2010年05月16日

「イタリア家族」で海外生活エッセイというジャンルを好きになったので
タイトルからしてパリ生活の面白ネタが読めそうな「パリパリ伝説」を買
ってみましたよ。
イタリア家族が自分の中では標準になってたので、読み始めてまず素朴で
味気ない絵柄に驚いた。(笑)
イタリア家族も著者の別作品テルマエロマエに比べたら、書き込みの少ない
あっさりした絵柄だなーと思ったけど、パリパリはさらにその遥か上を行く
シンプルさ。ある意味、表紙通りなので看板に偽り無しと言えましょう。
とはいえ、漫画にある程度のレベルの絵を求める方は失望するかもしれません。
それから、最初の20ページぐらいはパリが出てこなかったり。O_O
そのほとんどが全く関係無い話をやってます。
正直、このまま終わり頃までパリの話が出ないんじゃないかと焦りました。
しかし、21ページからやっとパリ絡みのネタになって俄然面白くなった。
本当に犬のうんこだらけだったとか、ホームレス増加中とか、道を歩けば
パン屋にあたるとか、チェリー煎茶が売ってるとか、もろもろ。
ところがこの著者は、世界中を旅してるようでロンドンやスペイン、インド
なんかのネタも結構あったりしますよ。
しかし、同じエッセイ漫画でもイタリア家族とは印象がかなり違った。
イタリア家族は、テーマが明確なのもあって、起承転結がハッキリしていて
分かりやすかったのだけど、パリパリ伝説はとにかく「ゆるい」ですね。
このゆるさが好き嫌い別れると思いますが、自分は嫌いじゃない。
ぶっちゃけ、もう少し説明が欲しいと感じることはあるけどなー。
海外の日常や常識なんかに興味のある人は楽しめると思います。
今現在、5巻まで出ている続巻にも期待。
2010年05月12日

少し積んでた「このこここのこ」の2巻をやっと読んだー。
親が再婚してできた義理の姉妹&兄と高校男子の主人公&姉の5人に
よる家族ドラマみたいな感じの作品です。
なかなか面白い性格をしている義理の姉で同級生となった千尋(表紙の
女子高生)に惹かれたので2巻にも手を出したわけですが、この間の最
後で主人公に一瞬トキめいてたなと。それに、秘密にしてたクラスメー
トたちにも義理の姉とバレてしまったので、3巻は急展開になりそう。
絶対少女聖域アムネシアンの方は、神無月の巫女の千歌音が好きだった
からゲットしてみたのだけど・・・・・・・・・うん、別人だね。orz
ファンサービス満載だけど、この千歌音ではあまり嬉しくなかったり。
2巻はたぶんスルーさせて頂きくことになりそう。
2010年05月08日

ドストエフスキーの名作の漫画化「カラマーゾフの兄弟」1巻を読んでみた。
以前から史上最高の文学小説とまで言われることもあるこの作品に興味が
あったのだけど、高評価過ぎて取っ付きにくくこれまで小説は読んでなかっ
たんですよね。そんな時に、この漫画版を見つけたのでゲットした次第。
それで実際に読んでみた感想ですけど、これ、期待通りに面白い!
最初は、少女・女性漫画っぽい絵柄に「えぇぇ?」と思ったけど、それに慣れて
違和感が消えたら、自然と物語に引き込まれて行ったよ。
内容的にはカラマーゾフ家の当主とその3人の息子を中心に何人かの女性を
交えた愛憎劇みたいな感じですね。今のところ主人公の役回りをしている
三男のアレクセイ以外はみんな一癖も二癖もある強烈なキャラクターだし、
ストーリーも面白いしで読んでいて飽きない。これで、アレクセイがもし覚醒
したらどんな事になるのか・・・・・・・ホント凄く続きが気になるわー。
これはもう原作小説に手を出すしかないかっ。(えー
とにかく、自分はすっかりカラマーゾフの兄弟の世界にハマったYO!
そんな訳で、もちろん続巻も買わせていただく所存。早く出してー。
2010年05月01日

アニメ化が決定したそれ町7巻を語るつもりだったけど、バクマンが・・・・・・・
シュージンの結婚話はないわ〜。(笑)
中井さんの落ちっぷりも徹底してて良かった。
石沢のダメっぷりも徹底してたけど、こっちはただキモかった。
蒼樹さんのトゲトゲしさは完全に消えたね。
ちょっと残念だけど、ツンツン担当は岩瀬という後継者が台頭してきたから
こうしないとキャラが被ってしまうか・・・・・・・・。
最後には、その岩瀬がエイジと組むことになったけど、エイジが出てくると
3割り増し面白くなるよこの漫画は。このコンビ結成で本筋の方も熱くなって
きた。うん、やっぱり面白いよバクマンは。
それ町7巻は一言だけ言いたい・・・・・・・エビちゃん出なかった。orz
2010年04月26日

