2006年08月09日

読破した漫画・本の感想まとめ 4



2010年11月02日
nanto6_napole14_1011.jpg
ナナとカオル 5 & ナポレオン獅子の時代 14
また「ナナとカオル」の新刊を買ってしまった・・・・・・
ソフトSMなど全く興味が無いというのに何故だ・・・・・・・
とか言いながらこの5巻で自分好みの流れになって来たよ!(え
SMプレイ中心から、ナナとカオルの微妙な関係に舘(♀)と会長(♂)が
絡んで四角関係のような図式になった感じ。
ようは恋愛モノの王道方面に少し舵を切ったわけだ。
その効果もあって二人がお互いをより意識し始めたのだけど、さてどうなる・・・
共感しやすいので次巻もこういうノリでお願い。^^
「ナポレオン」は個人的にかなり好きな漫画なんですが、今ひとつメジャー
になり切れてないような気がする。もっと評価されてイイと思うんだ。
何が足りないんだろう?
分りやすさとカタルシスかなぁ・・・・・・
とはいえ、ナポレオンが派手に活躍するところばかりを描いて他を端折ったら
歴史・伝記ものとしてどうかってことになるし。う〜ん、難しいね。
でも、少なくとも管理人は最後まで付いて行かせて貰いますよ。


2010年10月31日
iryu24_omoitatta1010.jpg
医龍 24 & 思いたったら乳日
今さらだけど医龍は本当に面白いわ〜。
最近は序盤の頃ほど主人公自身が活躍したりしないのに、それでもグイグイ
読ませるものなあ。周りのキャラたちがそれだけ魅力的だってことかな。
特に研修医の伊集院くんだよ。
最初に登場した時は、まさかここまで欠かせないキャラになるとは思わなんだ。
今は、ちょっと伊集院くんの成長物語みたいな漫画になってるし。(笑)
腕は良いけど心が弱くてラリってる麻酔医と喧嘩したときの伊集院くんには、
惚れてまいそうになったもんなぁ。^^
それから野口教授も最初は憎たらしいだけの老害教授だったのに、今はなんか
妖怪のような風格を感じさせられる。
次巻で引っ張り続けてきた教授選もやっと決着が付きそうな雰囲気。
ていうか、もういい加減にケリをつけて時間を進めて欲しい。
でも、教授選が終わったらこの漫画自体も終わるってのは勘弁だ。
思いたったら乳日は、ナエガユルやレオナなどの一般作品も描いてた著者の琴義
弓介さんが新作でどんな作風を見せてくれるのか気になってたのだけど・・・・・
帰ってきましたオッパイに。(え


2010年10月30日
nekomono_nozoki6_1010.jpg
猫物語 (白) & ノ・ゾ・キ・ア・ナ 6
猫物語(白)届いたああああああああAAAaa!!!
オオゥ・・・本作は阿良々木さんじゃなくて羽川が語り部になってるぅ。
そう来たかぁと思って読み進めてると真宵キタ━━━━ッ!!
やっぱ八九寺はイイわ〜。普通に会話してるだけでほっこりするよ。
さすが、管理人内ランキング、癒し系キャラNO.1だけのことはある。
でも、直ぐに退場しちゃったし、噛んでくれなかった・・・・・・orz
その後は、羽川と戦場ヶ原の絡みが続くのだけど、すっかりデレて普通の
女の子になったと言われてたガハラさんが、以前の様な毒をまだ持ってたことがメッチャ嬉しかった。これは本当に心配してたから。
ストーリーは、羽川が目撃した虎の怪異を中心に進んで行きます。
主のピンチにブラック羽川も再登場。
阿良々木さんは別件にかかりきりで忍も心もとない状況に。
果たして羽川の明日はどっちだ・・・・・・というところで読むのを中断。
このまま読み続けたら確実にブログ更新を落としてしまう。ウギギギギ・・・
そんな訳で今、泣きながらこの記事を書いてます。
団長の思い出。
いや、断腸の思いで。
化物語 八九寺真宵 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)化物語 八九寺真宵
(失礼、かみまみた。しかし、猫白のレビュー凄いね)


