるものですか? その役はどれほど望ましいものだったんでしょうか?

このショウについて僕は興奮したし、ナーバスにもなったね。僕は多くのコンベンションでブリーチが宣伝されているのを実際に見て良く知っていたから、それに僕のドラマーもたくさん話してたしね・・・、彼はブリーチの大ファンなんだよ。でもね、僕は最近ブリーチがADULT SWIMで放送される事を知ったばかりなんだ。これは本当に嬉しい事だよ。
どんな役者も、ただ役者として活動するだけで望ましいと言うだろうね。だけど、素晴らしいショウで働くという事は・・・プライスレス・・・あー僕の言ってる事はとても安っぽいな。

あなたはイチゴのどんな所が好きですか?イチゴとあなた自身の性格で似ている所はありますか?彼に感情移入するのは簡単でしたか、そしてあなたが役を引き受けるのに重要だと考えいてる事は?

僕は彼がどんな人間なのか、演じながらもっと理解しようとしている所なんだけど、本当に彼の事が分ってきたよ。彼は回りを気遣っているんだけど、いつもそれを態度に出さないでいるし、少なくとも人がしそうなやり方ではしないんだ。そんな彼に僕は共感する事ができる、うんそうだな、それは間違いなく彼を演じる上での助けになっているよ。演技にリアリティを持たせる事ができたし、それにまあ少なくとも彼に親しみを感じた事は確かだね。
うーん、レコーディング作業は本当にまだ始まったばかりなんだ、あと1ヶ月もしてから君が質問してくれていれば、僕はもっと深く彼を理解できていたんだけど。

あなたには色んな主人公を演じてきた経歴があります。あなたの他の役に比べて、イチゴはなにか傑出しているところがありますか?あなたが演じてきた他のキャラクターと、演技でのあなたのアプローチの違い、またはイチゴの個性について何が違いますか?

イチゴを演じる事を僕にとって違ったものにさせている事がある、まず今の僕は声優としてより多くの経験があるという事、そして、僕はファンの事も良く知っていて、彼らの(多くが望んでいる)ことを真剣に受け止めているという事なんだ。だけど僕は役者であって、ものまね芸人じゃないんだよ。だから、僕は万人を満足させようとはしないよ。僕の目標はイチゴになりきることだからね。
新しい視聴者はこのアニメを大好きになると思うよ。そしてオリジナル(日本語のブリーチ)に慣れ親しんでいる人達には、新鮮な満足感を味わって欲しいと思っているんだ。

私達にブリーチの1つのエピソードにおいて、標準的なレコーディング作業を説明して下さい。1話の完全な収録時間はどのくらいかかりますか?

通常は、お前の為に4時間ぶっ続けで予約取ったからって電話が来るんだ。
それから僕は、インターネットでレコーディングするエピソードを調べて、その情報を自分の頭に入れておく。そして声帯のウォームアップをしてからスタジオに足を運ぶと、監督が僕にジョークを交えながら仕事の説明をしてくれて、その後僕達は吹き替え録音を始める、という流れだね。
1話のレコーディングは、僕のセリフの量しだいだよね本当のところ、だけど僕達はふつう4時間のブロックの中で2話分の録音を済ませちゃうよ。

このシリーズの英語バージョンの中で、日本語の言葉(当然あなたも知っての通りブリーチでは非常に多いですが)の発音は申し分ないですか、それともこれまでの様にでたらめな吹き替えなんでしょうか。そしてそれは、このシリーズのレコーディング時の特別な心配事でしたか?あなたは日本語の発音の指導を受けたのですか、それともその必要が無いほど簡単にできましたか?

僕はいくつか名前の発音をやり直す為に、(スタジオに)戻ってこなければならない事があったよ。彼らは全ての日本語のセリフが入ったテープを持っていたね。

何か他の仕事は控えているのですか?

教えてあげたいけど、そうすると僕は君を殺さなきゃいけなくなる、君がインターネットに情報を流す前にね。お互いそんな事は望まないだろ?
ご質問どうもありがとう。このショウを楽しんでくれる事を願っているよ。


AMAZON DVD 検索ワード 『 ブリーチ 』
posted by のぶ at 12:11 | 東京 ☀ | Comment(15) | TrackBack(0) | ANIME(アニメ)
   
この記事へのコメント
  1. プライスレス・・・。
    面白くない上にアホさだけしか伝わらない。
    管理人が厨臭いって言われてたけど、本当に厨臭い。
    京アニも、普通の批判を「京アニアンチだ!」って決め付けてるし。
    これじゃただの痛い信者。
    本筋のこと以外、無駄にコメントしないほうがいいんじゃない?
    圧倒的に文章力ない。
    Posted by MOSE at 2006年09月09日 15:43
  2. >MOSE
    そう。じゃあ、さようなら。
    Posted by さとー at 2006年09月09日 17:23
  3. ここ覗くのが最近の楽しみです。
    これからも頑張って下さい。
    Posted by ー at 2006年09月09日 18:14
  4. >本筋のこと以外、無駄にコメントしないほうがいいんじゃない?
    >圧倒的に文章力ない。