マンガ大賞を受賞したテルマエロマエ人気が続くヤマザキマリさんの
海外生活を綴ったエッセイ漫画を読了。
以前紹介した「イタリア家族」の続編的な位置づけかな。
その前作は家族がテーマだったけど、今作は " 食 " がテーマ。
結婚前のイタリアでの貧乏学生時代からポルトガルで暮らす現在までの
食事を取り上げたエッセイ集になってます。
それぞれ3〜7ページの漫画に1ページのレシピ(+こぼれ話があるものも)と
いう構成で、食を通じてイタリア・ポルトガルを中心とした欧州の事情・人間性
が垣間見えたりしますよ。その一部を紹介すると、ヤマザキさんが学生時代に
アパートを数人で借りていた時に、ルームメートのイタリア人カップルがナポリ
出身だったのでナポリタンの話をしたら、そんなのはイタリア料理じゃないと言
われ本場のスパゲッティを作ってもらったそうな。しかし・・・・・・・


これは面白過ぎる〜。
いやでも、実際にナポリタンは美味しいですから不思議じゃないか。
「ケチャップやタバスコを使う料理はイタリアンじゃないわよ」とナポリ娘が
言ってますが、近年では料理にトマトケチャップを普通に使ってるとウィキペ
ディアに載ってたり。時代が変わったってことかな。
それから、ポルトガルでのことですが管理人も話に聞いてたアレを実体験・・・・・・

なんだって知ってたかい?」
これを誇らしげに語るポルトガル人は実在したっ!
以前、このブログの記事でも1人出てきた記憶があるけど、ヤマザキさんは現地
で生の声を実体験されたご様子。しかも一人や二人じゃないらしい。
あと、ポルトガルは日本と似てるところがあるらしく、男女の性質が似てたり
海辺ではアジの開きを作ってるそうな。
とまあそんな感じで単純に面白かったですよ。ヤマザキさんが日本のテレビ番組
で料理コーナーをやってた話は知らなかったんで驚いたりとか。
不満点は、イタリア家族と同じくコミックエッセイ形式なのでページ数が少ない
こと。ちょっと物足りなさを感じてしまう。
個人的には結構気に入ってるので続巻を出して欲しいなあ。
2010年04月25日

一部で話題沸騰中の甘詰さんの新作をゲット。
この人の描くヒロインが凄く好きなんでとりあえず新作の1巻は読むことに
してる管理人です。でも、最終巻まで付き合ったことはこれまでなかったり。
絵的にはドンピシャなんだけどストーリー的には自分と合わないみたい・・・・・
でもね、この「ハッピーネガティブマリッジ」は絵だけでなく、設定やストー
リーもかなりツボだったんですよ。ほんとついにキター!って感じ。
これまで自分が読んだ甘詰さんの漫画は、何かしら特殊な設定があったけど、
これは普通の男性主人公とヒロインの恋愛ストーリー。
こんなに直球ストレートな甘詰作品てこれまでにありましたっけ?
でもまだ安心できない。^^;
色々と伏線が張ってあったから、これからトンデモ展開があるかもしれん。
それはさておき、内容的には30歳童貞社会人の主人公が凄い美人のマコさん
とお見合いをして紆余曲折ありながらもデートしてベッドインという超クリフハン
ガー(?)ところで1巻は終わります。
もうこんなの2巻買うしかないじゃん。(笑)
だけど、これだけ続きが気になる甘詰作品は初めてなので嬉しい悲鳴です。
あとは必要以上にネガティブな展開にならないことを祈るばかり。
「狼の口」は以前紹介したら直ぐに品切れになりずっとそのままだったのが、
2ヶ月近く経って最近やっと補充されたので。
2010年04月22日