2010年10月29日
karubania13_imouto3_1010.jpg
カルバニア物語 13 & いもうとデイズ(3)
やっとカルバニアの13巻読めたー。
普段は冷めてるライアンが女王タニアのことで必要以上にキレてて笑った。
そうかあ、いつの間にか父親のような気持ちになってたんだね。
この巻はタニアにちょっかい出したナジャルと彼に取り入ろうと決めたアナベル
がメインで宮廷内の話が中心だったね。この2人にあまり魅力を感じない自分と
してはちょっと残念だったり。エキュー父やコンラッド王子、タキオ、カフとい
った面々をもっと見たいなぁと個人的には思ってます。
とはいえ、今回もいつも通りのクオリティで面白かったよ。
次巻ではコンラッドがついに何かやってくれるそうなんで期待してます。
いもうとデイズは、『神社のススメ』で神社内恋愛を描いてた田中ユキさんの
作品です。売れないホスト悠太(29歳)が、義理の妹になったフィリピン人の
ディアナ(11歳)と一緒に暮らす日常漫画。
良くある妹ものの漫画と違って、これは昼間に放送されてるTVドラマのよう
な内容なので、おれいもファンは要注意です。(えー


2010年10月26日
sigurui15_terao4_1010.jpg
シグルイ 15 & テラオ The next generation machine 4巻
あぁ・・・ついに終わってしまった・・・・・・
後半は引っ張り過ぎだよなぁと感じてたけど、実際に完結するとやはり寂しい。
またあの結末が、無情というかやるせないというか・・・
まぁ、それがもの凄くシグルイらしいので完璧な幕引きなのかも。
最後の方の藤木と伊良子の描写は、この表紙に匂わせてる様なことなのかな?
うーん、何だか色々なモノが凝縮されててスッキリしない部分もありましが、
作品全体を通して考えるととにかく圧倒される凄い漫画だった。
最後の一コマに『無明逆流れ編・完』とあったので、続編があるかもしれない
ですね。メッチャ期待してます。
「テラオ」は、主人公がとうとう蓮沼先生と自宅デートと聞いたので。
その結果はさておき、普通に面白いしビーチバレーのサービス回もあったけど
もう少し単行本にボリュームが欲しいなと。
さて、ハイパーあんなをまた読みに行こうか・・・・・・


2010年10月24日
chabasira_minimam1010.jpg
茶柱倶楽部 1 & ミニマム(1)
ZOOKEEPER が割と好きだったので青木 幸子さんの新作を買ってみた。
お茶漫画というのに惹かれて、同時発売だった王狩ではなくコッチを。
これ読んでると、無性に緑茶が飲みくなったよ。
もうまんまと作品に乗せられてます。(笑)
主人公は、伊井田茶園の一人娘の鈴でお茶を扱わせたら天才的、しかも行く
先には茶柱が立つと母親に言わしめるほどの強運の持ち主。
その天運で宝くじに当たった鈴は、移動茶店を買い偶然出会って素晴らしい
お茶を貰ったお婆さんを探す旅に出るという内容。
お茶ソムリエな鈴の薀蓄も興味深いし、お茶ってこんなにも美味しいのかと
ビックりしながら飲んでるキャラを見ると思わずお茶っぱを買いに行きたく
なること請け合い。日本人ならとりあえず読んどけって感じです。(え
想像以上に楽しめたので将棋漫画の王狩も買ってみよう。


2010年10月21日
kyuujou_happygirl1010.jpg
球場ラヴァーズ 1巻 & ハッピーガール
「アニメがお仕事!」の石田敦子さんの新作ということで買ってみた。
カープ漫画だということも大きい。より大勢のファンがいる巨人でも阪神でも
なくカープってところに惹かれた。自分も好きな球団の一つだし。
内容的には、女子高生の主人公がいじめに苦しんでいるのだけど、ある出来事
がきっかけで東京ドームに行き、そこで出逢ったカープファンの人達との交流
によって立ち直ろうと努力するようになるという感じかな。
32歳で亡くなった津田投手、アキレス腱を切った前田選手、FAで去った黒田
投手、カープの経営が苦しかった頃に市民たちの樽募金で給料を払ってた話な
どなど、カープファンには堪らんエピソードに触れて、主人公の未央や知り合
いになった35歳美人OL勝子、25歳縦ロール・アニメーターのみなみがカープ
に力を分けてもらい励まされる姿が描かれてます。
野球に関して全くなんの知識もなかった未央は、プロ野球観戦をして行く内に
興味を持ち学校の野球部を毎日覗いていると、選手たちや仕舞いには顧問から
もマネージャーにと要請されて渋々引き受けることに。今後は野球部での話も
膨らんできそうな予感。
いじめなど重たいテーマも含まれてますが、カープファンならずとも楽しめる
漫画だと思いますよ。