    あなたの方こそ圧倒的に文章力がないですね。ご愁傷様です。
    Posted by tara at 2006年09月09日 20:00
  5. はっきり言って、ほとんどの人は翻訳だけを読みたいわけで、
    これに対して、翻訳してる側は自分の個性を出したいのでしょう。
    問題はそのバランスですね。他の翻訳ブログでも自分の個性を出し過ぎて嫌われてる人もいますから。
    勝手にアドバイスしますが、翻訳を先に載せればアンチは減るかも知れません。前書きが長いんだよって感じで切れてる人が多いと思うから。
    Posted by 日本人 at 2006年09月09日 21:56
  6. >ほとんどの人は翻訳だけを読みたいわけで、

    いや、ほとんどの人は「どちらでもよい」はずですよ。で、少数派?として、私のように「コメントを読みたい」人もいれば、「訳文だけ読みたい」人もいる(そういう人ばかりなら「Moonlight Fantasia」さんに人気があるはずないですし)。
    しかし、「訳文だけ読みたい」人のために、コメントは後ろにした方が確かに良いかも知れませんね。
    Posted by さとー at 2006年09月09日 23:36
  7. ジョン妻が嫌われた最大の原因がその後方の嫌みなコメントだったんですが…

    文句があるなら自分でやればいいだけのこと。
    2chの翻訳スレもそういった自分でやれ、と文句を付けたくなるような馬鹿レスの洪水で嫌気がさした翻訳さんらが撤退して翻訳が見られなくなったんですから。
    文句はジョン妻のような人にこそ言うべきでしょう。スタイルにまで文句を言っても意味ないです。それは自分のリスクで翻訳するものの特権ですからね。
    Posted by さじゃ at 2006年09月10日 00:26
  8. 文章は圧倒的に巧いですよ、ここの管理人は。とても読みやすい文章です。
    海外のミステリが好きでよく読むのですが、プロの翻訳家でも読んでて非常につかれてしまうくらい文章の下手な人もいます。
    アニメ関連は興味ないけど、何故か紛れ込んでしまったオレ。でもナルトだけは好き。
    Posted by Ore at 2006年09月10日 02:49
  9. ここの管理人さんは、本当に読んでて嫌味がないからかなり好感が持てる。逆に、某妻は読者を挑発したり、バカにしたりと正直全く好きになれない。でも、それでも別に構わないと思う。だってあそこは妻のブログだから。それと同じで、ここは管理人さんの思うようにやってほしいと思う。自分は、ここのスタイルが好きだし、管理人の選ぶトピックも好きだから、かなり満足してます。「厨臭い」って、全く意味わかんないので、無視ですよwガンバレー!!!
    Posted by at 2006年09月10日 07:17
  10. >「厨臭い」って、全く意味わかんないので

    お前みたいなやつのことだよ。
    Posted by at 2006年09月10日 12:23
  11. 興味深いお話でした。

    声優さんって、現場でシナリオ(台本)もらうんでしょうかね。なんとなくそういうニュアンスに聞こえますが。
    Posted by at 2006年09月10日 16:19
  12. えいちさん初めまして。
    >プライスレス=¥0
    たった今まで思ってました本当にありがとうございます
    それとブログランキングのバナーについてですが、記事の下段に置いてもらえないでしょうか。
    読み終えると窓を閉じる癖があって上段スクロールを忘れるもので・・・お手数で申し訳ないですが
    私と同じ人もきっといるハズ。
    Posted by 護摩吉 at 2006年09月11日 00:05
  13. ルキアの声はイイ感じですね。
    一護の声は----「・・・」
    Posted by 関西人X at 2006年09月11日 21:42
  14. 訪問者が増えてるせいか、粘着なアンチが沸いてますな。
    厨臭いと叩くのは厨の常套手段。

    翻訳する英語力と根気の無い自分にはここはありがたい。これからも生暖かく見守ります。
    Posted by   at 2006年09月12日 22:40
  15.  すんげー今更、ですが。

    > 彼はトライガンのヴァッシュやWolf's Rainのカネダとキバの様な古典アニメの主人公を演じてきた。

     ここの 'classic' は「典型的」とか「定番の」とかだと想いますよ。
    Posted by at 2008年09月18日 18:21
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
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今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
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とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
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これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
amazon内容紹介 : イラクと日本で何があったのか!最も危険をともなう撤収は、いかに行われたか?なぜ、一人の殉職者も出さずにすんだのか?10次、5500人にわたる自衛隊史上最大の任務―その人間ドラマと緊迫のドキュメント。
当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。