良く見に行くサイトでお薦めしてたので「こはるの日々」をゲット・・・・・・
でも、こはるちゃんが怖過ぎるYO!
まずは、あらすじをamazonの紹介文から引用。
通学ラッシュに巻き込まれているところを助けたことから、鳥居晃は、後輩・睦月こはるから好意をいだかれた! かわいいこはるにまんざらでもない晃。だが、この睦月こはる、一般的感性とは少しズレていて、さらには大胆なまでの行動力を持った、かなりアレなタイプの女の子だった!! とことん純粋だけど、どこかちぐはぐ。始まったばかりの二人の恋は、早くも前途多難!?ヤンデレという触れ込みもあったけど、この1巻ではまだその本領を発揮して
ないです。むしろ、包み隠さず真っ直ぐに好意をぶつけて来るこはるちゃんが
可愛いかったり微笑ましく思えたりする部分も。実際、ちょっとオカシイだろ
と思ってた晃も1巻の最後には思わず「付きお合う俺達」と言ってしまうほど
の愛らしさを持ってるわけですよ。
だけどね・・・・・今はまだ良いけど、本格的に付き合い始めた後に何か上手く
行かないことがあると、壊れちゃうこはるちゃんが容易に想像できちゃう。
その時のことを想像すると怖くて仕方ないですわ。((((;゚Д゚)))ガクブル
だから、自分はこの1巻だけでもう止めときます。
電波なところ以外は本当に良い娘だけに壊れたときが不憫すぎて見てられない
と思うので。そういう展開がなければ良いんだけど、設定的に必ず一度はそう
なりそうな気がするんだ・・・・・・・。
2010年04月20日
安永航一郎の漫画を10年ぶりぐらいにゲット。

安永さんの漫画だけど、読んでいてタイムスリップした様な感覚にとらわれた。
作風が10年前と全く変わってないんじゃないかな。
相変わらずフリーダムに伸び伸びと描いてる感じですね。
でも一応ちゃんと設定やストーリーはありますよ。(笑)
MM(マイクロマシン)を幼い頃に移植された女子中学生の小朝と本能のみで
生きてる小朝の父親、MM保持者で女子高生の石野篠の3人を中心に話が進む。
小朝はMMのお陰で怪我をしても速攻で直るしMMと何故か話もできる。
そんな小朝の前に第1話で同じMM保持者の篠が「私と組まない?」と現れる
わけですよ。これは、MMを巡る陰謀や戦いが始まるのかと期待したら、見事
にすかされました。恐らくこれが本筋のストーリーの筈なのに、強烈過ぎる
キャラの小朝・父が大暴れして話が進まないよ。^^
作者もあとがきで言ってるように深く考えないで楽しむ漫画ですね。
本筋はどうなったの?なんて突っ込まずに、小朝の天然振りや篠の空回り振り、
そして小朝・父の暴走振りを楽しめば良いんです。
安永さんのギャグやテンポは昔のままだと思うので、この人のファンなら迷わず
どうぞ。安永さんを知らない人にはアクが強すぎて駄目な人もいるかと。
「狼の口」が面白かったので作者買いした短編集の「鎧光赫赫」は、正直言って
恐ろしく微妙な作品だった。O_o
好きな絵柄でキャラクターや設定にも惹かれるものがあるんだけど、ストーリー
に難があると感じたものがいくつか。「そこで終わりかよ!?」と思わず突っ込
んだほど中途半端なものまで・・・・・・。
収録作の中にはエマのアニメ化応援漫画「舞子の部屋」という作風の違うもの
があります。これは森薫さんのファンには嬉しい内容かも。
そんな感じで、ぶっちゃけ人にはお薦めし難い内容だったなと。残念。
2010年04月17日

前にコメントでお薦めされた夏の前日をゲットしてみた。
著者はアニメにもなった「恋風」を描いた人です。
イケメンだけど不器用な性格の美大生と年上な和服美人のラブストーリー
ですね。今のところは。主人公の哲夫がツンデレだったり。(笑)
普段は作品のことなどで悶々としていて気難しいけどたまにデレます。
和服美人の晶(アキラ)さんは、雑誌でエッセイを書いたりしてる社会人。
この1巻では、二人が出会って付き合い始め深い仲になるまでが描かれてる。
他には、同じ美大に通うとある女の子を哲夫が気にしてたり。
たぶん、この娘が絡んだ三角関係になって行くと思われ。
哲夫のナイーブなところが時に痛いけど、それを包み込んでくれる晶さん
にこっちまで癒される〜。自分はすっかり晶さんのファンになったので、
2巻も買わせて頂く所存。この作品は、「水の色 銀の月」という単行本の
過去を描いたものなんだとか。それを読めば、哲夫たちの行く末が分るらし
いけど、これは読むべきかどうか悩むところだなあ。
トリアージX(イクス)は、今度アニメ化される「学園黙示録HIGHSCHOOL
OF THE DEAD」で作画を担当してる佐藤ショウジさん単独の作品。
とりあえず女性キャラを眺めるだけで幸せになれます。^^
話的には仕置き人ですよねこれ。社会の悪を倒す組織って感じ。
1巻ではまだ大きな動きはなかったのけど、普通に面白いと思う。
今後、より大きな悪と戦っていくバトル志向と魅力的な女性キャラと主人公
を絡ませる恋愛志向のどちらに軸足を置くのかで評価が分かれそうな予感。
2010年04月15日
2ヶ月ぐらい前にちょっと触れたけど、未だに人気があるので。