2010年10月19日
masirono_qed37_1010.jpg
ましろのおと(1) & Q.E.D.証明終了(37) 
アニメにもなった「赤ちゃんと僕」で有名な羅川 真里茂さんの新作をゲット。
いつの間にか少年誌で連載してたんだね。
赤僕がかなり好きだったのでとりあえず試してみたのだけど、想像以上にツボ
に入ったよこの作品は!! テーマが三味線という自分の良く知らないジャンル
なので単純に知的好奇心を刺激してくれるし、主人公がヘタレな流されキャラ
じゃないのもイイ。ストーリーは、祖父を亡くした主人公が三味線を持って家を
出て当てもなく東京へ行き、女優を目指しながらキャバクラで働くユナに拾われ
て一緒に暮らすことに・・・・・・・明らかに恋愛フラグだけど、そこは真里茂さん、
そんな安易な流れにはならず、彼女にはバンドをやってるダメ彼氏がいました。
この1巻では、ユナさんと出会い、分かれて、東京で学校に通い始めるまでが描か
れてます。学校には三味線をやってる女生徒がいたり、その友達(メガネっ子!)
がテレビで三味線を弾いてる主人公を観てたり、主人公の田舎の東北で三味線を
やってる人達も絡んで来そうで今後の展開が非常に楽しみ。
あと、物語は基本シリアスなのに笑いどころが多くあるのも素晴らしいです。
そんな訳で、これは万人にお薦めしてみます。損はしません。たぶん・・・


2010年10月17日
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狼の口 ヴォルフスムント 2巻 & ダーティペアの大冒険 1
傑作の気配を感じて試してみた1巻が期待通りに面白かった「狼の口」。
その待ちに待った2巻を読了。
舞台は14世紀初頭のアルプス地方。3つの自治邦は権益を狙う敵を防ぐ為に同盟
を組むもオーストラリア公ハプスブルク家に占領され弾圧される。
森林三邦は援軍を請うべく国外に出ようとするが、峠の狼の口と呼ばれる関所
には、ヴォルフラムという鬼のような代官がいて容易には抜けられない。
1巻では、普通の漫画ならここで助けが入るだろという場面で情け容赦なく首が
飛んだりしてたけど、この2巻でもご都合主義を排したストーリーは健在
うん、表紙を見た瞬間からイヤな予感がしてたんだよなぁ。
まさか、この人が・・・・・・一番気に入ってたキャラだったのに・・・・・・orz
でも、やっぱり凄いよ。ホント容赦ないわ。
物語は関所を何とか抜けたウィリアム・テルの息子の働きなどもあって、やっと
森林三邦への援軍が整い動き出すところまで来たので、3巻の展開が楽しみ。
果たして、今後はハプスブルク家との戦争が描かれるのか、それとも関所破りが
メインのままなのか・・・個人的には戦争が見たいけどタイトルから外れるか・・・
何れにしろ、この巻も凄く面白かったので3巻も必ず買わせて頂きます。
ダーティペアのコミカライズは、もうダーティペアというだけで買った。
原作小説が大好きだったから仕方ない。そんな訳でファン目線の自分には内容を
冷静に判断できない。作画は表紙絵とほぼ遜色なく上手い部類だと思うよ。
高千穂遥、ダーティペアという名前に体温が上がる人はどうぞ。(えー