恐らく、マンガ大賞を受賞した「テルマエ・ロマエ」の影響で同じ著者の
「モーレツ!イタリア家族」にも人気が飛び火してるのでしょう。
実際、自分もそれで買ったようなもんだし。
それで肝心の内容ですが、まず絵柄はテルマエとかなり違います。コミック
エッセイなので、描き込みの少ないアッサリした絵で表紙のまんまです。
ストーリーは、著者の旦那であるイタリア人男性とその家族との生活を赤裸々
に描いたぶっちゃけコメディ。タイトル通りのモーレツぶりが笑えます。
この家族でモーレツなのは何故か女性ばかりで男性が大人しいのもツボ。
そんな女性陣の一人が夫の妹になるローザ。


ワイルドタイプ。このワイルドさはラテン美人の絶対的要素なんだとか。
そして、そこへ現れた日本からのお客さんが右の画像のルリ子さん。
イタリア娘がジャングルのジャガーなら彼女はさながらかよわい森のバンビ
ちゃんと著者は形容されてます。ある日、ガーテンパーティを開くと参加した
若いイタリア女性から激しく敵視されるルリ子さん。ブリブリなワンピースや
媚びた態度などが反感を買ったようです。そしてパーティが盛り上がってきた
ところ、ローザがふと気付くと恋人のマリオがいない・・・・・・・ルリ子も。
著者が悲鳴を聞きつけて駆けつけてみると、そこには倒れたマリオとルリ子の
尻を踏みつけて泣きじゃくるローザの姿があったそうな。
これって正に、この手の日本人女性が海外へ行ったら起しそうな/巻き込まれ
そうなトラブルじゃないかなあと前から思ってたんで、やっぱり実際にあるんだ
と妙に納得しちゃうエピソードで興味深かったよ。
管理人が一番面白かったのは、夫の母親が日本へ行きたいと言い出し結局9人
も日本へ連れて行く事になった話。外国へ行ってもパワフルで自由奔放な彼女
達の珍道中がかなり笑えました。

旅館の大浴場では人前で裸になることに抵抗アリアリだったけど直ぐに適応し
た様子。京都の駅前は全然古都じゃないとガッカリだったらしい。
あと、綺麗で華やかな浴衣よりも旅館のシンプルな浴衣が気に入ったそうです。
他にもイタリアの習慣や生活様式などに著者が戸惑うという楽しいネタが描か
れてますよ。不満点はコミックエッセイ形式なのでページ数が少ないことかな。
約130ページほどで普通の漫画(約180ページ)に慣れてると、ちょっと物足り
なさを感じるかも。それから、テーマが夫の家族中心なので仕方ないのだけど、
もう少しイタリア自体のことを知りたかったかなあという気がした。
総じて、気軽に読めて笑える良作だと思う。値段分の価値は十分にあるかなと。
自分はかなり気に入ったのでこの家族が登場する続編も買うつもり。
2010年03月25日

思わず表紙買いしてしまった「悪の華」だけど・・・・・・・・・病んどる。O_o
中学生の文学少年・高雄は大好きな佐伯さんの体操服+ブルマーを出来心
で盗んでしまうが、それを教師に向かってクソムシと言い放つ危険な少女
仲村さんに目撃されていた。私も変態なのと言う仲村さんに脅されて彼女
の言うことに従う高雄は、佐伯さんとの初デートに盗んだ体操服ブルマー
を服の下に着て行かされるのだった・・・・・・・・。
個人的には非常に続きが気になるのだけど、人にはあまりお薦めできない
漫画かなと。あ、表紙の仲村さんは学校ではメガネっ娘だったよ。
ファンタジウムは相変わらず安定してるんで安心して楽しめるなあ。良の人気
も本格的になってきたんで、今後更に登りつめるのか、営業的には一度挫折を
味わうのか気になるところ。そして良ファンクラブの再登場はあるのか!?^^;
2010年03月22日
「この表紙は・・・・・・・・・ゴクリ」という男達の非常に強いテレパシーを勝手に
受信したので、実際どんなもんなんだと人柱になってみた。

気になるシンバシノミコですが、表紙の女性は宮間一子(みやま いちこ)さん。
なんと商社のOLさんでしたよ。
てっきり、どこかの神社の娘がお祓いする漫画だろうと思ってた。
この設定で一子さんだけじゃなく、ストーリーの方にも興味が湧いたかな。
それになんと言っても巫女姿だけでなくOL姿の一子さんもイイ!(笑)

コメディパートも結構クスっとくるネタがあったり。
決してお色気だけじゃないんです。
1巻の最後には一子さんの妹の二葉も登場。
一子さんは新橋の巫女で二葉は秋葉原の巫女らしい。
少しだけ物語のスケールが大きくなったかも。
とはいえ、基本は一子さんを愛でる漫画だと思われ。
巫女好きな Oppaian 向けです。ちなみに自分は買って後悔してません。(笑)
2010年03月20日

ほんわかした表紙絵とタイトルに惹かれた「高杉さん家のおべんとう」。
儚げな美少女に見えた久留里ちゃんは、結構気の強いところもある12歳の
中学生だったよ。冷たいまなざしで「キモい」と言われ時は、ズキュンと、
もといビックリした。内容的には、三十路男と中学生女子が同居すること
になり、おべんとうを通じてすこしずつ歩み寄っていく家族ドラマ。
結構気に入ったので2巻も買わせて頂く所存。
2010年03月17日

品薄で発売日に届かなかった響子と父さんをやっと読めた。だけどこの漫画、
一体どう表現したら良いんだーーー!?!?
参ったなあ。それ町の作者だからこういう感じなの分ってたけど・・・・・・
とにかく日常漫画なのは間違いないです。
日常漫画の傑作というと「よつばと」が真っ先に浮かびますが、あの作品は
幼いよつばの無邪気な視点で日常を切り取り、何ていうか砂糖を入れた牛乳
のような甘くて懐かしい味がする。それ町は、主人公が女子高生で巨乳の
友達や小学生のツンデレ、恋愛要素などもあって甘酸っぱいリンゴジュース
の味があったりする。翻ってこの響子と父さんは、そういった味付けがほぼ
全て削ぎ落とされていて、しかも主人公が60過ぎのお父さん。
もうね、熱くて渋い緑茶ですよ。
自分は好きで割と楽しめたけど万人にお薦めすることはできない。
だから、日本茶が好きな人は是非どうぞという感じです。
あぁ、どんなレビューだよこれ。^^;
2010年03月14日

一緒に注文したド本命の「響子と父さん」は品薄で届かなかった。orz
せめていつ頃送ってくるのか教えて欲しかったなあ・・・・・・・
それはさておき、バガタウェイの2巻ですが、高校生の女子ラクロス部に
中学生が2人(双子)参加してきた。競技人口が少ないこともあって、他の
運動部にないような特例が認められてるんだね。知らなかったよ。
あともう一人部員が加わってやっと人数が揃い、初めての練習試合。
このチームが出来上がって少しずつ強くなっていく最初の過程が、ドキワク感
があって楽しいわあ。部長は初心者の部員やチーム全体のことを考えて動きを
抑えてるみたいだけどその内リミッター解除した姿が見れるはず。
3巻では主人公が覚醒したのも束の間、何やら壁にぶつかりそうだしホント
続きが気になって仕方ない。早く4巻を出しておくれー。
百目の騎士は、帯の「私とお前は " 姉弟 " だ」という文句にやられた。
この言葉と表紙の凛々しいお姉さんだけ見てゲット。
うーん、でも何だか想像してたよりもシリアスな内容だったり。
しかも掲載誌がなくなったとかで2巻で終わってるとか。
結構、惹かれるものが多い漫画だったのでちょっと残念。
2010年03月12日