2010年10月15日
sayoko_sssister1010.jpg
恋愛怪談サヨコさん 1 & SSシスターズ 1巻
ドラマ化した前作「ああ探偵事務所」が結構気に入っていたので、ちょっぴり
ペンネームが変わった関ア俊三さんの新作を買ってみた。
恋愛怪談とあるけど、皿屋敷みたいなドロドロの愛憎の末に誰かが死んで化け
て出るとかなんて話は微塵もありません。(笑)
全体的にラブコメ・ホラーという感じ。しかもラブコメの方がメインぽい。
サヨコさんという霊が見える和風少女が、自縛霊をほっておけず自分自身にと
り憑かせ続けてとうとう800体の大所帯に。その引き換えに周りの人間に不幸
が訪れてしまう為、一人ぼっちで生きているところに貧乏大学生の稲葉くんと
出逢う。そばにいても霊障を受けない稲葉くんに惚れたサヨコさんは、稲葉く
んのアパートの隣の部屋に引っ越して来て仲良くなろうとするのだが・・・・・・
うん、サヨコさんは愛らしくて笑いもあるのだけど、ああ探のように悪を懲ら
しめてスカッとするみたいな爽快感が無いので少し地味な印象も。
SSシスターズは、佐野タカヨシさんの新作はとりあえず1巻は買うという自己
ルールによりゲット。でもこれ、個人的にヒットだったかも。
7年前、母親の再婚相手に連れ子チカがいて妹が出来たケンジだが、中学生の
時に親が離婚し分かれ離れになる。しかし、ケンジの高校へ新入生として入学
してきたチカ。感動の再会となるはずが、何故かケンジはチカにビクビク・・・・・・
そう元妹はサドだったのです。(笑)
義理の兄妹時代、ある出来事がきかっけでサドとマゾに目覚めた二人。
その歪んだ関係は、この再会により復活。学校で股間をチカに踏まれながら
喜んでしまうケンジだった。その後、プレイをエスカレートしたり、ケンジの
周りの女子生徒たちを巻き込んだりして行く小悪魔でサドなチカが素敵すぎ。
妹に苛められたり振り回されたいという願望のある方は是非。
自分は間違いなく2巻も買わせて頂く所存。(えー


2010年10月13日
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デスレス 1巻 & きのうのわたし、あしたのわたし
エクセルサーガで海外オタにも有名な六道 神士さんの新作ということで
デスレスを試しに買ってみた。表紙に釣られたのは否定しない。
主人公は地味で不幸なメガネっ娘の水城(みずき)。
最初は女子高生かなと思ってたら、途中で女子大生だと判明しちょっと驚いた
のは自分だけじゃないはず。(笑)
その水城は、家に一人でいるところを土地を狙うヤクザに刺されて死にかける
がスザクとカマドという怪しげな美女に結果的には救われる。
人間の時(しだ)を喰って行き続けるスザクは、死にそうな水城のしだを喰お
うとして逆に取り込まれた(それにより水城のスタイルが別人に)らしい。
そんな訳で、水城の身体から抜け出る術が分からないスザク(ついでにカマドも)
との共同生活が始まり、しだを喰うことへの葛藤なんかも描かれてるのだけど、
基本はオッパイ漫画でした。(えー
最後に大学の友人がスザクたちの同類に襲われ(?)水城覚醒フラグが立った
とろこで1巻は終了。 今後の展開が気になるんで2巻も買わせて頂きます。
次は「木曜日のフルット」が絶賛在庫切れ中の石黒先生によるアニメ化作品の
それでも町は廻っている8巻と言いたいけど発売日がまだ1ヶ月以上先になので、
中世ヨーロッパを舞台に関所破りを巡る情け容赦無しの反乱活劇待望の続巻を。


2010年10月10日
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木曜日のフルット 1 & バクマン。 10
それ町の石黒さんということで名前買いした木曜日のフルットを読了。
2ページのショート漫画集だということで正直そんなに期待してなかった。
でもこれ、かなり面白かったよ!!
番長風の男 「まさか・・・お前たちが来てくれるなんてよ・・・俺のことはいい!
       はやく5番席へ行け━━━━━━っ!!!」
この " 熱血喫茶 " には盛大に噴かされたぞ。
主人公は安アパートに暮らす無職で博打好きというダメヒロインの鯨井先輩。
思いつきと本能だけのドジな生き様が笑えます。
もうひとりの主人公は鯨井に都合の良い時だけ飼われてる半ノラのフルット。
鯨井先輩がネコになったような生き物でやっぱり笑えます。
ストーリー漫画を期待してる人には向かないかもしれませんが、石黒ファンは
もちろん、サクっと読めてクスっと笑える漫画を探してる人にはお薦め。
バクマンは、アニメを2話まで観たけど何ていうか普通ですね。O_O
可も無く不可も無くというか少し盛り上がりに欠ける感じ。
でも、集英社に漫画を持ち込んで服部氏と合うところからが本番だと思ってる
んで、もう少し様子見だなと。 アニメはさておき漫画の10巻だけど、イイね!
長い回り道が終わってついにサイコーたちが本領を発揮することに。
しかも、これまでの紆余曲折がその糧になってる。思わず1巻から読み返してみ
たけど、ホント構成が上手いなあと思った。早く11巻を頼む・・・・・・