レビューに高評価が並んでたんで期待してたハルシオンランチだけど、
これはまた想像の斜め上を行くトンでもない作品だった・・・・・・・・。
外国人たちがこの漫画を読んだら恐らくほとんどがこう言うはず。
「 What the fuck!?(何じゃこりゃぁああ!?)」
沙村さんの漫画は無限の住人しか読んだことのない自分は、あまりの
ギャップにしばし呆然。こんな漫画を描く人でもあったんだなあ。
単行本の帯にも書いてあったけど、明らかにギャグ漫画。
何ていうか、作者の脳内だだ漏れな感じのフリーダム過ぎるギャグが
かなり笑えましたよ。ヒロインのヒヨスも可愛いだけでなく無軌道な
不思議ちゃん振りが面白い魅力的なキャラでした。
無限の住人の直球とは違い、何処に飛んで行くか分からないナックルの
ような変化球でしたが、このテンションが続く限り付いて行く所存です。
ファンラジウム2巻ですが、相変わらず良いですよ。
主人公のキャラが立ってるから、これからどうなるの行く末を見届けたく
なる。よって3巻も引き続き購入決定。
2010年03月10日
バクマンの蒼樹嬢がついにデレたと聞いたので!

や、やばい・・・・・・・噂には聞いていたけど蒼樹さんが可愛い過ぎるっ。
なにこの破壊力。三吉じゃもう比較にならないし、亜豆をも凌ぐ勢い。
これまでの高飛車モードから一転、乙女モード全開というギャップがあざとい。
初登場時から蒼樹さんには注目してたけど、これほどのポテンシャルを秘めて
たとはね。負けました・・・・・・小畑・大場コンビには素直に完敗です。
それは認めるんでお願いだからこのまま蒼樹さんとの絡みを増やして下さい。
本筋のストーリーも相変わらず熱くて面白いし、まさかの岩瀬さん再登場で
秋人ハーレム編に突入しそうだしで目が離せない。
これは本当に秋から放送される予定のアニメ化が楽しみだ。
海外にはコミックライターじゃなく漫画家になりたいという人が多いから、
アニメの海外反応も面白くなりそう。むろんデレた蒼樹さんへの反応も。^^
2010年03月7日

書店員やネットで評判が良いらしく、amazonのレビューも悪くなかったので
放課後のカリスマの3巻をゲットしてみた。1〜2巻は読んでません。O_O
舞台は、偉人のクローン達が通うセントクレイオ学園。偉人のクローンという
とRODを思い出し偉人同士の超能力バトルかと想像しちゃいましたが、そう
じゃなかったです。むしろ派手な偉人ぶりはほとんど見られなくて、偉人のク
ローンであることによる葛藤と周りの大人たちに翻弄されて行く話がメインと
いう感じでした。1〜2巻を読んでないので正等な評価はできないし、この3巻
だけの感想になるけど、自分はそんなに惹かれるものがなかったですね。
一番残念だったのは、主人公である史郎(しろう)が活躍しないこと。
状況に振り回されるばかりで、何もしない(何もできない)んですよ。
だから、読んでいてスカっとしない。スケールの壮大なストーリー漫画なので
今はまだ雌伏の時期なのかもしれませんが、何か一つぐらい主人公に見せ場を
作って欲しかったなと。でも、ヒトラーやナポレオン、フロイト、一休、西太后、
モーツァルト、ナイチンゲール、ジャンヌ・ダルクなどなどの面々が学園に集い
オリジナルにできなかった事を成し遂げるという設定は凄く面白いと思うので、
もう少し様子をみよう。鈴木先生は1巻を読んでハマった時に、もう最後まで付い
て行くと決めたので。(笑) この9巻でも、相変わらずのセリフの多さに圧倒さ
れ、慣れたはずの中学生のドロドロした内面に鬱にされ、そして小川さんの神様
ぶりに癒されるというルーチンをこなしました。10巻もドンときやがれデス。
この漫画を知らない人はとりあえず1巻だけでも試しに行ってみて下さい。
2010年03月5日