2010年10月07日
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Dirty Japanese & 「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート
先日ネタにしたアメリカ人著者の日本語スラング教本をゲット。
米国amazonでのレビューでは賛否があり、何よりも内容紹介での例文が
突っ込み所満載だったことで管理人も冗談交じりに少し厳しいことを言いました。
その手前、実際に中身を読む責任があるなと思ったわけです。
ま、単純に興味が湧いたこともありますけど。それはともかく、早速読んでみると、
前回突っ込んだ 「 What's up? → Ossu? 」 の真の内容は割と充実してたり。
dirty_japanese01.jpg
おっす! だけでなく他にも紹介してるのが分かると思います。
ういっすー!への返事として、うっすっす!には不覚にも噴かされました。
それと、左上に見えてるのは、こんにちわのスラングとして紹介されてるもので、
「んちゃっ」です。アラレちゃんです。
外国人から初対面の挨拶で「んちゃっ」と言われたら、マジで堪らんなぁ。
他にも謝罪のスラングとして、生きててすいません、遅くなってスマソ、なんて
のが普通に載ってましたよ。(笑)
上の画像の通り、長文の英語の日本語対訳はないですが、例文の日本語はあり。
ザッと読んだ限りでは、半分笑えるネタ本と思った方が良さそうです。
米アマのレビューにあったように、日本の警察には言い感情を持ってないみたい。
完全にレイシストだと書いてましたよ。そのくせ、自分も本の中に人種差別っぽ
いことを書いてたりするんですよね。まぁそんな訳であまりお薦めはしません。
「ニッポン社会」入門は、何度も借りて読んだけど本棚に置いておきたいので買い
ました。内容の紹介はコチラにあります。
もう読んでる人も多いでしょうけど、未読の方にはお薦めです。
ここのブログ記事を気に入ってるのなら、きっと楽しめるかと。
帯に6万部突破とあったけど、やっぱり人気あるんだね。
実際、それだけの面白さはあると思います。


2010年10月05日
another_puriraba1010.jpg
Another 1 & プリンセスラバー!~Eternal Love For My
綾辻行人さんの同名小説が原作の Another 1巻を読了。
主人公は肺に自然気胸を患っている中学3年の男子。
親の都合で田舎の祖母のところへ。しかし、病院で出会ったミステリアスな眼帯
少女「ミサキ メイ」と出会ったことで何かが狂い始める。
彼が席を置くことになった中学校の3年3組は、26年前に起こった事故でミサキと
いう生徒が死んだのだけど、なぜかその件が今も生徒や先生に影響を与えてたり。
この1巻はその辺の事情や眼帯ヒロインを中心に描かれてますね。
しかし、なかなか昔の謎の奥まで切り込んでくれないし、現在では特に事件は起こ
らない。最後でやっと何か動きがあったと思ったら、お気に入りのメガネ女子が・・・
とはいえ、絵は綺麗だし作品に合った重苦しい雰囲気も出てます。
なので、今後のストーリー展開次第かなと。まだ1巻ですから。
プリラバのコミカライズをゲットしたのは気の迷いとしか。(えー
内容はシャルロットENDのラブコメルートって感じです。
シルヴィア派の自分にはあまり得るものがなかったんだ。orz


2010年10月03日
tomehane7_sweet1010.jpg
とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 & SWWEEET 1
とねはねっ7巻やっと届いたどー。
主人公はガチャピンとかガッカリ帰国子女とか言われてるゆるキャラ男子。
主人公があまり活躍しない漫画は好きじゃないんだけど、とめはねっはそれでも
十分楽しいわ〜。設定やストーリー自体が面白いからだね。
この巻では、漢字から「かなの書」に話が移るんだけど、古今和歌集やいろは歌
といった薀蓄がいつも通り出てきて興味深い。
主人公の祖母にかなを教わることになった鈴高書道部は、指導を断った笠置先生
が教えるライバル高と書道講座の仮名クラスで争う形に。
これまでは、闘争心と無縁だったガチャピンがついに勝負に燃え始める。
8巻では覚醒した主人公を見れる・・・・・・かも。
某所で勧められてた SWWEEET は、切なくて痛いドラマ&ミステリー。
絵柄も好みだしかなり気に入った。2巻で完結しちゃってるのが残念なぐらい。
posted by えいち at 00:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 厳選オススメ本など
この記事へのコメント
  1. 団塊か?帰ってくんな
    Posted by at 2008年11月29日 00:58
  2. 絶滅危惧種の密売などもってのほかだが
    種だけ保護しても、その種の生活環境ごと保護せんと意味はないんだよなあ
    Posted by at 2009年05月19日 08:15
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雑記ですから

08/03/22

ブログの参考にしてる面白い本ランキング。

1位
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
外人さんがアニメを中心とした日本のオタク文化を本にしたものは珍しくなく なってきましたが、その中でもこの本はダントツで理屈抜きに面白い。 何が良いって、著者のパトリック・マシアスが、アメリカで育った本物の ギークだって事に尽きる。子供の頃から、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や バトル・オブ・プラネット(ガッチャマン)やスター・ブレーザーズ(宇宙戦艦 ヤマト)に夢中になり、アメリカのTV会社のいい加減さに翻弄されながらも、 オタクであり続けた記録が、微笑ましいやら楽しいやらで最高です。 内容にちょっと触れると、黒人やヒスパニックの危ないお兄さん達がドラゴン ボールのアニメTシャツを着てたりとか、リン・ミンメイにアメリカの少年たちが 「デカルチャー」しちゃったり、ガッチャマンのパンチラシーンで性に目覚め ちゃったり、ガンダムWでアメリカの十代の少女たちがヤオイに走ったりとか、 もう興味がない人にはどうでもいい話ばかりなんですが、ファンには溜まらない ネタのオンパレードで一気に最後まで読ませる魅力がある、というか魅力が溢れ まくってます。
自分が知る限り、彼以外のオタク本を書いてる外人さんは、アニメを楽しんでると いうよりも評論しているので、どうも上から目線の様に感じてしまいます。 スーザン・ネイピアさんの本を読んだ時も、そんな印象を受けましたよ。 日本を良く研究されていて、あ〜そういう考え方もあるのかあと、感心する一方、 彼女には、アニメに対しての答えが既に出ていて、その持論を補強するためのアニメ だけを例に挙げるので、ちょっとそれは違うんじゃないかと反発したくなる。 翻ってマシアスは、アニメを見る目線が自分とほぼ同じなので、共感できるんですよ。 ただ単純にアニメや漫画を楽しんで感じたままを書き連ねてる。学術的には価値が無い のかもしれませんが、自分にとっては凄く価値のある本だったりします。

2位
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
図書館で借り直してまた読んでみた。
やっぱり面白い。
地球の裏側にある全くの異文化で育った人の感想や考え方って、日本人には 想像できないような意外性があるし、普段は気にもしなかった事を指摘されると あ〜確かにそうだなと思わず納得させられる。 この作者のコリン・ジョイス氏のように10年以上日本で暮らし日本語がペラペラ になったイギリス人が、日本語の巧みな言い回しや表現・ユーモアに感心し楽しん でいると書いているのを読むと、単純に嬉しいし興味深い。 コリンさんは「猿も木から落ちる」という諺がかなり気に入った模様。 英語での「Nobody is perfect」なんて足元にも及ばないと言ってます。 この方は、ニューズウィーク日本版の記者を経て今はイギリスの高級日刊氏 テレグラフの東京特派員をしてるのですが、日本で「全米が泣いた」というフレーズ が流行った時は、それを記事にして送ろうとしたほど気に入ったそうです。 残念ながら、他の記者に先を越されてしまったようですが、まさか「全米が泣いた」 が既にイギリスで紹介されてるとは意外というか、そんな重要性が低い記事も 書いてるのかとちょっとビックリ。
他にも、プールに日本社会の縮図を見ちゃったり、美味しいけど味がどれも変わらない日本のビールにガッカリしたり、イギリスは紳士の国と言われて驚いたりと色々な面白エピソードが満載でした。 この面白さの半分でも見習いたんもんです。^^;