名作の香りを嗅ぎ取りトライしてみたファンタジウム。表紙を見て手品
の天才少年がガンガン活躍する話かと思ってた。主人公の少年もキャプ
テン翼の翼くんみたいに好きなこと一筋で朗らかな性格だろうなあと。
でも違いましたね。手品がストーリーのメインにあるのは確かだけど、
テーマは人間ドラマな印象。人間ドラマだけに人物中心なので主人公の
性格も良い意味で一癖あったりします。舞台の上で多くの観客を前に落
ち着いて大人顔負けの凄いマジックを披露するかと思えば、自分自身と
家族に問題を抱えていて子供らしい危うさも見せる。何かこうほっとけ
ない気にさせる魅力があったり。メインキャラの一人で社会人の北篠は
正にそんな主人公に魅せられて彼をステージに立たせたり、一緒に暮ら
し始めたりする。その北條や家族とぶつかり合いながら少しずつ成長し
て行くというプロットかな。それで肝心なのは面白いかどうかですが、
まず主人公の少年がキャラとして魅力的でやる時には活躍するのが好印
象。ストーリーも普遍的な人間ドラマなので万人受けしそう。ただ、ドッ
カーンというほどの大きなカタルシスは感じなかったし、作者が女性と
いうこともあってかヒロインにあたるキャラがまだ登場してません。そ
こがもの足りなく感じる人もいるでしょう。個人的には、かなりこの作
品に惹かれたので迷わず続巻もゲットするつもり。この主人公が今後ど
うなるのか凄く気になる。要するにハマりました。^^
アザゼルさんの方は相変わらず面白いのだけど、何かが欠けてるなあと
気になった。あ、これ、キャラが増えてきた煽りでアザゼルさんのボケ
が不足してるんだ。自分がこの漫画に一番求めてるのがそれなので、妙
に食い足りない感じがしたんだなあ。まぁそれでも十分面白いけど・・・
2010年03月2日
買い忘れてた漫画を今さらながらゲット。

12歳の男の子のところへ嫁いできた20歳の嫁。
もうこのシチュエーションだけで妙に燃えてしまう自分が悲しい。
しかしこれ、絵がハンパじゃないですね。
細かい描き込みが凄いです。何ていうか作品への圧倒的な愛を感じる。
舞台は19世紀中央アジアのカスピ海周辺。こういう自分が馴染みのない
場所や時代の話は大好物なんでこれも高ポイント。
ストーリーは中盤まで落ち着いたムードの中、キャラ達の日常が描かれ
ていてここが退屈と感じる人もいるかもしれない。でも、途中で一騒動
あって2巻での波乱を予感させてくれてます。主人公の姉さん女房アミル
は、強く優しく美しいが天然という魅力たっぷりのキャラ。得意技は弓。
草原に馬を駆けウサギを追い弓で狩る姿が凛々しい。そして、仕留めた
ウサギを片手で掲げ12歳男子の夫に見せる時の笑顔が眩しい。
そんなアミルさんを堪能したい方は買いです。(えー
それ町6巻は同時期に出た単行本ということで。
個人的には大好きなんですが、何も派手な事は起こらない日常漫画だから
趣味じゃない人もいるでしょう。エビちゃんの誇張されてないリアルな
ツンデレぶりが素晴らしい。妹の「なぜオメガスティックをつかわなかっ
た・・・・・・」で盛大に噴いた。やっぱこの漫画好きだわ〜。
2010年02月25日
きっと面白いと信じて人柱になってみた。^^

かなり期待していた「狼の口」ですが、うん、これ良いと思う。
舞台は14世紀初頭のアルプス地方。ドイツとイタリアを結ぶ関所のある
ザンクト=ゴットハルト峠を中心とした物語です。この峠はもともとシュ
バイツ、ウンターヴァルデン、ウーリの同盟自治邦によって支配されて
いたけど、オーストリア公のハプスブルグ家が交易の莫大な利益を求めて
占領する。そして同盟自治邦たちは反乱勢力となり独立を目指しているが、
戦力差を埋める為に難攻不落の関所であるゴットハルト峠「狼の口」を
破り増援を呼ぼうとしてる状況。でも、この狼の口を守る番人ヴォルフラ
ムが一見温和に見えて実は非常な男です。だからストーリーも必然的に容赦
の無い方向へ・・・・・・。もしかしたら、ここが受け付けない人もいるかも
しれないですね。個人的には歴史物は元からツボだし、特にこういう学校
でもほとんど習わないような話は大好き。ストーリー的には、まだほんの
序章という印象で主人公が誰なのかもハッキリしてません。これは次の第
2巻が勝負所じゃないかなあ。そこで傑作になるかどうか絞れてくるかと。
漫画のお約束であるご都合主義の薄い容赦無しの歴史物が好きな人向けだ
と思います。自分は2巻も買う気マンマンですが。
「真昼に深夜子」は上手く説明できないけど何か魅力のある作品だった。
ボーイッシュなんてレベルじゃない男勝りの少女真昼(まひる)が主人公。
ここまで男受けしないヒロインで良いのかと心配になったけど、途中でそ
ういう要素も出てきて一安心。ストーリー的には、お互い願いを叶える為
に真昼が幽霊の深夜子(みよこ)の人助けを手伝うという感じ。普通に面
白かったけど続きが凄く読みたいとまでは思わなかったなぁ。残念。
話は変わりますが、コメントで「マジンガー乙女」のレビューをしてくれた
方、本当にありがとうございました。参考になりましたです。<(_ _)>
2010年02月21日
鋼の錬金術師の作者による百姓漫画が届いた!