3位
中国動漫新人類 (NB online books)
中国動漫新人類 (NB online books)
目からウロコが落ちました。ボロボロって。 この本の趣旨の一つに「反日で暴れる中国人がどうして日本のアニメや漫画を楽し んでいるのか?」を考察するというものがあるんですが、正に自分が常々知りたいと 思っていた事なので、本当に楽しんで読めました。 著者は中国で生まれた日本人であり、大学で中国からの留学生を教えていたりもして るので、彼らの生の声を通訳など通さずにそのまま文章にされている所が魅力です。 スラムダンクが中国でもの凄いバスケブームを起こしたり、大人気のクレヨンしん ちゃんをパクッた中国アニメが中国人の小さな子供にも馬鹿にされてたりとかも 面白いネタだったんでが、コスプレイベントが中国の国家事業として企画されている という事実にビックリ。もちろん、何で反日教育をしてる中国政府が、日本アニメ 大好きの若者が日本のアニメキャラに扮するコスプレを自ら開催するのかという理由 も、著者なりに一つの解を示してくれています。他にもアメリカで起きた反日運動の 裏側など、アニメ以外の話題にも触れており読みごたえ十分な内容でした。 管理人同様、今の中国はどうなってんの?と思ってる人は是非読んでみて下さい。

4位
世界の日本人ジョーク集
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
内容はタイトルのまんまで、世界中の日本人を扱ったジョークを集めて紹介しながら 著者の海外経験を通して海外の人が持つ日本人の印象や実態とは少し違う固定観念などを面白おかしく、時には真面目に語ってくれます。 著者はルーマニアに2年間在住しており、その時に「キネーズ(中国人)!」とほぼ 毎日声をかけられたそうです。親しくなったルーマニアの友人に、何故東洋人を見かけ ると中国人だと言うのかと聞くと、「あの豊かで優秀な日本人がこんなルーマニアなん かに来るわけがない。中国人に違いない。って思うんだよ。距離感が違いすぎるんだ。 日本はずっと上過ぎてね。」と言われたとか。リップサービスを差し引くとしても 他のルーマニア人にも同様の意見が多かったと述べてます。 何か読んでてこそばゆくなってきますが、こんなのもあります。 アメリカが日本人を動物に例えると何かというアンケートが実施されて、一番多かった 答えが「FOX(狐)」だったとか。どうやら「ずるい、ずる賢い」という意味だそうですが、狡猾・卑怯者ぐらいに思ってるのかもしれませんね。 真珠湾から安保のただ乗り(と向こうは思ってる)、湾岸戦争でのお金のみの貢献に 日米貿易摩擦あたりでこういう印象になってるそうです。 とまあ、こんな風にちょっと顔をしかめたくなるようネタも載ってます。
全体的には面白い内容のネタが多いし、巻末の辺りでは世界中で愛されるアニメや 漫画のジョークもあったりするので、ここの読者さんならかなり楽しめると思います。 この本が話題になった頃は、よく2ちゃんねるでもこの本に載ってるジョークがコピペ されてたので、あーこれがネタ元かあと膝を打つ人もいるでしょう。 単純な面白さで言うと前回紹介した「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート よりも上だと思う。まあジョーク集だから当たり前なんだけど。^^;

5位
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
今やアメリカのMANGA出版社で1人勝ち状態になりつつある、VIZの創設メンバーである堀淵 清治氏が、アメリカでの漫画出版における艱難辛苦を当時を振り返りながら語っています。ご存知の様にVIZは小学館と集英社の共同出資による日本の会社です。だから自分はてっきりこの堀淵 清治氏も小学館か集英社の人だと思っていたんですが、さにあらず。 VIZを立ち上げる前は、アメリカに住んでるただの漫画好きなヒッピーだったようです。 VIZの立ち上げ直後はアメコミの会社エクリプスと組んでその販路を活用するも、アメコミの流通経路や販売方法に限界を感じ、尚且つVIZ単独での漫画出版の野望の為にエクリプスと袂を分かつ。その時の葛藤や苦労、その後のもう駄目かいう苦境にある女性漫画家の作品に救われたりと VIZの成長物語がとても楽しく読める。 アメリカにおける漫画黎明期をその直中にいた生き証人とも言うべき人の回顧録。 興味がある方は是非。