amazonのレビューが軒並み高評価だったんで買ってみましたよ。
今現在、24人のレビュアー全員が最高評価の5つ星をつけてるし。
それに、ハガレンと同じ作者というところも惹かれたので。
早速読んでみたけど、やっぱりこれ面白いよ。
私の血には牛乳が流れているとまでのたまう百姓貴族の荒川さんが、
北海道で代々農民の家に育ち農業に従事してきた実体験をコミック
エッセイで語るという内容。その話自体も興味深くて楽しいのですが
とにかく荒川さんが全編に渡ってテンションが高い。そして黒いっ!
思わず「桜ひね吉」が頭をよぎるほどブラックなシーンも。(えー
ここまで赤裸々に自分をさらけ出した荒川さんに感動したっ。
荒川さんのお父さんもかなり良い味だしてるし、動物達には和んだり
ホロリとさせられるし、食糧事情を考えされたりと見所は多いです。
そんな感じで個人的には当たり。続巻も買うから早く出してー。
モーレツ!イタリア家族は、少し前に紹介した同じ作者のテルマエ・ロ
マエがかなり面白かったので作者買いしてみた。まだ読んでないので
もしこれも当たりだったらまた感想を書かせて頂く所存。
2010年02月17日
レビューで絶賛されていた漫画をゲットしてみた。

期待のテルマエ・ロマエですが、評判どおり面白かった!
舞台は紀元128年のローマ帝国。時の皇帝は五賢帝のひとりハドリアヌスで
す。主人公は設計技師のルシウス。しかし、彼のアイデアは古いと5ページ目
で事務所を首に。そんな彼が、友人と公衆浴場で湯に浸かっていると排水口
に引きずり込まれ現代の日本の銭湯へタイムスリップ。そこで目の当たりし
た日本の風呂文化に強烈な衝撃を受ける。そしてローマに戻った彼は・・・・・・
この1巻には、5話収録されてるんですけど、全て同じ様な内容の繰り返しで
す。ルシウスが様々な浴場で日本へタイムスリップし、そこで影響を受け、
ローマに戻ってきて活躍するという、見事なまでのワンパターンぶり。
しかし、それがどれも面白くて飽きないんですよね。それどころか、もっと
読みたいと思わせられる。このパターンでどこまで続けられるのか見届けた
い、なんて気にもさせられた。(笑)
真面目で職人気質のルシウスも見ていて気持ちの良い男で好感度が高い。
古代ローマの歴史や日常も垣間見れて知的好奇心も満足させてくれます。
そんな感じで管理人的には大ヒット。これはもう次巻も買うよー。
2010年02月13日

もやしもんの石川雅之さんが推薦してたバガタウェイだけど、
これ熱い!そして面白いよ!!
ラクロスというあまり馴染みのないスポーツがテーマ。
必然的に女性だらけだから、キャラ萌えがメインなのかなあと
予想してたら、ズバッと裏切られた。良い意味で。痛快に。
ちゃんとラクロスやってます。^^(当たり前だ
しかもスポーツ漫画の王道な感じで燃えるんですよ。
それだけでなく、キャラクター達も魅力的な娘が揃ってます。
一生懸命に努力しラクロスに打ち込む姿に、萌えるというより惚れる!
さらに、コメディパートが何気に笑えます。
絵柄もメリハリの利いた線で立体感があってかなり好きな部類。
今、この漫画にどれぐらい知名度があるのかは知りませんが、絶対に
もっと評価されて良いはずっ。ヨシ、1〜2巻も買おう。(えー
2010年02月11日
欲しかった漫画ゲットしたどーーー。

純潔のマリアですが、読み始めて2秒、巻頭カラーページで愕然!
マリアさん、いきなりエッチしてるやないですかっ。O_O
「どこが純潔やねん
単行本組みの大半の読者がここでそう突っ込んだと思われ。
続きを読めば、なんだそういう事かと納得するわけだけど、
「かんなぎ事件」がふと頭をよぎりましたよ。
とんぬらさんは、もう猫のとんぬらさんを見てるだけで笑顔に
なってしまうある意味卑怯な作品。もちろん褒め言葉です!
属性としては、コメディ+癒し+萌え+微エロな印象。
まだ両方ともざっと読んだだけなので感想はまた今度書かせて頂きます。