6位
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
私の部下はイギリス人―アングロサクソンが世界を牛耳っているわけ
これは面白かったというよりも先に、はあぁ〜とため息が出た。 ある程度分かっていたとはいえ、現地で何十年も働いた人から人種差別の実情を 語られると重みが違う。ほんと彼らは有色人種を差別することが骨の髄まで染み 付いてるというか、遺伝子に書き込まれてるんじゃないかって感じですよ。 しかし、その差別も年代によって少し様子が違うという所にイギリスの歴史が 垣間見えて興味深かったです。 著者はある日本の電気メーカーの現地法人社長をされてたのですが、イギリス人 社員のくせもの振りに随分と辛酸をなめさせられたようです。日本人の常識から すると、キチ○イ認定されそうな人が普通にゴロゴロいるってのが凄いですよ。 性善説で動くと悉く失敗し、自らのお人よしぶりを痛感させられたとありますから。 ほんと改めてイギリス人てこんな人間なのか、イギリスってこんな国なのかと 驚かされました。テレビなどで英国に良いイメージしか持ってない人にはかなり ショックな内容かしれません。 本筋の現地オフィス関連の苦労話は文句なしに面白かったですが、少し話しが それる部分はちょっと退屈だったかも。
とにかく良い意味でも悪い意味でも心に残るネタが多かったです。 ビジネス書ではなくエッセイなので、そういう問題に対処する方法が詳細に書いて ある訳ではないですが、英国の負の部分を実体験に基づいて書かれた本は意外と 少ないと思うので、是非一読してみて下さい。

7位
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
僕、トーキョーの味方です アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
これで4回ぐらい読んだと思うけど、いつも読後に妙な気分になる。 面白かったーと喜んだり、何じゃこれと失望したりという激しい感情じゃなくて、 慣れ親しんだ東京の話のはずなのに、何か知らない別の街を題材にしたおとぎ話を 聞かされたような、まったりした感じ。 きっとこれが、哲学者だという著者のマイケル・ブロンコが書く文章の力だね。 普通の外人さんと違い、異文化に驚くだけで終わらず、そこに哲学者らしい解釈を ちょぴり詩的に加えてるのが印象的だった。 大袈裟に褒める訳でもなく、手厳しく批判するでもなく、彼独特の言い回しで東京 の一部を切り取ったエッセイの集合を、退屈と感じる人もいるかもしれないけど、 自分にとっては、味わった事のない感慨を与えくれる貴重な本です。 ま、そんな曖昧な紹介はこの辺にして内容に少し触れると、著者は宅配便の便利さ にいたく感銘した模様。ほとんど奇跡だとまで言ってます。^^ 日本人にしたら当たり前の事だけど海外では違うんですかね? 面白かったのは、やっぱりTシャツのなんちゃって英語は最初凄く気になったみたい ですよ。女性が胸の位置に「ロッキー山脈」とか「天国の門」とかプリントされた Tシャツを着てると思わず視線が胸に吸い込まれると言ってます。^^ まあこれは定番ネタですね。でも彼の場合は、呆れるだけで終わらずそこで哲学 しているのが売りです。

8位
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
これはもうタイトル勝ちというか、日本人なら思わず手に取りたくなるでしょ。^^ でも、ちゃんと中身も充実してますから問題無しです。 2年ほど前の本なので、内容に新鮮味は欠けてますが、ホンダが二足歩行ロボットを 創る際、法王に神への冒涜にならないかお伺いをたてに行き、それもまた神の御心に かなうとお墨付きを頂いたとか、フランスで日本色丸出しのアニメめぞん一刻が 大人気だったというのを読むと、理屈ぬきに楽しくて堪らないのですよ。 著者はデジタルハリウッドの学長さんだったりするので、そういう世界に広がる オタク文化をビジネスや産業と絡めて解説されてもいます。

9位
シュリーマン旅行記 清国・日本
シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
トロイの木馬で今日でのも有名なトロイアの遺跡を発見したシュリーマンはみなさんご存知でしょう。 しかし、彼が日本へ来ていたことを知る人は意外と少ないようです。もちろん自分も知りませんでした。^^  タイトルからも分るように、この本の1/3は清国(万里の長城や上海など)に割いてます。 しかし、残りの全てがあのシュリーマンが書いた日本見聞録。それだけでもう必読ものでしょ。 amazon顧客リビューのずらっと並んだ高評価ぶりを見て頂ければ自分が言う事は何も無いです。

10位
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
誰も書かなかったイラク自衛隊の真実―人道復興支援2年半の軌跡
amazon内容紹介 : イラクと日本で何があったのか!最も危険をともなう撤収は、いかに行われたか?なぜ、一人の殉職者も出さずにすんだのか?10次、5500人にわたる自衛隊史上最大の任務―その人間ドラマと緊迫のドキュメント。
当時のマスコミ報道は本当に酷かった。今でも大して変わらないですけどね。^^ だから、自衛隊の活動は実際の所はどうだったの?という方には是非読んで貰いたい。